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#13-2 2024年のBACKSLIVEで感じたこと
こんにちは。
多摩川車庫前です。
本日もnote、出庫します🚎
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SL-24・KS-26 京成津田沼駅にて
ライブ等で幕張へ行く時は毎回お世話になっている新京成電鉄。
来年4月に京成電鉄との合併を控え、かつて纏っていたカラーリングを復刻したり、78年の歴史を振り返る『マイメモリーズトレイン』などを運行中。
新京成として最後の年末年始を迎えようとしています。
今回は、前回の記事の続きとして、まだ書いていなかった10thBACKSLIVEの総括と、上村莉菜さんのこと、そしてこの一年、櫻坂46のBACKSLIVEを見てきて感じたことなどを、ここにまとめていきたいと思います。
・7th Single BACKSLIVE!! (座長:井上梨名)
時系列順に、まずは今年1月に開催された7thBACKSLIVEから振り返ります。
↓ライブレポはこちらから
3rd Single以来、約3年ぶりの開催となったBACKSLIVE。
この時は、東京・江東区の豊洲PITとZepp DiverCity(TOKYO)の2会場で、計4公演が行われました。
自分はZepp DiverCityでの千秋楽公演を配信にて視聴しましたが、7thBACKSLIVEにおける一番のハイライトといえば、やはり座長・井上梨名さんのギター弾き語りによる『On my way ~Acoustic Version~』でしょう。
いのりちゃんの歌声と、アコースティックギターの音色、観客からの手拍子…
あの時の温かい雰囲気は今も忘れられません。
そして、『可能性、無限大!!』という言葉を残した、大沼晶保さんセンターの『Buddies』。
自分があきぽに惹かれ、大きな沼に足を取られていく一つのきっかけとなりました。
もう一つ印象に残っているのは、向井純葉(いとは)ちゃんセンターの『ドローン旋回中』。
間奏のところで語られた言葉に心奪われて、その日から自分もいとは推しになったのでした。
今や選抜メンバーとして大活躍している、三期生の的野美青ちゃん、村山美羽ちゃんも、この時はまだBACKSメンバー。
特に、最新シングルでセンターの隣に立ち、次期表題センター候補としても名前が挙がる美青ちゃんの躍進っぷりを見ると、7thBACKSLIVEはなかなか貴重なものだったのだなあ…と思います。
BACKSメンバーの無限の可能性を示していく。
7thBACKSLIVEは、2024年のBACKSLIVEの方向性が固まっていく大きな一歩となるLIVEだった、と言えそうです😌
・8th Single BACKSLIVE!! (座長:武元唯衣)
続いて、5月に開催された8thBACKSLIVE。
7thBACKSのメンバーから井上梨名さんと的野美青ちゃんが選抜へ行き、入れ替わりで武元唯衣ちゃん、休養明けの遠藤光莉ちゃんが参加。
会場も幕張メッセイベントホールへと移動しました。
5月9日~10日の2日間での開催となりましたが、特に初日は三期生・向井純葉ちゃんのお誕生日とも重なり、自分も一人のいとは推しの端くれとして、9日の公演を現地で、かつ初めてのアリーナ席で見届けることが叶いました。
8thBACKSLIVEにおける一番のハイライトは、間違いなく『無念』(センター:大沼晶保)でしょう。
BACKSLIVEのみならず、2024年の櫻坂46全体のライブパフォーマンスの中でも、断トツであきぽの『無念』がMVP。
彼女の『人生』と『想い』が全て乗っかった、渾身のパフォーマンス。
LIVEであれほどの感情を直にぶつけられたのは自分も初めてのことで、その時の衝撃と、最後に見せた笑顔とウインクは今も鮮明に覚えています。
完全にあきぽの沼に落ちた瞬間でした。
また、元祖BACKS曲『ソニア』のセンターを務めたのは、三期生の遠藤理子ちゃん。
当時はまだ『みいりこ』の関係性ぐらいしか見い出せてませんでしたが、今振り返ってみると、あの時のパフォーマンスは『えんりこ大人化計画(仮)』の第一歩だったのかもしれない、なんて思ったり。
この1年間で計4回のBACKSLIVEに参戦してきて、改めて振り返った時に一番印象に残っていて『楽しかったな』と思うのが、8thBACKSLIVE。
