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女子フットボール2024ココロ踊った瞬間 #3 前田海羽選手（福井丸岡RUCK）

Takuma（大森琢磨）

2024年の女子サッカー・女子フットサルを写真で振り返る連載記事。印象に残ったシーンや心揺さぶられる瞬間を、撮影した写真とともにお届けします。

第3回です。

前田海羽選手
所属チーム：福井丸岡RUCK
撮影日：2024年1月28日
大会名：日本女子フットサルリーグ2023-2024 上位リーグ

旧姓・前田海羽選手です。試合当時は福井丸岡RUCKでプレーしていましたが、結婚を機に関西へ拠点を移して、現在は阪神ユナイテッドでプレーしています。

女子Fリーグの上位リーグ最終節、立川アスレティックFCレディースとの一戦です。福井丸岡RUCKは38’56”に荒井一花選手のゴールで同点。さらに逆転を狙って、相手ゴール前に押し込んでいく中で、ベンチを撮った一枚です。

女子Fリーグの上位リーグ最終節、立川アスレティックFCレディースとの一戦。福井丸岡RUCKは38’56に荒井一花選手のゴールで同点に追いつき、さらに逆転を狙って相手ゴール前でチャンスを作った瞬間に盛り上がるベンチを撮影した一枚です。

写真の真ん中でビブスを顔にかぶったまま喜んでいるのが海羽さんです笑

ラックのベンチはいつも楽しそうなんですよね。どんなに苦しいゲーム展開でも楽しむことを忘れない。”楽しもう！”と言い聞かせるのではなくて、楽しんじゃってる。そう感じます。だからこそ、多くのファンから応援されているのでしょうね。

女子サッカーの取材中にベンチを撮影することもありますが、試合展開そっちのけでベンチだけを撮ることはまずありません。この写真は取材ではなく、観戦しているときだからこそ撮れたものなんです。実際には、ゴール前で逆転ゴールが生まれるかもしれないビッグチャンスの場面でしたが、それをそっちのけで撮影していました。

面白すぎたのでXに投稿したところ、当事者である海羽さんや他の選手からも反応があり、リポストしてもらえました。一枚の写真（実際には4枚ですが）をきっかけにネット上でコミュニケーションが生まれたことは、自分にとってとても楽しい体験でした。

そういう意味で、この写真は2024年という枠を超えて、女子Fリーグの観戦を続けてきた中で最も思い出に残る写真だと思います。こういう写真をこれからも撮っていきたい。そう思わせてくれる、大切な写真たちです。

当時のX投稿と連続写真を下に挿入したので、ぜひご覧ください！

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