声色【歌詞】
あなたの声色(こわいろ)が魅力的で口ばかり見てた
感情無常なんて歳はもうとっくに過ぎて
過大なハートを心臓に蓄えてて
電気を発電するように
感情を発電するようになったの
それだけ大人になったってことかな
だからね、今すぐアクションを起こすとかは無いの
ただ今はあなたの声に耳を傾(かたむ)けてることが幸せなの
花火があがって、カラフルな光があなたの顔を彩(いろど)る
なんて素敵なことでしょう
私は感動するの
ただ隣りにいることでこんな感情が得られることを私はまだ知らない
知らない振りをして、込み上げる熱を抑えるの
だって止まらなくなるじゃない?
この感情がね
壊しちゃいそうよ
感情過多でこの体(器︙うつわ)
大人だから取り敢(あ)えず
あなたから眼を逸らして、アルコールみたいな感情を飛ばす
少し水を飲んで、深呼吸をして
またあなたの声色(こわいろ)を聴き直すの
ちょっとこの感情があなたの中で重くならないように
そう祈って
唇ばかり見てるの
何であなたはあなたなの?そう問うばかりの夢
証拠隠滅なんてして、あなたに興味無い振り
敢(あ)えての、その気は無いような顔
けど想いは丸くて柔らかい
急発進する感情はもう過ぎたの
他の誰かに取られるのは嫌だけど、私のところへ来たくなるように
勿忘草(わすれなぐさ)を置いてきてはあなたを見る
もしも、私があなたの好きな香りならいいな
ただ今はあなたと、こうして居ることだけで幸せだから
静かになった夜空は星で輝いてる、さっきまでの喧騒が嘘のよう
なのにあなたは素敵なままで
私は高揚(こうよう)してる
ただ隣りにいることでこんな感情が得られることをまだ誰も知らない
あなたの優しい想いが他の誰かの熱になることはまだないと思うの、多分
私が第一発見者
壊れちゃいそうよ
あなたはとても優し過ぎるから
心配になりそうだけど
あなたから心を逸らして、そんな感情は少し行き過ぎかな
ちょっと心を弾(はず)ませて笑おう
またあなたの声色(こわいろ)で素敵笑い
とてもクラクラしては感情が段々と高鳴っていく
花火は終わったのに
そう思いながら
唇ばかり見てるの
突然、花火があがった
あなたを花火が染める
あなたの唇が動いて何かを言った
唇が動いたすべてを眼で追ってた
あなたは最後に素敵笑い
わからないまま
聴き直すのも、あれかなんて思って
ただ静かに花火に染まるあなたを見てた