その理由として、座長・武元唯衣ちゃんの存在はやはり大きかったと感じます。
彼女のBACKSLIVEにかける情熱、一つひとつのパフォーマンスへの想いに引っ張られてか、あきぽを筆頭に全員の熱量が高くなり、会場のBuddiesもメンバーの熱に引っ張られて盛り上がり、幕張の地の空気感がどんどんアツくなっていった。
予期せぬダブルアンコールは、LIVEの熱量を一番に象徴する出来事と言えるでしょう。
熱量で牽引する、という意味では、ちゅけさんは一番座長らしい座長だったように思います。
そして何より、パフォーマンスが締まるんですよね。
櫻坂46になくてはならない存在であることを、改めて強く感じたLIVEでした。
セトリも『Anthem time (C:幸阪茉里乃)』や『Dead end (C:小田倉麗奈)』などサプライズ感満載で、より楽しさを感じました☺
・9th Single BACKSLIVE!! (座長:石森璃花)
続いて、8月に開催された9thBACKSLIVE。
8thBACKSメンバーから村山美羽ちゃんが選抜へ行き、新たに増本綺良ちゃん、休養明けの小池美波さんが参加し、引き続き幕張メッセイベントホールでの開催となりました。
この時の座長を務めたのは、我らが推しメン、三期生の石森璃花ちゃん。
三期生としてはもちろん、(言い方が正しいかは別として)生え抜きのBACKSメンバーとしても初めて(かつ現時点で唯一)の座長を務めることに。
9th期間というと、自分にとっては過去一で櫻坂モチベが低下していた時期でもありましたが、推しが座長を務めるというその事実が、一番の心の支えでした。
1曲目の『確信的クロワッサン』を、3日間通して計3万人近い観客たちの前で、たった一人で歌う姿とその歌声は、今も忘れられません。
おそらく、璃花ちゃんにとっては今年一大変な時期だったと思いますが、それでも立派に、彼女らしい形で座長の役目を全うする姿はカッコ良かったです😊
9thBACKSLIVEにおける一番のハイライトは、小池美波さんがセンターに戻ってきた『ソニア』でしょう。
8thのえんりこちゃんからのリレー、というのもまた嬉しかった。
みいちゃんが3年ぶりに、満を持してセンターに舞い戻ってきた瞬間を現地で見届けられたことは、一生忘れたくない出来事です。
また、相方のえんりこちゃんがセンターを務めたのは『車間距離』。
カッコいい曲調に合わせて髪型にもこだわって、より大人っぽくなった姿は、まるで『ソニア』の主人公の姿を体現しているようで。
『えんりこ大人化計画(仮)』の第二章。
三期生ライブ、4thアニラに向かって、彼女のパフォーマンスもどんどん進化していきましたね。
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璃花ちゃん推しとしての愛が通じたのか、今年一番の神席(アリーナA1ブロック)をご用意された9thBACKSLIVE。
座長に選ばれたことで、推しがセンターを務める楽曲が多かったことは純粋に嬉しく、彼女の優しいオーラに引っ張られてか、温かさと幸せに溢れた、特別なLIVEでした😌
ただ、その後の出来事には心を痛めることに…
・10th Single BACKSLIVE!! 総括 (座長:村井優)
お待たせいたしました。
最後に、今月開催された10thBACKSLIVEの総括を。
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今回のBACKSLIVEは、村井優ちゃんが初めて座長を務める形となりましたが、全力ながらも不器用な彼女を、みんなで支え合いながら臨んだLIVEであったと思います。
正直、MCに関してはこれまでの3人が上手だっただけに、不安も感じていましたし、やはり3人に比べたら不安定ところも多かったですが、座長として彼女なりに頑張っているのは伝わってきました。
その不安定さをカバーし、『副座長』的な役割を果たしていた同期の小島凪紗ちゃんと、座長経験者の二期生・井上梨名さんの存在は今回、とても大きかったのではないでしょうか。
前回、座長を務めた我が推しメン、石森璃花ちゃんも、サポート役として大きな役割を果たしていたと思います。
初めてのBACKSLIVEという経験が、むらいゆにとって大きな刺激になっていたらいいなあ。
