【シーズン7】プラチナとダイヤを駆け上がる純メルフィーデッキ解説【マスターデュエル】
※2022年7月のマスターデュエル環境にて書いた記事となります
※2023/6/7追記:シーズン17でプラチナ1到達した記事を公開しました!
相も変わらず純メルフィーを使っているアルベールです。
シーズン5からダイヤモンドが追加されましたが、相剣、デスフェニ、そして勇者にふわんだりぃずと様々な強テーマも実装されてきました。
最近はおサボりして時間をあまり取れていませんが、一応シーズン5は相剣後でダイヤ到達、6と7もプラチナ到達までは行っています。
前回のシーズン3プラチナ1到達メルフィー解説記事も合わせてお読みいただけると幸いです。
また、メルフィー基礎講座も始めました。こちら順次更新していきますのでこれからメルフィーに触れる方は参考にしてみてください。
本記事も後半の採用カード・不採用カードは有料です。
今回は前回の記事からの構築の変遷も記載しておきます。
お疲れ様の労いでちょこっとカンパしていただけると嬉しいです。
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最終的な構築について
前回のプラチナ1到達記事からはだいぶ構築・考え方を変えました。(バージョンも試行錯誤の結果大きく上がっていますね)
EXデッキはほぼ変わっていませんが、それぞれの採用理由には前回以上に理由ができたので納得の構築ができたと思います。
また環境の変化からアーゼウスを出す確率が増えました。とはいえセイントレアが搭乗する方が多かったですが……
環境と考え方について
今までの考え方として、わくわくメルフィーズを出すことが至上命題だと思っていました。
正直森のメルフィーズは軽視して、保険程度の扱いをしていたと思います。
シーズン3の記事でもそのような書き方をしたと思いますが、最近の環境ではわくわくから(カラントーサで2破壊で)止めることが難しくなってきました。
理由としては手数の多さ、破壊された場合もしくは墓地効果、強力な効果や高い攻撃力など環境が加速したことが挙げられます。
相剣デスフェニ環境になってから、v2.7(デッキのバージョン管理)のメルフィー構築では勝てなくなり悩んでいました。
様々な構築を試してバージョンも3、4、5と重なっていきましたが、しっくり来るものが無くスランプと化してプラチナ5で停滞する日々でした。
このままでは駄目だ、と思いカードを見直していた時、試しに初心に帰って森のメルフィーズを使用してみようと思い立ちデッキを組み直したところ意外にもうまくハマった手応えを感じたことを覚えています。
更に相剣から赤鞘とバロネス(とデスフェニ)を構えて後攻を渡された時でも挽回できるように、結果として冥王結界波を3投しました。
最終的にバージョンは6.1でかなり安定し、少なくともダイヤまでは行くことができています。
それ以上は時間が足りず試せていませんが、ダイヤ1も夢ではないのかな、と思っています。
ともかく展開として初動で優先的に出すのは森のメルフィーズになりました。
ある意味では前回の構築と展開が尖っていたのかもしれませんが、わくわくはダメージのテンポが速くなるので悪いことではなく、あくまで環境に合わせて変化しただけです。
回し方について
前述の通り、先攻の場合まずは森のメルフィーズを出すことを優先します。
そもそも何故わくわくではないかといえば、妨害手段が2種類(パピィ→カラントーサ、パピィ手札に戻って森の効果)に増えることで対処できる範囲が広がるからです。
パピィからカラントーサでフィールドのカードを1枚破壊するのはメルフィーの基本戦術ですが、効果破壊や墓地へ送られた場合をトリガーとする効果や墓地効果、もしくは簡単に蘇生されて再度利用される場合がかなり多くなりました。
そこでモンスターはフィールドに残りますが、永続の効果無効と攻撃不可を付与する森のメルフィーズ側で相手を無力化させた方が有効に働く場面も多くあったと思います。
リンクやシンクロの素材にはされますが、そもそも初動で1回止まると手数の多いデッキか運が良い場合を除き展開を中途半端なタイミングで止められることもかなりあります。
