自立とは
2023.2.10
「あなたにとって自立とは。」
恭子コーチからコーチングを学んでます。
今やってるのは、目標に向かって注力するために自分の基盤を整える「ファンデーション」
に出てくる問い。
自立とは「一人でできる事を増やして、お金を得て、一人で生活できるようになること」
って最初に書いてみて、なんかモヤモヤ☁️
うーん🙄
ウーン🤔
っていろいろ書き出してみて気付いた
違和感の原因は
「一人で生活できる」ってところ。
例えば「米を食べる」。
作る人がいて、仕分ける人、運ぶ人、売る人。それから道具を作る人がいて、飲める水を配る人、電気を送る人…。
細かく分けたらキリがないたくさんの人を経由する。
(虫や菌、土など無生物のお陰も含むかもしれない。)
結果、紙切れを渡して、米を受け取って、蛇口をひねって、ジャーのスイッチを押せば飯が食える。
「紙幣」と名前を付けられた紙さえ渡せば、大抵手に入るように見えるから、「一人で何でもできる」…ような気になってしまう、だけ。
つまり
「一人でなんてとても生きていけてないんだな」
ってことが違和感の原因。
いつも誰か(何か)に生かされている。
と言うことは、自分も誰かを生かすためにやれることがある。
やれることも大小あって、やり方も人それぞれ。
スーパー「ライフ」のレジ店員さんだって、かけがえない。
例え一人くらいいなくて隣のレジいけば済むように見えても。
隣も、その隣も、誰もレジにいなくなってしまえば、お金を受け取って米を渡してくれる人はいなくなってしまう。
多くの人が代わりにできたとしても、それは立派な果たすべき「役割」の一つ。
レジは代えが利いたとしても、その役割を果たすあなた自身はかけがえのない存在であることは、間違いがない。
そして周りの人と同じ事ができないこともある。
効率のために決められたルールが、たまたま自分にはうまくできない事に、「障害」というレッテルが貼られているだけかもしれない。
「普通」なんて名前の人はいないし、そこに優劣もない。
もちろん給料がもらえるかどうかにもよらない。
「給料」とか「紙幣」とは、誰かの得たいものやサービスの対価が見えるように、不公平が少なくなるように、測りやすくしてるだけ。
「いつもありがとね。」
「大好きだよ。」
心のこもった感謝や愛は、それだけで人を幸せな気持ちに、やる気にさせる。
見える、測れるものだけじゃない。
貢献しようと思って何かをする、ばかりじゃない。
ただ居てくれる、それだけでいい事だってきっとある。
「その人の果たす役割」の中で、精一杯、誰かに貢献する。
そして、より多く貢献するために、可能な範囲で、自分のできる事を増やす。
研鑽する。
学ぶ。
経験する。
自分の強みやできない事を知るのもきっとその一つ。
もう一度自分に問うてみる。
自立とは?
「一人ではとても生けていけていない
いろいろな人や
目に見えない何か
に生かされている
ことを理解して
自分の役割の中で精一杯
社会に貢献すると心に決めること」
子供でも誰でもできるし、大人でも難しい。
辞書の意味と違うから、それは「自立」とは言わないのかな。
今、自分はそんなふうで在りたいと思う。