セトリに関しては、直前に開催された『4th YEAR ANNIVERSARY LIVE』で披露されなかった楽曲の割合が多く、アニラの補佐的役割が強かったと思われます。
と同時に、2024年の櫻坂46単独ライブの締めくくりということもあって、BACKSLIVEとしても櫻坂46のライブとしても、1年の集大成を示すものだったのではないかと。
特に6曲目以降は個人的にも好きな楽曲、聴きたかった楽曲が多かったので、最終的には良いセトリだったと感じています。
一方で、特に初日の配信を見ていて、5曲目のあたりまでは少なからず『ネタ切れ感』『手詰まり感』を感じてしまった部分が正直なところありました。
(今回のライブレポ本編で、わざと“○○以来、何度目”と書いていたのはそれが理由)
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これは、10thBACKSLIVE開催前夜にXに投稿した、個人的な願望込みのセンター曲予想。
結果として予想はほぼ当たらず。
ことごとく予想を裏切ってくるあたりはさすが櫻坂46のライブだな、と思いますし、もはや絶対に当てさせない、ぐらいの心意気すら感じますが、同時に、ほとんど当たらなかったからこそ、セトリの手詰まり感も拭えないわけです。
例えば、ここの予想にもある『偶然の答え』や『Plastic regret』『一瞬の馬』などは、7th以降のBACKSLIVEではまだ一度も披露されたことがありません。
もちろん『定番曲』と呼ばれるような楽曲も今回のセトリにはある分難しいですが(その点、マンホールを外したのは正解)、1年間通して見てきたからこそ、そろそろセトリにももう一捻り、欲しいかな?と思いました。
とは言え、今回も楽しい時間になったことは間違いありません。
改めて、11人のBACKSメンバーと10thBACKSLIVEを作り上げた全ての方々に感謝。
・本質的な“BACKSLIVEのあり方”とはなんだ? ~上村莉菜さんの怪我と課題点とともに考える~
今年から、少しばかり形を変えて再開することとなった『BACKSLIVE』。
1年で計4回の開催があった中で、だんだんと課題点も浮き彫りになってきました。
その一つは、メンバーのスケジュールおよび体調管理に関する問題。
今回の10thBACKSLIVEは、このライブをもって櫻坂46からの卒業を控えていた一期生・上村莉菜さんが、直前に腰の怪我が見つかったことで3日間とも欠席となってしまいました。
本当なら、同期の齋藤冬優花さんとともにラストステージを飾り、卒業セレモニーも実施されるはずだっただけに、本人にとってもBuddiesにとっても悔やまれる出来事。
代替イベントの開催有無等も現状、何も決まっていません。
さらに、腰の怪我は今回だけではありません。
璃花ちゃんが座長を務めた9thBACKSLIVEの終演後には、参加していたメンバーのうちの三期生2人、向井純葉ちゃんと小田倉麗奈ちゃんにも腰の怪我が見つかり、特にれいなちゃんは自力で動けないほどの重症。
9月に開催された三期生ライブの東京公演は2人とも欠席となり、いとちゃんは10月の大阪公演で、れいなちゃんも先月の4thアニラでステージに復帰しましたが、今回のBACKSLIVEは卒業セレモニー以外が欠席になるなど、完全回復にはまだ時間を要する状態です。
また、小池美波さんも腰の状態が悪くなり、参加曲を絞っての10thBACKSLIVE参加となりました。
8月からの4ヶ月間で、合わせて4人もの故障離脱や不調を生み出してしまったのは、今年1年間の櫻坂46のスケジュールの影響も大きいと思われます。
BACKSLIVEは計4回12公演、さらに春には全国ツアーが4都市8公演、イオンカードLIVE1公演、ツアーの東京ドーム追加公演が2公演、三期生ライブが2都市4公演、4thアニラが2公演。
加えて、年3枚のシングルリリースに各種フェス出演、サクラミーツイベント等の開催もあり、多いメンバーはライブ全31公演全てに出演しながら、ミーグリやイベント、番組にも出演しているような状態。
必然的に、BACKSメンバーの故障を生み出しやすい状況となってしまっていたのは間違いないでしょう。
では、それを回避する方法はなかったのか。
ここについては、それぞれ考えてみる余地はあると思います。
突然ですが、皆さんは櫻坂46というグループをどう捉えているでしょうか。
自分は『アイドルという化けの皮を被ったアーティスト兼アスリート集団』であると、冗談抜きで、本気でそう思っています。