また先攻では基本的に相手のデッキが見えないため、安定択を取った形です。
初動の動き
初動札:
魔獣の懐柔 3枚
レスキューキャット 3枚
素早いビーバー 3枚
レッド・リゾネーター 3枚
前回のv2.7と比べレッド・リゾネーターが1枚増えて合計12枚になりました。
うららやG、無限泡影対策の抹殺の指名者も3枚になっています。
※どうやらマスターデュエルはOCGと別環境で今後も続きそうなので、使えるうちは使おうと思います
①魔獣の懐柔
相変わらずメルフィー最強の初動札です。
このカードを引いた場合、先攻1ターン目ならこれから始めます。
出すのは多くの場合カラントーサ、手札にいないならパピィ、そしてキャシィもしくはフェニィです。
カラントーサ以外の2体で森のを作り、森の効果でパピィを素材から使っておいかけっこをサーチします。
おいかけっこでパピィを蘇生し、パピィとカラントーサでわくわくを守備表示で作ってターンを渡します。
もしパピィが手札にいれば上記をキャシィにして、パピィはエンドフェイズに特殊召喚します。
召喚権を使わないのでまたパピィをサーチして通常召喚でも良いのではないか、と思うかもしれませんが、おいかけっこを使うことで墓地の魔法カードを1枚増やせる(詰めでアクセスコードを出しやすくなる)のでこちらをおすすめします。
②素早いビーバー
ビーバー通常召喚からビーバーをリクルートし、森に繋げます。
森からパピィをサーチし、エンドフェイズにパピィを特殊召喚してターンを渡します。
もしビーバーとレスキューキャットがどちらも手札にいる場合、森を優先するため初ターンはビーバーを召喚してください。
レスキューキャットはわくわくに繋げたり戦術の幅が広がるので、2ターン目以降で使用したいカードです。
③レスキューキャット
上記どちらもできなかった場合はレスキューキャットから、使わなさそうなモンスター(状況によりますがメルフィー2体など)で森を作り、パピィをサーチしてエンドフェイズ特殊召喚もしくはおいかけっこで素材のパピィ蘇生です。
④-A レッド・リゾネーター+レスキューキャット
この組み合わせであれば、魔獣の懐柔と同じく森+わくわくの布陣になります。
レッド・リゾネーター通常召喚、効果でレスキューキャット特殊召喚、レスキューキャットでカラントーサとパピィを特殊召喚。
レッド・リゾネーターとパピィで森を作り、パピィを使用しておいかけっこサーチ。
おいかけっこでパピィを蘇生し、パピィとカラントーサでわくわくになります。
ただ手札次第で次ターンで場を壊滅させられた時に切り返せない可能性が出てくるので、キャットだけでもいいとは思います。
④-B レッド・リゾネーター+レベル2モンスター
一応森には繋がるため、森+パピィにはなります。
⑤なんとかパピィだけ引けている
パピィをエンドフェイズに特殊召喚してターン渡します。
相手が増殖するGを持っていれば、大体は使ってくれます。
⑥初動札が無い
諦めて次ターンが返ってくることを祈りましょう。
後攻だった場合の動き
モンスター効果で制圧されていたとしても、冥王結界波を抱えており、かつ魔獣の懐柔以外で2体展開できるならかなりチャンスです。
その場合は2体でセイントレアをエクシーズ召喚、攻撃してからメイン2でアーゼウスを重ねて一掃できるためです。
赤鞘バロネスやデスフェニも止まりますし、実際にあった例としてはジェネレイド相手でハールに無限泡影を使い、そのハールにセイントレアで攻撃してセイントレア効果で手札バウンス、アーゼウスで王の舞台などを墓地送りしました。
ジェネレイド、特にハールは墓地よりも手札に戻される方が辛いtipsです。
そのまま流れで勝ちました。
また上記ができない場合でも、相手の制圧状態と手札状況によっては相手ターンで盤面を削ることも可能です。
その場合わくわくをカラントーサ素材で作り、ドローフェイズなどに分離して破壊なども視野に入ります。
これを行う場合、チェーンがAutoだとできませんので、自分エンドフェイズにONにするようにしましょう。
その後はAutoに戻して大丈夫です。ちょっと面倒でもOFFは時々やらかすのでおすすめしません。
相手ターンと2ターン目以降の動き
