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爪弯曲症のケア

足の爪が前方にま~るく伸びて、どこまでが爪なのかわからなくて「普通に切ったら肉まで切って出血しちゃった!!」ってこと、ありませんか?

入浴後の爪切りケアでよくきくヒヤリハットです。レポート提出ですね。

なにより、痛い思いをした患者さんがかわいそうなので、こういう爪はどうやって切ればよいか、なぜこんな爪になっているのかを解説していきます。


爪弯曲症(つめわんきょくしょう)は、爪が先端へ弯曲した状態の爪です。

爪のピンクの部分(爪床とくっついている部分)が前方に移動して丸く延びています。つまり、遊離縁(爪のピンクの部分と先端の白い部分の境目)が通常より前方に移動しています。

境目を見極めずに普通の爪と同じように切ると出血するのはこのためです。

爪の成長が遅すぎる場合や、前方から爪に圧力がかかる場合や、床反力がかからない場合など、原因もさまざまあります。

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爪切りで出血させてしまった場合、同じミスを繰り返さないことが大切ですが、爪切り担当者は毎回同じではないので、この爪の高齢者はケア時に何度も出血させられるリスクがあります。時間がなくあせった時のケアで起こりやすいので、要注意の爪の人はケアする側が情報共有・把握して落ち着いて切ったほうが良いです。

どこまでが切って良いラインか境目をちゃんと見て判断して切りましょう。


この爪は爪甲鉤弯症と爪弯曲症の合併です。
爪の伸びすぎ(からの爪甲鉤弯症)は爪弯曲症の要因になります。

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伸びすぎて指の腹に爪が刺さってえぐれています。

ずっと独居で施設入所したばかり!という時によく発見されます。

早急に切らなければいけません。


★☆★ 実際に切ってみましょう ★☆★


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