意外と知らない「お爪様」の役割:後編
こんにちは!
堀友美です( ^ω^ )
「爪」の役割と魅力について語っていく『意外と知らない「お爪様」の役割』後編です。
前回に引き続き「爪」が果たしている知られざる機能を、皆さんにご紹介していくのですが、前回よりも詳しく、頭でしっかり理解ができるところまでご案内いたします。
今回、皆さまにお伝えしたい「爪」の役割については大きく3つ‼︎
この記事を読めば皆さんの「爪」に関する知識は、一般に知られている内容の数倍以上になるのではないかと思っています。
これをきっかけに、読者の皆さんが「爪」に興味を持って、さらには「フットケア」にも関心を寄せていただければとても嬉しいです!
今回、少し専門的な内容もありますが、できるだけ分かりやすく説明しますね!それでは参りましょう( ´∀`)‼︎
役割①「物を掴む、踏ん張る、指の力を増幅させる」
爪の持つ1つ目の役割が
「物を掴む、踏ん張る、指の力を増幅させる」です。
ちょっと小難しいので、どういうことか説明しますね?
みなさん手の親指の腹を机にぐっと押しつけてみてください。
マッサージするように押し付ける感じです。
この時、ぐっと力が入るのは爪があるからなんです。
え・・・?って感じですよね笑
ちょっと図で説明した方が分かりやすいかもしれません。
机にぐっと親指の腹を押し付けた時、同時に机からの反発力(机から親指の腹に向かう上向きの力)が発生します。
この机からの反発する力を受け止めるのが「爪」なんです( *´艸`)
指で机を押さえる下向きの力に対して「机からの上向きの力」が上向きに働き、それを爪が受け止める事でバランスが保てます。
しかし爪が無いと、その部分の「机からの上向きの力」を受け止めるものがなく、その力に押されて指の力が入らなくなります。
前足(手)を自由に扱うことができた結果、脳の発達が促され、進化したと言われている人類ですが、そもそも「爪」がなかったら手をうまく使うことすら出来なかったのかもしれないんです。
話がそれましたが、
例えば「ペットボトルを掴む」「掴んで持ち上げる」
そういう時に、爪が無いと指に力が入りにくく、「掴めない」「持てない」のです。
ペットボトルをしっかり掴んで、持ち上げても安定させるには「爪」が必要なんですね。
さらに、足に置き換えたらどうでしょう?
人間が効率よく歩くためには、地面をしっかり足の指で掴みながら歩くことが大切です(掴んでいる意識はないかもしれませんが、実際はそうなんです)。
足指でしっかり地面を踏みつけ、地面からの反発する力(床反力)を足の爪が受け止めるからこそ、地面を掴みとらえる事ができます。
足の指が地面を掴めるとどう良いのか、と言うと、
地面を掴むことで、地面をぐっと蹴り出せるんです。足指でしっかり地面を押せるから、歩く時に前に進む力が強くなるんですね。
同じ一歩でも、より前に進むためにも足の爪は必要です。
それ以外にも、例えば人が2本足でバランスをとったりできるのも爪のおかげだと言われています。
(※バランスが取れているのは爪のおかげだと実感がないのは、崩れているバランスを体の別の部分(膝や股関節等)が、踏ん張って支えてくれている《=別の部分に負荷がかかってしまっている。》からです。専門用語で『代償』という言い方をします。)
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ちなみに余談ですが。
足の小指の爪が異常に小さい(時に爪が無くなっていることもある)という方はいませんか?
