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足をキレイに。「泡足浴」してみませんか?


皆さまこんにちは!
ほりちゃんこと、堀友美です!

2023年も残りあとわずか。。
早すぎて信じられません。

今年も本当に色んなことがありました。

とにかく動き続けた一年でしたが、その中で色んなチャレンジも出来たし、多くの人との出会いがあり、たくさんの笑顔に触れることができました。

大変なこともありますが、とても充実した一年でした。

これもひとえに、いつも応援してくださっている皆さまのおかげです。

今この文章を読んでいるそこのあなた!

いつも本当にありがとうございます^^


〇はじめに

今回は足をキレイに保つ具体的な方法ということで、「泡足浴」についてお伝えしていこうと思います。

以前投稿した、「あなどるなかれ!!足浴のススメ」では、私の「足浴愛」をたっぷりとお伝えしましたね。

また、前回投稿しました「足の清潔を保つその理由」では、足をキレイにすることの重要性についても触れました。

まだ読んでいない方は、ぜひそちらも読んでくださいね。

いったん前の記事を読んでいただいて、こちらの記事に戻ってきた方が、より全体感を理解できるかと思います♪

今回は、より実践的な話に入っていきますね!

それでは参りましょう!

〇そもそも「泡足浴」とは?

では、3大フットケアである「足の清潔を保つ」その方法の1つとしての「泡足浴」に関してお話をさせていただきますね。

言葉の定義から確認していきましょう。

まず、「足浴」というのは、「部分浴」のことです。

肩までお湯に浸かる「全身浴」に対し、「部分浴」は手をお湯につける「手浴」や、足をお湯につける「足浴」など、体の一部だけお湯に浸ける入浴方法を指します。

「足浴」は足をお湯につけるだけでも良いんです。
そこに特別なルールはありません。

しかし、今回は「より清潔を保つ」ための「泡足浴」の方法についてお話ししていきます^^

〇準備する物

・37〜40度のお湯

・洗浄用ボトル(洗い流し用)

・液体洗浄剤or石鹸

・足が入る大きさのビニール袋

・ビニール袋を固定できる入れ物(バケツ)

・清潔なタオル

お湯の温度は必ず低めに設定します。
その理由は、足の皮膚温が全身の中で最も低いとされるからです。

皮膚温とお湯の温度との差が大きすぎると、不快感だけでなく、ヤケドをさせてしまう危険性もあります。

特に、心臓病や血流障害などの循環器系の病気や、糖尿病などの既往がある方は注意が必要です。

感覚を感じにくくなる知覚鈍麻や、痺れや関節の曲げ伸ばしが難しい神経麻痺を起こしている場合があります。

そのような方は、湯の熱さを敏感に感知できにくくなっているので、必ず低めの湯で行いましょう。

お湯はぬるいくらいの温度から始めましょう。


〇加齢に伴う感覚の違いを理解しよう

また、高齢者に関して言うと…。

体温調節機能は、とくに65歳を超えた頃から温度感覚の麻痺が顕著になります。
老化により温度を感じる機能の低下がみられ、感度が鈍くなることが分かっています。

50歳以下では約 0.5度の温度差を区別できるのに対し,65歳以上の高齢者では,約 1.0~5.0度の温度差となって初めて区別できるとも言われています。

ですからイメージとしては、
「40度と45度のお湯でやっと温度が違うことがわかる」
という具合なんですね。

もう一つ、認知機能の低下によって、"熱さ"を感じても、それを"熱い"と表現することが難しくなる事もあります。

場合によっては、「熱い」をどう伝えて良いのか分からず「怒り」の感情として表現する方もいます。

このように、加齢に伴う様々な機能低下がある、ということを念頭においておきましょう。

そして、お湯の温度はお風呂の温度と同様に好き嫌いもあると思います。

とにかく、まずは低い温度から。

そしてご本人に確認しながら、温度を上げるようにしていきましょう。


〇洗浄剤の種類は?どんなものを使うのが良い?

