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シャニマスのコミュ全部読む【Part18】

はじめに

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SHHis、来ちゃいましたね...。PVの新曲、「OH MY GOD」があまりにも気持ち良すぎてリピートが止まりません。今の所七草にちかちゃんが可愛いくて、一筋縄ではいかない感じ含めて楽しみなキャラクターです。
シャイニーカラーズの今までの子たちが「アイドル」に出会ったのも、ユニットのメンバーに出会ったのも、「そうでないことがありえた」という意味において偶然なんですが、SHHisの二人が「アイドル」と出会うきっかけには、「家族」という必然的な存在が出発点になってることがなんとなく気になってます(美琴はまだ分からないですが)。そのことに二人がどういう気持ちを抱くのか、どう向き合っていくのかということを見せてくれたりするんじゃないかな、と好きに予想できる内に予想を置いときます。

概要

・全カードのコミュを少しずつ読んでいく。
 ※ただし自分の持っているカードに限る。
・コミュを見て感想を書く。ある程度まとまったらnoteにアップする。
 ※多い、少ない、正しい、間違ってるは気にしない。思ったことを書く。
・絞込み機能の「リリース順」「昇順」を使い、サポート→プロデュースの順番で見ていく。
 ※ただし【283プロのヒナ】など同時実装のカードは適宜ユニット順序を整理して読む。
・文中ではカード名を【ほわっとスマイル】のように【】で、共通コミュやイベントタイトル、セリフや公式プロフィールからの引用は「ほわほわアイドル」のように「」で、イベントシナリオについては『Light up the illumination』のように『』で表記する。

この企画の記事は下記リンクのマガジンにまとめているので、最初から読みたい方はこちらから読んでいただけると嬉しいです!

今回見たカード

・【マメ丸と一緒!】小宮果穂
・【純真チョコレート】園田智代子

【マメ丸と一緒!】小宮果穂

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子犬みたいな女の子

「アイドルのお仕事も、
 学校のお勉強もあたしには大切なことですし...」
「ヒーローなら、どっちもがんばらないといけませんっ!」
果穂、基本的にまぶしすぎる...。人間性でも身長でも負けて勝ってる部分が年齢しか無いんですが...。

「マメ丸...?」
「あ、えっと...」
「マメ丸は、あたしの家で飼ってる柴犬なんです」
果穂は一瞬マメ丸のことを当たり前のことのように話すんですが、プロデューサーはマメ丸のことを知らないということに気付いてちゃんと解説してくれるんですね。他者性が開けてるような開けてないような、小学生ってそういう時期だよなと思うと共に、小学生らしさの表現として上手いなと思います。透は果穂にもうちょい他者性を教えてもらってくれ。

小さな体に眠る熱

「みんな、ヒーローはあんまり見てないんですけど...」
「でもでもっ、ここがカッコいいとか面白いって、
 お話したら、興味を持ってくれたみたいで!」
「今度あたしのお家に集まって、
 ヒーローの名シーン特集をみるんですよ!」
小学校から中学校にかけて特撮は「子供っぽい」みたいな風潮が支配的になっていく空気ってありましたね。南条光とかだとそこが一つ大きな不満というか寂しさとして出てくるんですが、友人にプレゼンして家で上映会まで持っていく果穂は、周りとのコミュニケーションという点では一枚上手という感じがしますね。

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疲れがたまってるかと思って

「これからもっとアイドルとして成長できるように、
 今日はしっかりと休むべきだ」
「成長するために、休む...なるほど!」
プロデューサー、こういう言い回しが上手いんだよな。

熱があるんじゃないかと思って

「熱、ですか?うーん、自分ではよくわからないです」
「プロデューサーさん、確かめてみてくださいっ」
この信頼感凄くない?二周りくらい年上の男性におでこ触られるのなかなかきついもんがありそうと思ってしまう。

「休める時にしっかり休んでおいたほうがいい」
「そっか...ヒーローだって、
 いっつも戦ってるわけじゃないですもんね!」
果穂が身の回りのことをヒーローになぞらえて理解しようとするの、適切な想像力の使い方という感じがして好き。

マメ丸に会いに行きたいから

「それはすごくうれしいんですけど...でも
 事務所でお仕事の話があったんじゃないですか?」
自分、『The Straylight』でテレビの脇にDVDを置いておく所を見てて不意に【ギンコ・ビローバ】の円香の気持ちが分かったとこがあって、そこから円香の癇に障りそうなプロデューサーの行動がなんとなく分かるモードに入ってます。そしてこれはそのうちの一つですね。

果穂の「ヒーローだったら」という形での想像力の使い方と似たとこがありますが、言語化も難しいしそもそも想像力がそこまで至るのも難しくて、果穂がやってるのは結構凄いことなんじゃないかなっていう風に感じています。

Dear my HERO

「憧れのヒーロー役...」
「しかもレッドだなんて!えへへっ、プロデューサーさんが
 あたしにいろんなこと、教えてくれたおかげです!」
感動的なんだけど衣装が扇情的すぎるんだよな。ヒーローショー見に来たちびっこたち確実に性癖歪まされる気がする。

「最初はあたしにあのレッドができるのかなって、
 不安でいっぱいでした」
「だけど『ジャスティスV』でも、「正義のヒーローに」
 必要なのは、体の強さじゃなく、心の強さだ」って...」
状況に適した部分を回想できるくらいしっかり特撮見てるのがまず凄いんだよな。

[元気いっぱい]小学生の日常

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衣装名:パッショネイトボニータ

パッショネイトが「情熱的な」っていうのはまぁそうなんですが、ボニータってイタリア語で女性を指して「美しい」とか「かわいい」って意味なんですね。ポケモンのポニータって「子馬」と「かわいい」の合わせ技の名前だったんだということを今始めて知りました。この衣装直球でえっちすぎて何言えばいいかよく分からない。小学生の一発目の衣装これってなかなか狂ってないですか?

