dead or alive【歌詞】
野に咲く花のように弱く強(したた)かに
弱肉強食の中で手折(たお)られても
真っ直(す)ぐ凛と立って
死をも受け入れ
死にも抗う
自分次第で略奪される世界の理(ことわり)
生か死か
華やかに、儚く、生き死にをどう甘んじてその心で受け入れるか
嗚呼、気高さの咆哮(ほうこう)の鳴く方へ
己へ向けられた視線の先で震える刃をどう鎮めるか
その時に真っ直(す)ぐに心の刃の弱さを見詰(みつ)める窮地(きゅうち)
斬(き)り斬(き)られるか
否(いな)、心が死ぬか息を吹き返すか
導く指先、指し示すfuture(未来)
星が堕ちる
嗚呼、甘んじて受け入れよう
己の弱さが己に向けられた刃になることを
過去からこの今、刻まれた傷痕(きずあと)
体の痛みも心の腐敗も嗚呼
強さの一端(いったん)を得られた時、視線を向け睨(にら)むは己だと知る
すべてを巻き込む稲妻
轟(とどろ)く落雷
真っ暗な闇の中、咽(むせ)び泣く
それで手に入れたか真の姿
葛藤、困惑、dilemma(ジレンマ)
嗚呼、嗚呼、気高さの咆哮(ほうこう)の鳴く方へ
round of applause(拍手喝采)
そんなもんが欲しいんじゃない
命の激情、燃え滾(もえたぎ)る方へ
努力する偉才(いさい)は最強
なら必死でしがみつく凡人(ぼんじん)は何なんだ
嗚呼、月のように太陽のように
そこにただ佇(たたず)むだけ
今と言う蟲(むし)が答えを聞かずに追い掛けてくる
雑に未来を見せつけようと
それは薔薇色か灰色か
そんなのどうだって好(よ)い
怒号(どごう)、阿鼻叫喚(あびきょうかん)
悦楽、快楽(けいらく)
そして、一匹狼になり吠える
難解な質疑応答
ぞんざいに扱われることには慣れた
それに甘んじて、磨き上げること忘れるな
己を忌(い)み嫌い、斬られることに慣れるな
己を讃えることに一目(いちもく)置け
衆目一致(しゅうもくいっち)
客観的に己、凝視し、俯瞰(ふかん)
修羅の道に身を置くのか
嗚呼、尊さの刀を抜く方向へ
抜刀(ばっとう)し、己の闇夜を幾つも斬る、弱さだけが悪ではない
その瞬間に流れた血は赤か黒か見極める刹那(せつな)
真偽を確かめる
否(いな)、腐敗してるか清廉潔白か
勇(いさ)む足先、蹴飛ばすhate(憎悪、反感を抱くこと)
月が満ちる
激動の時代に入った
激しく変化し、予測不能の事態に陥(おちい)る
イレギュラーも乗り越えること求められ
苦悩、優越感、達観、悦楽(えつらく)
すべての感情を持ち合わせ
生するなら死もまた連れてくこと
野に咲く花のように弱く強(したた)かに