液体洗浄剤or石鹸の種類についてですが、一般的にアルカリ性の洗浄剤の方が、油分に馴染みやすく皮脂を落としやすいです。

皮膚のpHは4.5~6の弱酸性と言われており、健康な皮膚であればアルカリ性の石鹸を使用しても、皮膚はすみやかに元の弱酸性に戻る性質があります。

これを「pH緩衝(かんしょう)作用」といいます。

一般的な石鹸はpH9~11のアルカリ性となっており、健康な皮膚ならこういった洗浄剤で洗ったりすることも問題はないでしょう。

しかし高齢者の場合では、若い人たちに比べて傾向として皮膚が乾燥しており、pHもアルカリ性に傾いているケースがほとんどです。

そこにアルカリ性の石鹸などを使用すると、油分を落としやすい洗浄剤がさらに乾燥を促進させる結果となります。

結果的に足をキレイにすることはできても、皮膚の乾燥や痒みなどのトラブルを悪化させてしまう可能性があるんですね。

先程のpH緩衝(かんしょう)作用をもってしても、高齢者の皮膚は弱酸性に戻りにくいんです。

結論としては、皮脂膜を落とさないよう、弱酸性の洗浄剤を使うことをお勧めします。

あくまで「高齢者の皮膚」においてはという事ですので、若い方などは必ずしも弱酸性でなくても大丈夫ですよ。

高齢者の皮膚は乾燥しアルカリ性に近い状態。
皮脂の落とし過ぎに注意が必要です。

〇実際に洗ってみよう!

さて!

やっと泡足浴の実践に入るのですが、具体的なやり方にはいろいろな手技がありますので、今回は一例をお伝えしますね。

「こんな感じでやるんだー。」
くらいに思ってもらえると嬉しいです( ´∀`)


まず、ビニール袋に液体洗浄剤(石鹸)と、ぬるめのお湯を少量入れます(少量から初めて、足りないと感じたら少しずつ増やしてください)。

ビニール袋に空気をパンパンに入れ、シャカシャカと振り、水と洗浄剤(石鹸)を混ぜます。

軽く泡立ったら、今度は空気を3分の1ほど抜いて、さらに振ってきめ細かい、硬い泡になるまで泡立てます。

この時、泡立てネットを入れると時短になります(*^^*)

きめ細かい泡で優しく洗ってくださいね♪

泡が出来たビニール袋に足を入れ、ビニールの上から足を揉み洗いします。

この時、爪や足の指の間などもよく洗いましょう。

中には、普段足の指同士が密着してしまっている方がいます。

他にも、足の指の可動域が狭く(柔軟性がなく)、足の指の間を洗うことを嫌がる方も。


そういう場合でも、ビニールのツルツルした肌触りと、泡のヌルヌルと滑る力がうまく作用することで、スッと足の指の間が洗えてしまうこともあります。

ただし、無理に指間を広げようとせず、あくまで優しく滑り込ませてくださいね^^

洗うときって「ゴシゴシしなきゃ!」なんて思いますが、汚れは石鹸の成分である「界面活性剤」で浮かせて落とせます。

また改めてお話しできたらと思いますが、この界面活性剤で浮かせて落とすためには、しっかり「泡立てること」が一番重要になるのです。

泡さえ乗せておけば、ゴシゴシせずとも汚れは徐々に浮いてきます。

なので、そのあとは1〜2分程度泡に足をつけたまま時間を置きます。

ビニールの口の両手ですぼめ、泡をこそぎ取るようにしながらビニール袋から足を出します。

ここで石鹸成分を洗い流す手間を省くために、泡を残さないようにビニールから足を取り出すことが大切です。

その後、濡れたタオルで石鹸成分がなくなるまで拭き取るか、そのビニールをバケツにセットし、その上で掛け湯をして洗い流します。


しっかり水気をとりましょう。指の間に水分が残らないように。

〇洗った後のケア


濡れた足はタオルでしっかりと水気を拭き取ります

このときは、足の指の間や爪周りの水分が残らないようにしっかり拭きあげましょう。

拭き上げたあとは、しっかり保湿をしてあげてくださいね。


保湿に関しては、またどこかでお話しできたらと思います。

今回は、3大フットケア「足の清潔を保つ方法」の1つである「泡足浴」のやり方の例をお話しさせていただきました。

今後も深掘りしながら、保湿や保護についてもお話し、さらなる足の沼にみなさんをお連れできたら、と思っています。

ということで、今回の私の話は終わらせていただきます!

いつも読んでくださる皆さん、本当にありがとうございます!

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私の夢を「応援したい」と思ってくださる方も大歓迎です!
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それでは次回の投稿でお会いしましょう(*^^*)
年末も私は走り抜けますよー!笑

風邪などひかぬよう、良いお年をお迎えください🎶

著者:堀友美 プロフィール


編集:さんかくしおハッカ



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