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保育をどうしよう未来会議 雑記3
どうも、主任やまもです。
幼稚園教諭をしたり、大学で講義をしたり、主任やまもの園内研究室を運営したりしています。
ルクミーの保育をどうしよう未来会議の録画視聴が1月中旬まで見られます。今日は未来会議の数ある動画の中から、私の心が触れたキーワードをピックアップしていった雑記をお送りします。
2,000文字くらい書いたら終わります。
保育をどうしよう未来会議の録画視聴を見たい方はこちらから↓↓
セッション(動画)が18本もあります。無料です。
では、書いていきます。(現在224文字)
保護者コミュニケーション
今回は山本幸子先生のセッションからです。
博士号を持っていて保育園の園長。面白い経歴の先生です。
ポジティブ:ネガティブの比率は5:1が理想だそうです。
3:1が最低限。
そこを下回ると夫婦なら離婚の可能性があるとか。
5:1か…自分はできているかな。
うちの職員はできているかな。
職員同士はできているかもしれませんが、対子どもで考えたらどうだ?
私から見ると3:1、いやもう少し低くないか?と思ってしまう…。
ただ、これは職員が悪いとは思いません。
5:1にしていけるように私がどう変わるか。発信するか。です。
山本先生の園はキッズリーを使って情報発信しているんですね。
ルクミーで無料で使えますね。
うちも検討まではいきましたが、実現はしていません。
保護者アンケ―ト
次はアンケートの話。
アンケートで何を集めるか。
困ります。○○しにくいです。 → 改善します。
これでは上手くいかないと、心理学を使って説明してくれています。
ここはぜひ動画を見てほしいです。
いい回答 → 反応多め
要望回答 → 反応しない、もしくは少なめ
こうする(園への感謝を形にする)ことで保護者の園へのポジティブな気持ちを高めるんですね。
1回目にこのセッションを見た時、ここで私は唸りました。
「あー!そうだよなあ!なんでそれが出来ていなかったんだ!!」と。
増やしたい行動には反応多め。減らしたい行動には反応少なめ。
これって心理学の「強化」という考えを利用しているんですよ。
私はこれを子どもに対してよく使っています。
例えば…
かまってほしくて大人をバシバシ叩く子どもがいたとして、
「いた~い!先生悲しい。泣いちゃう。」と反応すると、
子どもは「やめよう」とは思いません。
「叩くと先生がこっちを見てくれた。」となるんです。
なので、
”叩く”という減らしたい行動には反応しません。無視。
かわりに、子どもが”話しかけて”きた時、遊びを”見せに”来た時に
大げさに反応します。増やしたい行動だからです。
こんな感じが「強化」を利用した一例です。
それを保護者アンケートに活用しちゃうんだから、山本先生すごい!
しかもホームページに載せるんですって!発想がなかった!
職員が反対したそうですが…それもなんとなく分かる!笑
でもやってみたら…保護者の方はたくさん書いてくださったそうです。
そのポジティブな回答にコメントをつけてホームページに載せる。
これうちの園でやる!今年度からやる!と思いましたね。
園長にLINEしなきゃ。
口頭では伝えていますが、詳細を伝えるのを忘れてました。
また、山本先生は「保育者は、良い保育を表に出すの苦手。だから保護者に書いてもらおう。」という考えもあるそうです。
これも分かるなあ…謙虚なのか、自信がないのか。
でも、私も苦手です。
保育は正解がなく、理想が常にもっと上にあるのでね。
うちの園のアンケート
最後に、うちの園のアンケートについて紹介して終わります。
うちの園は昨年度からGoogleフォームを利用したアンケートにしました。
紙をやめたんです。集計とコメントを打ち込むのが面倒なんですもの。
Googleフォームというのは、こちらです↓↓
特徴は2つ。
・無料
・URLやQRコードにして配布できる
無料なだけで御の字ですよね。
私は親子教室の参加アンケートや職員に対してのアンケート(保育記録やってみてどう?、人権擁護チェックリストなど)に使っています。便利。
保護者アンケートでは、よくある4段階評価をいただき、点数が低い場合は「何が悪かったですか?」と記述ページに跳ぶ仕組みにしました。
ただただ点数が低かったら、気になるじゃないですか。
ただ、今年度はまた改良です。
山本先生のお話が最高だったからです。
アンケート配布は2月。
それまでに、まずは叩き台を作って、園長と学年主任たちに相談です。
ではでは。
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