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保育をどうしよう未来会議 雑記5

どうも、主任やまもです。

幼稚園教諭をしたり、大学で講義をしたり、主任やまもの園内研究室を運営したりしています。


ルクミーの保育をどうしよう未来会議の録画視聴が1月中旬まで見られます。今日は未来会議の数ある動画の中から、私の心が触れたキーワードをピックアップしていった雑記をお送りします。
2,000文字くらい書いたら終わります。


保育をどうしよう未来会議の録画視聴を見たい方はこちらから↓↓
セッション(動画)が18本もあります。無料です。


では、書いていきます。(現在224文字)


お知らせ

本題に入る前に、お知らせをさせてください。

「主任やまもの園内研修室 定例Zoom勉強会」
次回は1月11日の夜です。21:30か21:45あたりからスタートします。

テーマは「保育者の子育て」です。
保育のプロである保育者がどう子どもを育てているのか。
何を大切にしているのか。実際にどんなことを休日にしているのか。
そんなお話をしたいと思います。
要するに、うちの息子の育て方をまとめます。

参加者は3名までとします。参加される方は、お早めにどうぞ。
下の有料記事(500円)を買うと、ZoomのURLが見られます。

では本題に入ります。



園運営を考える

今回のセッションは保育施設運営。また難しそうです。
主任が見て意味があるのか?と正直思ってしまいます。
ですが、なんでも学ぶ。この姿勢が大切です。

セッション講師は船井総合研究所の堀内さんです。
あらゆる分野のコンサルティングをされている会社のようです。
園でコンサルを受けると、今回のようなお話(概況)をまず聞くんですかね。そこから園のある地域の話や実際の行動計画を立てていくのかな。


保育業界概況から

・待機児童数が減少していっている。
 要因 → 女性の就業率が減少傾向
      コロナによる利用控え
      妊娠届け出数が減少 故に来年の出生数も減少
・0歳児の利用が低下した。
・保育所利用率が下がっている。
・令和7年度が利用数のピーク。そこから横倍になっていく。

ここからやまもの考察です。

待機児童数については、正直幼稚園の私たちには直接影響がないようにも思います。というか、幼稚園へ子どもが流れると待機児童数は減りますよね。だって満杯の幼稚園なんてそうそうないです。うちの地域の話ですが。

令和7年度の利用数ピークの話は、夏に研修で聞きました。令和4年度の段階ですでにガクッと数字が落ちていますが、7年度時点の園児数が今後の園児数の基本と考えていいのかな。そこまで下がり続ける…?子どもの数が減りつつ入園者数の減少を抑えるには、やはり園を売り込む必要がありますね。


コンサルティングの現場から

・求人媒体の変化
・実習生を大事にする流れがある
・園見学期間の長期化
・0歳児が復調傾向
・自治体と行政の連携模索

ここでのポイントは、園見学期間の長期化。
令和3年度は、見学が集中した時期もありますが、それ以外にもパラパラと見学に来ていました。満3歳の誕生日を迎えるにあたって、保育園から幼稚園に切り替えようと考えている家庭が増えているのでしょう。

考えるポイント

なぜ3歳(満3歳)になったら保育園から幼稚園に切り替えるのでしょうか。

これって大事じゃないですか?うちの園の売り込み方にも影響しそう。

「3歳になったら家庭から幼稚園に生活を広げよう!」とアピールするのか
「3歳からは幼稚園に切り替えよう!」とアピールするのか。

声をかける相手が違いますよね。
家庭にいる子が相手?保育園に通っている子が相手?

それを決めるには、市内(もしくは地域)の子どもの数を知り、保育園児とこども園児の数を知り、幼稚園児の数を知る。そんなことが必要になってきますね。
それがわかると、家庭で過ごしている子どもの数も分かります。
私たちは誰を相手に園をアピールすればいいのか分かります。


園見学の見直しがポイントか

園見学期間の長期化についてもう少し考えると、
ひと家庭当たりの見学数が増えているのかな、と推測できます。
保育園も見て、幼稚園も見る。といった園種を超えて検討している家庭も増えていると考えられます。それは幼稚園の預かり保育の充実が影響しているのでしょう。

そうなると、気軽に園を見学できるシステムを作るのも重要ではないか。
という考えに至りました。

園見学は、①園に来て②園舎を見ながら③行事や普段の保育の内容を説明され④保育方針や理念を聞く。⑤給食と預かり保育の詳細と、保護者が参加する行事の数も聞きたい人が増えています。
こんな感じです。あとは職員の雰囲気、園の雰囲気ももちろんです。

ここをオフラインで行っています。
では、この中でオンラインでできることはあるか。

例えば②園舎を見る。最終的には足を運ぶとしても、先に詳細を見ることができたら印象が良いですよね。来園する時には「この前みたアレ」を実際に見ることができます。
③も④も⑤もオンラインで事前に作っておけます。見学者は自宅で知ることができます。

そうなると、残りは①来園と職員の雰囲気と園の雰囲気です。
ここは、オンライン見学後のオフラインで感じてもらいます。

まあ、もっと言ってしまうと、オンライン見学を動画で済ませないでビデオ通話でリアルタイム見学にしてしまうと、職員の雰囲気も園の雰囲気もある程度お伝えできると思っています。

あとは、保護者のニーズが本当にあるか。です。
在園者の保護者の平均年齢を調べてみる必要があるとは思いますが、これから保護者になる方の世代は、どんどんスマホでの生活がメインになっています。
現在すでに園からのお知らせをQRコードにしたり、ビデオ懇談用にアプリをダウンロードしてもらったり、メール配信システムに登録してもらい、その本文にあるURLに跳んで動画を見てもらったり、アンケートに回答してもらったりと、色々としてもらっています。

今の保護者世代ができるのであれば、以降の世代が同じことをするのは難しくないです。さらに慣れているでしょう。
それらを在園者に使うだけでなく、見学者に使う。
そんな構想があります。


まとめ

今回は保育現場に直接関わるところではない内容でした。
でも、概況は職員全員が知っているべきだと私は思います。
私が園長なら、時間をかけても職員全員と共有したい。

最後に、堀内さんがセッション内で「地図となる事業計画の策定が必須」とおっしゃっていました。

保育計画は大事。振り返りは大事。記録は大事。
と保育については口うるさく言われます(自園でそれを言っているのは私です)が、園の事業計画ってあるのかな?学園本部にあるのかな?
あるかどうか、所在はどこかもわかりません。

これから特に入園までの経路を見直して、必要な整備をすることが必要なんだと思います。

職員に、子どもに、保育に向けた目を少し逸らさないといけないのかぁ。
寂しいなぁ。
でも、誰かがやらないといけないことです。

できることからやってみます。


ではでは。

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