ステージパフォーマンスを中心として、あくまで『楽曲を伝える』ことにこだわって魅せていく。
それこそが、改名以来、櫻坂46が貫いてきた姿でしょう。
自分が櫻坂を好きになったのも、それが理由。
一方で、ここ最近は『楽曲を伝える』という表現の本質以上に、命を削るような激しいダンスパフォーマンスに対して注目が集まりがちで、ダンスに対する期待値が上がれば上がるほど、メンバーのパフォーマンスはよりアスリートのそれに近づいていく。
至極当然の結果と言えばその通りですが、そこにこそ根本的な問題が存在しているのではないでしょうか。
極端な話、櫻坂46をビジネスとして見た時、そこには『需要と供給』という大きな2つの概念が存在します。
『需要』を生み出すのは、我々Buddiesをはじめとした受け取り手側、そんな『需要』に応える=『供給』するのは、メンバーの皆さん側という構図。
需要のないところに供給は生まれません。
つまり、今年の櫻坂46の過酷なまでのスケジュールは、受け取り手側たる我々が生み出したもの、とも言えるのです。
人を愛す
その言葉は限りなく重い
以前、『多摩川車庫前的アイドル論・音楽論』という記事を投稿した時にも書きましたが、自分たちと同じ世代、または年上か大きく年下の子たちの“アイドル”としての人生を半ば勝手に縛って追いかけている以上、我々は、一定の責任と罪悪感を背負わなければいけないんじゃないの?と。
例えば、推してるメンバーに不調が起きたり、れいなちゃんのような長期故障離脱を余儀なくされたとして、自分たちの存在もその原因の一端なのです。
今回の上村莉菜さんの欠席は、開催の直前に発表されたことや、彼女にとってのラストステージだったこともあり、Buddiesから運営に対する意見や不満も多く見られました。
自分自身も、日向坂46を推していた時に宮田愛萌さんの卒業対応のことで運営に物申したことのある立場なので、不満を抱いたり意見をぶつけたくなる気持ちはよく分かります。
ただ、今回の件は何も運営だけに責任があるわけではなく、先ほども言った通り、受け取り手の我々にだって一端の責任はあるのです。
運営に対し全肯定でいろ、とは全くもって思わないですし、むしろ是々非々で時に物申す必要もあるとは思います。
その上で、物申すなら自分たちが推すことの功罪についてもちゃんと自覚してね、と。
それができないなら、黙って続報を待つべきではないでしょうか。
…さて、本筋からだいぶ逸れてしまいましたが、では、改めて『本質的なBACKSLIVEのあり方』とは何なのか。
櫻坂46のBACKSLIVEにおける大きな特徴として、“独特の熱気”というのが挙げられます。
ここ最近は幕張メッセイベントホールでの開催が続いていますが、1万人ぐらいの決して多くはないキャパシティの中で、メンバー各々が熱いパフォーマンスを繰り広げ、自らの想いをぶつける。
そして、会場のBuddiesも応援という形でその熱に応える。
10thBACKSLIVE初日の小島凪紗ちゃんのMCにもあったように、『熱と熱がぶつかり合う』からこそ生まれる熱気、というのがあります。
あれぐらいの広さとシンプルな演出だからこそ成り立つのが、今のBACKSLIVEと言えるでしょう。
その点、今年のBACKSLIVEの中で最も“らしさ”を感じられたのは
、やはり武元唯衣ちゃんが座長の8thBACKSLIVEであったと思います。
座長を背負うメンバーによって、ライブの色が変わる。
それもまた、BACKSLIVEならではの良さではありますが、“熱さ”という点は8thをピークに少しずつ下がってるかな…という印象。
個人的には、やっぱり8thの時のような熱量と雰囲気が、最も理想的なBACKSLIVEのあり方かな、と思います。
また、もう一つの課題点であるセトリに関しては、8th以降は基本的に表題曲を全く入れないというスタイルを続けています。
その分だけ選択肢も必然的に狭まってしまうところはありますが、とは言え表題縛りに比べればまだまだ無限に可能性はあるわけで。
では、なぜこんなにも選曲が偏ってしまうのでしょうか。
運営からメンバーに対してその時々に似合う楽曲を当てる、という7th以降のセトリの考え方そのものは、個人的にも悪くは感じていません。
一方で、ここ最近はチャレンジングな要素が少なくなってしまったように感じます。
例えば、7thBACKSLIVEの『On my way』弾き語り。
