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目指すのは特別なことではなく「当たり前」なこと

「爪切り屋さん」に来店いただいたお客様のお話をご紹介。
※お客様からの許可はいただいています。


なかなかnoteでお客様のご紹介はしませんが、個人的にとても目標にしたい方であったので、このnoteを読んでくださる方にも少しパワーをお渡しできたら、と思います。

何を目標にしたいか、というと


「年齢を重ねても、自分の足で好きな場所に行っている」
というところ。

○A氏の紹介

初めて「爪切り屋さん」に来店くださいました。

もうすぐ89歳を迎えようとする男性のA氏。

背筋がピンッ‼︎としており、軽やかな足取りで来られました。


年齢を先にご紹介しましたが、見た目は実年齢よりも10歳若く見えるほど。問診票に書かれた年齢を見て、ついつい「本当に?」って失礼ながら、ご本人に確認しちゃいました^^

○A氏の足のお悩み

A氏の主なお悩みは、こんな感じ。

右足の親指の爪が厚くなっていて、自分での爪切りが難しい
右足の親指の爪が巻いて、食い込んでいるので痛い


他にもお悩みはありましたが、一番解決したいのは、右足の親指の爪。

A氏の足の状態。特に右足の親指の爪に注目。

写真の通り、確かに右足の親指の爪は、厚くなっているし巻いています。

この爪の厚さであると、なかなかご自宅の爪切りでは難儀します。


ちなみに、実年齢より若く見えるのは、“年齢に対しての身体能力の高さ”も関係しているのではないかと密かに思っています。笑

※実際に身体能力は確認はしていません。私の主観でもあります。


実はA氏、いつもご自身で足の爪切りをしていました。

つまり、足に手が届くのです。

「足に手が届く」

当たり前のように聞こえる人もいるかもしれません。

しかし、これが年齢を重ねると当たり前ではなくなるのです。


○「年を重ねる」ということ


多くの方は年齢を重ねると共に、身体の柔軟性は低下し、足の爪切りをするにも、

・体が曲がらなくて届かない
・お腹が邪魔して届かない(見えない)
・爪切りに時間がかかる(そのために疲れる)
   など

悩みがある方が多い印象です。


多くの方がそんな悩みをもつ中、A氏は爪が割れるなどのトラブルがあったようですが、右足の親指以外の爪は、問題ないほどに丁寧に切れていました。

A氏のご来店時の足の状態。

○「爪切り屋さん」の位置付け

歳を重ねるごとに、いろいろな体の不調や不自由さは出てきます。

これは、しょうがないことでもあり、その不調や不自由さとは向き合い、一緒にお付き合いしていく必要があると思っています。


「爪切り屋さん」としては、出来る部分はご自身でしていただき、出来ない部分はお手伝いできたら、と思っています。


つまり、爪を自分で切れているならば、その状態をできる限り維持していく。


もちろん、放置するつもりは全くないので、

・ご自身で切るのが難しい爪は対応します
・ご自身で切れる爪の状態を維持するため、定期的にメンテナンスをします

ケア前とケア後の比較写真。

○私の願い

何歳になっても、自分で出来ることは、し続けてほしいものです。

そして、何歳になっても自分の人生を自分の足で歩んでいただきたいものです。


90歳を越えても、自分の住み慣れた自宅、住み慣れた地域で自分の好きなように、充実した生活ができますように。

“足が原因で“生活の何かを制限されることが減っていきますように。

今後も、みなさまの当たり前の生活を当たり前に過ごせるように、お手伝いできたらと思っています。

○さいごに

別府温泉×フットケア事業「爪切り屋さん」

毎月7日程度、別府の市営温泉のスペースを活用して行っています(2024年3月現在)。

足の爪切り、タコ・魚の目ケアでお困りの方、ぜひご相談ください^^


コメントでも、SNSのDMでもお問い合わせはお気軽に^^♡

足作りから、みなさんの生活が少しでも豊かになりますように♡

「爪切り屋さん-人生最期まで歩き続ける足作り-」
代表:堀 友美

代表:堀友美 紹介

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