「TIEMPOーティエンポー」から学ぶ事業展開

おはようございます。
たくさん経営への学びへと繋がる、アニメ漫画からの学びを記事にしています。金現珍です。

以前、少年ジャンプで連載されていた「ハイキュー‼︎」を題材に取り上げていました。
まだまだライバルチームにも触れたい！という想いもあるものの、先日読み出したら止まらないサッカー漫画に逢いました。

その名も「TIEMPOーティエンポー」！
ジャンプ系青年誌アプリにて連載されている飯野大祐先生のサッカー漫画です。
サッカーの戦術やゲームの展開がとても分かりやすく、サッカーのルールをあまり知らない人でも分かりやすい漫画としてもおススメです。

今回は、主人公から学ぶ事業の学びです！

逆境を乗り越えろ！！

主人公・瀬戸柚樹（せとゆずき）は、ボールの蹴るのが好きな中学生で、サッカーは中学から始めたものの、親切な同級生と先輩に囲まれて、持ち前の真面目さでみるみる上手になっていきます。

ですが、そんな柚樹の前に、途中入部として朝美圭右（あさみけいすけ）が現れ、幸せな部活動が一変します。なんと朝美先輩は、抜群のサッカーセンスを持っていますが、俺に合わせろ！と言わんばかりの唯我独尊なFW（フォワード：サッカーのポジション。主に攻撃をする）だったのです。

卓越したセンスと技術とゴールまでをどうイメージしているのか、朝美先輩の考えが全く分からず、部員全員が大混乱する中、朝美先輩は「なんでできないんだ！」とみんなに怒鳴ります。柚樹は特に気が弱く、朝美先輩からのプレッシャーで柚樹はどんどん元気をなくしていきます。柚樹にとって、サッカーはみんなと楽しくボールが蹴るものと思っていたため、大好きだったサッカーの時間がどんどん変貌していき、ついには部活を退部することを決意します。

が、そこで話はそううまく収まりません。

部員の数がぎりぎりで活動していたため、柚樹が退部すると公式戦に出られなくなってしまうのが原因で、柚樹はサッカー部に残ることになります。

朝美先輩のもとで生き残るには、朝見先輩の求めるパスをするしかない！！！

そこから柚樹が取った行動は、

分析

でした。

朝美先輩のプレーを観察し、時にはビデオを何度も見返し、どんなボールを求めているのかを追求しました！

右足と左足どちらが得意なのか、
どんなスピンがとりやすいのか、
足のどの部位ーつま先なのか、足横なのかーが得意なのか

成功率やかすかなミスなど徹底的にデータを集め、分析していきます。
結果、朝美先輩の得意なパスもとい求めているパスが判明します。

理想のパスが分かった柚樹は、理想のパスが蹴れるように地道に練習を重ねていきます。

この柚樹の逆境を乗り越え方は、事業展開において、経営判断するプロセスに似ています。

マーケットにおけるターゲット(朝美先輩)が何を求めているかを把握するのは、マーケティングに欠かせないですし、ターゲットの特徴(得意なパスなど)を捉えることは、事業展開に欠かせないピースといえます。

柚樹のようにとことん市場調査する力と分析する力は経営陣に欲しい人材といえますね。

金現珍