映像として収録こそされませんでしたが、座長たるいのりちゃんの『歌』の魅力を活かした、BACKSLIVEだからこそ出来る見せ方でした。
8thBACKSLIVEの武元唯衣ちゃんソロダンスも、9thBACKSLIVEの石森璃花ちゃんソロ歌唱も、それぞれの個性を活かしたチャレンジングなセトリと構成。
でも、10thBACKSLIVEではその要素をほとんど感じられませんでした。
(むらいゆのソロダンスゾーンが少しあったぐらい)
やや手詰まり感を拭いきれない中で、今後のセトリのあり方として、3rd以前のような、メンバーがそれぞれやりたい楽曲を自ら選んでパフォーマンスするスタイルや、表題曲のセトリ入り解禁なども柔軟に検討してみてもいい時期なののかな、と思います。
『僕は僕を好きになれない』を披露する10thBACKSメンバーや、8thBACKSLIVEで『無念』のセンターを務めた大沼晶保さんの姿を見ていると、あの子たちには選抜メンバーをも喰ってしまえるだけのパワーがあることをまざまざと感じさせられます。
だからこそ、わずかでもいいから表題曲をパフォーマンスしてほしいのです。
メンバーの個性を活かしつつ、もう一捻りの変化に期待したいと思います。
最後に、上村さんのこととも関連してきますが、BACKSLIVEの開催頻度について。
これとは別件で、以前『櫻坂46の全体ライブの少なさ』についての指摘がありました。
確かに、今年開催されたLIVEの内訳を見ると、
全体ライブがツアーとアニラ、イオンカードLIVEを合わせて計3回に対して、BACKSLIVEが4回と三期生ライブが1回と、全体ライブの方がやや数としては少なくなっています。
かと言って極端に少ない、というわけでも無いのですが、全体ライブのタイミングに対して、Singleの発売タイミングが合っておらず、結果として全体ライブが新曲初披露の場になることが多い、という点は一つの課題と言えるかもしれません。
毎シングルごとにBACKSLIVEを開催する必要があるのか、という点や、全体ライブとBACKSLIVEも含めた一年間のライブの配置の仕方、というところは改めて再考の余地がありそうです。
とは言え、年々気候変動が激しくなる中で、特に夏場に大規模なLIVEを開催することは、今や屋内だとしてもあまり適してはいないだけに、難しい問題ではありますが…
個人的には、アニラやツアー、BACKSLIVEといった既存の枠組みに囚われない、新たな形でのLIVE(例として日向坂46の『ひなたフェス』や『大ユニット祭り』など)を模索してみたり、BACKSLIVEを毎シングルごとに開催しない代わりに、BACKSメンバーが中心の全体ライブがあってもいいのかな、と思います。
(あまり現実的ではないかもしれませんが…)
・終わりに
ということで、ここまで2024年のBACKSLIVEについて振り返りつつ、10thBACKSLIVEを経ての今後のあり方などについてダラダラと書いてきましたが、皆さんお気づきの通り、『本質的なBACKSLIVEのあり方とはなんだ?』という問いに対して、本質的な答えは結局最後まで出ませんでした。 笑
でも、『本質的なこと』という三期生楽曲のように、敢えて答えを出す必要はないのかもしれません。
答えは出なくとも、自分の頭で考えることがまずは大事ですから。
ライブにしても何にしても、慣れてしまうとこの頻度であることが当たり前のように感じてしまいますし、メンバーが健康でいること、推しが健康な状態で会えることが当たり前のように感じてしまいますが、メンバーだって、アイドルである以前に一人の人間です。
特に、櫻坂46のようなパフォーマンス集団に、ダンス未経験で入った子もいて、その分だけリスクも抱えながら日々活動している、と考えると、メンバーへの感謝とリスペクト、そして少しの申し訳なさを忘れてはいけないな、と改めて感じます。
その上で、BACKSLIVEはこれからも自分なりの見方で楽しんでいきたいと思いますし、運営からの“次の一手”に注目しながら、次回のLIVEを待ちたいと思います🌸
上村莉菜さんの腰の怪我の回復と、何かしらの形で卒業を送り出せる日が来ることを祈って。
では、今回はここまで。
See you soon…🔥
~お読みいただき、ありがとうございました。 多摩川車庫前、終点でございます。~
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