実は、人間は使わなくなった体の器官を退化させてしまいます。
床からの圧力が低下し、爪に適度な負荷がかからなくなると、体はその部分(爪)を必要のない存在と認識し、発達が止まるんです。
指が地面から浮いて地面を踏み締めれない方は、爪が小さくなることがあります。
そうすると先ほどの「床反力」の話で、さらに地面を踏みしめられなくなるという悪循環が多いです。
なので、しっかり足指で地面を踏むような意識付けはめちゃくちゃ大切なんですね‼︎
役割②「感覚を増強させる」
2つ目の役割は「感覚を増強させる」です。
手足の感覚はとても敏感です。
手は特にですが、これも爪がある事でより研ぎ澄まされ、鋭くなります。
触れた物の「ざらざら〜つるつる〜♬」という質感がわかったり、温度などの情報を脳に伝えます。
細かい作業をする時や、微妙な力加減を調整できるのも爪のおかげなんです!
(※例えば、この「力加減の察知」には「りんごを掴む力」と「お豆腐を掴む力」が瞬時に判断できて、それ相当の力加減で扱うことができる機能も含まれています。お豆腐を持った時に柔らかさを感じることで、脳が指令をだし握りつぶさず優しく持つことができます。)
ちなみに、足の爪は手の爪に比べて感覚を増強させる役割は退化しています。
理由を簡単にお話しすると、
人間がまだ猿の時代だった頃までさかのぼります。
その頃の祖先は4足歩行で足も手のように物を掴んだり、気によじ登ったりしていました。
今の猿もそうですよね?
ところが、
人類の祖先が4足歩行から2足歩行になった時、足は手のような繊細な感覚は退化していったとされ、歩行やバランスのための器官により特化するようになったと言われています。
手足の感覚の違い、という話とは少し逸れますが、、
足にも「メカノレセプター」という足の皮膚や筋肉組織に存在する固有の感覚受容器があります。
このメカノレセプターは体の「姿勢」や「傾き」を検知するセンサーです。
このセンサーのおかげで、砂利道や段差など環境ごとの地面の変化を察知して脳や筋肉へと指令が伝わり、バランスを保とうとする力が働いています^ ^
このメカノレセプターと地面を踏みしめるための爪の役割のおかげで、私たちは不安定な山道でもバランスを保って歩くことができるんです‼︎
役割③「指先を守る」
3つ目の役割が「指先を守る」です。
実は、指先の骨は爪の中央付近までしかないんです(; ・`д・´)
そして骨の無い本当に指の先端部分は何が支えているかというと、爪が支えているんですね。
これにより衝撃や外傷からも爪が指先を守ってくれてます。
何かに指をぶつけた時に、爪が指先を守ってくれるのです。
特に!
上からものが落ちたときに、爪が下の骨を守ってくれている役割が大きいです。
爪を抜爪(ばっそう=全部剥いだ、抜いた)した時に、一番「気をつけて!」と伝えるのは、実は「物を落とさない事」だったりします。
爪があることで、重症を負わないような設計がされているんですね(#^^#)
爪は、適切にメンテナンスしていなければむしろ傷のもとになったり、痛みを誘発することもありますが、本来は私たちの手足を外傷から守る役割もあるんです。
いつも守ってくれて…本当に感謝しなくちゃですね‼︎(泣)
「お爪様」に感謝しよう!
ここまで3つの「爪の役割」をみてきました。
皆さま、どうでしたか?
「爪ってそんな役割があるの?」「知らなかった!」
という人は多いのではないでしょうか?
だからこそ、爪を正常に働かせる必要があるんです。
そのためには爪が厚すぎても薄すぎても、長すぎても、短すぎてもいけないんですね。
適切な長さ・形に整える必要があるんです。
なぜ爪があるの?爪って必要なの?
なんて思っていた方。
爪はあなたの生活にめちゃくちゃ必要で、あなたの人生を豊かにしてくれるものなんです( *´艸`)
今回のタイトルは、「お爪様」と呼ばせていただきました。
本当はそれくらい有難くて、感謝すべき存在なんですよ^^♡
みなさん、爪の保湿していますか?深爪しすぎてないですか?
爪のケア、しっかりしていきましょうね♪
ということで、今日の話を終わらせていただきます。
今回ちょっと長かったですけど、
最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございました^ ^
今後も、皆さまをさらなる足の沼にお連れできたらと思っていますのでよろしくお願いします^^
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