わくわくが立っている場合、相手が
・起動効果持ちモンスターの召喚・特殊召喚
・召喚権を使ってリンク召喚などをしようとしている場合
・大型モンスターが出てきた場合
※いずれも効果破壊トリガーや墓地効果が無いか強力ではない場合
・起動効果の永続魔法やフィールド魔法、ペンデュラム
などを行ってきたタイミングでわくわく分離・カラントーサで破壊を行います。
前3つはパピィからカラントーサに繋げる場合でも同様です。
森+パピィであった場合、かつ破壊したくない場合はパピィからキャシィなどに繋げ、カラントーサではなく森効果で止める場合もあります。
大型モンスターやリンク召喚など行わないデッキ相手が多いかもしれません。
その後2ターン目以降は、森の効果をもう1度使いつつ、わくわくを立てることを優先します。
ただ攻撃で破壊やダメージが通る状況でない限りは、立ててターンを返すことも多いと思います。
それはそれでカラントーサ+パピィ+森(+α)、といった状況になり、相手のリソースを大きく削ることができるため反撃のチャンスを窺ってください。
相手の妨害が無くなったな、と確証が取れたらこちらのフィニッシャーに繋げます。
勝利パターン
フィニッシャーのパターンとして一番多いのはアクセスコードトーカーです。
ルートはいくつかありますが、セレーネを必ず使うため墓地の魔法3枚と、デッキまたは墓地にエフェクトヴェーラーが存在することを確認してください。
まず基本としては下記になります。
ハリファイバーをリンク召喚、デッキからヴェーラー特殊召喚。
ハリファイバーとヴェーラーでセレーネをリンク召喚、ヴェーラー蘇生でアクセスコードトーカー。
このルート単体では5300しか出ず、わくわくがいても7300なので注意してください。
もしわくわくが前ターンで分離していれば、古狸三太夫をエクシーズ召喚でき、合計11600になります。
①ヴァレリフォーン始動
ヴァレリフォーンを召喚、手札を1枚捨ててカラントーサを攻撃表示で蘇生。
1枚破壊を挟みつつハリファイバーへ。
②レスキューキャット始動
レスキューキャットからヴァレリフォーンもしくはホップイヤー飛行隊を含む2体をデッキから特殊召喚し、ハリファイバーへ。
③レッドリゾネーター始動
レッドリゾネーターで手札からレベル4以下のモンスターを特殊召喚し、ハリファイバーへ。
ここからは応用です。
④アウス+相手の墓地の地属性始動(墓地にヴェーラーがいる場合)
地属性を含む2体でアウスをリンク召喚し、相手の墓地から地属性を自分フィールドに特殊召喚します。アウスは魔法使い族なのでセレーネに繋がり、墓地にヴェーラーがいる(デッキからハリファイバーで呼べない)場合でも対応できます。
⑤マネキンキャット始動(相手のフィールドか墓地に地属性もしくは獣族がいる場合)
レベル2を2体でマネキンキャットをエクシーズ召喚し、効果で相手フィールドに特殊召喚させて問題ない地属性か獣族など(大体は増殖するG)を出させます。
マネキンキャット効果で墓地、もしくはデッキのレスキューキャットやヴァレリフォーンを特殊召喚し、レスキューキャットのルートに繋げます。
⑥レッドリゾネーター+レスキューキャット+相手の地属性始動
手札からレッドリゾネーターを召喚し、効果で手札のレスキューキャットを特殊召喚します。
レスキューキャットで2体特殊召喚し、マネキンキャットからヴァレリフォーンのルートに繋がります。
レッドリゾネーターとマネキンキャットはアクセスコードトーカーへ、ヴァレリフォーンともう1体は古狸三太夫に繋がります。
といった動きが多かったです。
また上記の他では、わくわく+キャットシャークで4000の直接攻撃を2ターンかけて実施することもありました。
採用カード・不採用カード、及びデッキ変遷について
毎度のごとく全ての採用カード・大まかな不採用カードについて説明します。
また今回は前回のレシピ(v2.7)からv6.1に至るまでの大体の変遷も記載したいと思います。
また長くなりますがもうしばしお付き合いください。
もう一度デッキレシピを貼っておきます。
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