【純真チョコレート】園田智代子

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デリシャス♡ホリデイ

「たくさんのスイーツをひとり占め...
 私にとって最高の贅沢ですから!」
スイーツ、買う時まではこういう気分で買うんですけど、一個目を食い終わるころには完全にもういいやってなっちゃうんですよね。油と糖分の多さゆえなのか、普通の食事の許容量よりもスイーツの許容量が圧倒的に小さいので、「甘いものは別腹」的な言説があんま理解できないでいます。

「プロデューサーさんもおひとつどうですか?」
「偶然会えちゃうなんてラッキーですし、その記念に!
 ね!ほら、遠慮なくどうぞですよ!」
会社でおみやげ渡したり、お菓子渡したりということを自然にしている人がいて、お返しとしてその真似事をやったりするときがあるんですが、完全に嘘の感じがしてお互いぎこちなくなっちゃったりして、智代子みたいに「心からそうしたいと思っててそうする」ことの強さみたいなものを感じたりします。『明るい部屋』であさひを心配していた時の智代子の感じと通ずるものがあります。

リトル♡フォルテッシモ

「智代子、ピアノやってたのか?」
「...昔習ってたので、ほんのちょっと...
 もう片手でしか弾けないんですけどね」
ピアノ習ってたんですね。全然意識してなかった。【kimagure全力ビート!】もちょっとここを回収してると言えそうですが、プロデュースのカードでしっかりピアノ弾いてる智代子をお出ししてくる、ということも全然ありそうですね。

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見てみたい

「...でも、プロデューサーさんがそう言ってくれるなら
 ほんとに頑張ろうかな...」
仕事仲間のプロデューサーへの信頼、みたいなところを飛び越えたものを感じないでもないですが、この時点でもうここまで全面的に信頼されてるんですね。プロデューサーのどういう部分がここまで智代子の琴線に触れたんだろう。あとこの独白はアニメ・ゲーム的な文脈から言うとプロデューサーには聞こえてない感じなのでしょうか。

いいと思う

「もし弾けるようになったら、
 プロデューサーさんが一番に聴いてくれますか?」
「...だったら、ちょっとだけ楽しみにしててください
 えへへ」
「見てみたい」はプロデューサーの個人的な願望にも付き合ってくれる、という選択肢で、こちらはプロデューサーとしての判断に信頼を置いてくれてるという選択肢ですかね。智代子としての判断と、アイドル「園田智代子」
としての判断にそんなに差がないのが智代子の分かりづらいところであり面白いところのような気がします。

絵になるな

「...こういう智代子も、なんかいいな
 さっき撮ってもらえば良かった」
という直前の会話のリフレインかな。「絵になる」っていうのは言われ慣れてないタイプの褒め言葉だったのか、めちゃくちゃ照れてますね。

ハッピー♡チョコレート

「でも...やっぱり私の原点はチョコにあるので」
「こうやってチョコから離れていくのが
 ちょっと寂しい気もしたり...えへへ」
智代子にとってのチョコアイドル、愛依にとっての「私」みたいに大切な存在なんですよね。アイドルをやるにあたってキャラを作るという一つ命題に対して、冬優子・愛衣・智代子と少しずつ違ったアプローチがあるのがシャイニーカラーズの面白いとこですね。

智代子は特に、キャラ作りっていうことを戯画的に表現しがちなアニメ・ゲームにおいて、自分の中にある一面を拡大してファンに見せるというパッと見では分かりづらい、そしてだからこそ現実味のある良いラインのキャラクターだと思います。ここらへんは丁寧に時間をかけてキャラクターを描けるシャイニーカラーズに向いた造形でしょうね。

[真剣!]セルフプロデュース

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衣装名:ショコラチョコレート

チョコレート色のメインカラー、カラーシュガー、マーブルチョコ、ポッキー型のステッキにチョコレート色でサインが書かれたソックスと、小物にかなり意匠が凝らされていて改めて眺めるとかなり好きな衣装かもしれません。

おわりに

この企画をやっていて一番印象変わったのは今の所智代子なんですよね。単純なキャラに見えて掘ってみると結構興味深いというか、今までにない子だなーという感じがして楽しいです。
あと最近文章を短めで妥協できるようになってきて、感想が出てこない、もうちょい書きたい、みたいなことで不必要に悩まなくなりました。企画を続けていくのにはこっちの方が良い気がしています。

次回は
・【バッドガールの羽ばたき】西条樹里
・【想ひいろは】杜野凛世
・【ストイックトレーニング】有栖川夏葉
です。

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