聞くと聴く
同じ大学院に通っていて知り合った方が、「超・聞き力」という本を出版されました!!!おめでとうございます👏
でも、この本のタイトルを見た時に、なぜ「聴く」ではないんだろうと思いました。
書籍の中では「聴く」とは、耳+目と心で聴くと紹介されていて、その大切さに触れてますし・・・。
「超・聴き力」
うーん、固い💦今度著者にお聞きしてみたいです(笑)
でも、最近この“聞く”ということに新たな発見があり、自分に不足しているんじゃないかと痛感しました。
新たな発見とは、「聴く」というのはスイッチが入った状態。「聞く」とは相手が話したいと思うことを感じている状態。ということです。
つまり、普段からの聞く(hear)でアンテナを立てて、聴く(listen)べきと思ったらスイッチを入れること。スイッチを入れるキッカケが大切かなと。
ほらほら、「聞く」という字をよく見ると、耳の両側に旗みたいなのが二本立ってますよね。
これは、実はアンテナじゃないかないと。しかもアンテナ三本立ってるし。。。(笑)
常に感度良くアンテナを立てて、耳に情報が入ってくるようにしておくことが大事かなと。
先日、職場でシステムコーチング研修を受けました。
その中で、システム(=組織)からの声は、どんな発言であってもそれはシステムが作り出したものであるというようなことを聞きました。
そう。発言される声に正解はなく、発言されたことは、その組織が作り出したものなんです。
なるほど。と思いました。そうなら、発言しない人がいることもその組織の声です。
音が無いということも、情報の一つ。積極的に聴くスイッチを入れるか考えどころだなと思いました。
ところで、先ほど、「聞く」ことの大切さを述べましたが。。。
やっぱり、自分にとっては聞きたい情報しか入ってこないのよね。
カフェや居酒屋にいても流れてくる音楽すら耳には入ってきません。
私たちは、スマホが使いやすくなって、見ることに意識がより集中するようになってしまったかもしれません。
その結果、耳が退化してしまうんじゃないかとさえ、危惧しています。
集中が途切れた瞬間にでも、アンテナを立てていろんな音に耳を傾けてみると、新しい、いえ、新鮮な発見があるかもしれませんね~
おわり