FOR CHILDREN PROJECTについて
私たちの在り方
私たちが目指すのは、一言で言えば「虐待のない世界をつくること」。
もちろん、それはとても難しいことだし途方もない目標かもしれません。
ただ、どんなことがあろうとも、それは肯定できることではないし、あってはならないこと。難しいからやらないのではなく、そのために出来ることはたくさんあると思っています。私たちの活動がほんのきっかけでも良く、
バタフライエフェクトのようにその輪が広がり、いつかそんな未来が訪れるように、私たちは動き続けようと思っています。
私たちの活動において、中心になるのはもちろん「子どもたち」。
ですが、子どもたちの幸せを考える時、本当に子どもたちのことを考えるだけで良いのだろうか。私たちはそうではないと考えています。
子どもたちを想うことは同時に、その親の心まで想うこと。
さらに視野は広がり、地域や条例にまで範囲は広がるかもしれません。
加害者になる大人たちをただ非難していても、解決は生まれない。
加害者を攻撃するのではなく、
「なぜ」そんなことをしてしまったのか。
幼少期のトラウマなのか、過度なストレスなのか。
周囲に相談できる大人はいたのか。十分なサポートがあったのか。
考え、悩み、ぶつけ合い、ひとつでも出来ることを実行していく。
私たちにも答えがわからない。正解はないのかもしれない。
ただし、投げ出さず行動を起こし続けることは、
なにもしていない「わからない」より、少しだけ解像度が高いはず。
私たちは、発起人である般若を中心として、有識者、著名人との対談/インタビューや「親子」「地域」のみなさまと一緒になって作り上げていくイベントの開催、また他団体様との連携などを通じて、沢山の方のお力を借りながら、子どもたちの周囲に、少しでも暖かく、優しい時間が流れる取り組みを
行っていきます。
プロジェクトスローガン
「子どもたち」を中心として、虐待をしている親、今にも壊れそうな親、
その周辺の大人たちをも巻き込んで、優しさの輪をつくっていく。
子ども×親や、子ども×地域など、子どもたちを中心に、子を持つ親が、
「一人じゃない」「私だけじゃない」と子育てで抱え込んでいるものを
みんなで受け止め、認めたり、共感し合うことで、少しでも幼児虐待を減らしていき、いずれは幼児虐待のない世界を目指して活動をしていきます。
私たちのシンボル(ロゴ)
私たちのシンボルであるFOR CHILDREN PROJECTのロゴ。
親子、地域、友達など様々な人の「輪」をイメージし、
さらにはその優しさの輪の循環や、答えが分からなくても考え続けるという意味合いの無限∞のモチーフ。
また、「みんなで作り上げていく」「多くの人に自分ゴトに思ってほしい、参加してほしい」
という意味を込めて、参加者の方が一筆加えていただいて完成するロゴを作成いたしました。今後の活動の中でも色々な場面で使っていくロゴですので、親しみやすいデザインを意識しました。
これからの活動
今後様々な活動やイベントを行なっていく予定ですが、
まずは同じ幼児虐待を無くそうと動いている団体では一番有名(私感ですが)なオレンジリボンさんにお話を聞いてみたいと考えております。
根本的な志は近しいと思いつつ、おそらく実現するための活動や軸は違う部分もあると思うので、意見交換などを通じて気づきを得られたらなと考えております。
また、ご報告いたします。