自分だけの香り
そこそこ大人になれば、香水のひとつもつけたくなります。
その香りは、みんなもってるバッカーナ(発音はあの感じで)じゃなく、自分だけの香りだと、なお大人っぽい感じです。
最近は、毎月違った香水を楽しめるサブスクサービスもあるそうです。
季節によって変えたり、朝と昼と変えたり、洋服のように香りを変えるのもいいですよね。
といいつつも、わたしは40歳の誕生日に親しい友人からプレゼントされたCHANELのCHANCEをずっと愛用しています。
出かけるときは必ずつけますし、コロナになってからは、オンオフ気分を変えるため自宅でもつけています。
ずっと同じ香りをまとっている理由は、香りが人の記憶にふわんと残るからです。
かつて別れた恋人から「里絵ちゃんと同じ匂いの人とすれ違った」とLINEが来たことがあります。
ふふふ。
それ、作戦な。
わりとポピュラーな香水だと、街で遭遇する確率も高いでしょう。
その香りの誰かとすれ違うたび、イヤでもわたしを思い出しちゃう。
もう2度と会わない人にも、ときどきはふと存在をアピールしたい人は、ポピュラーな香水をずっと使い続けることをおすすめします。