#9.タイリーグ2021-2022
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9/3はいよいよタイリーグの開幕!
新型コロナの影響で開幕の延期が立て続いたタイリーグですが、
今年はどうなるのでしょうか。/堀雄一郎(取材日:8/30)
―タイリーグもいよいよ開幕ですね。ユーキ君は9/1に※チャンピオンズカップからだね。
※日本の富士ゼロックススーパーカップに当たる試合。
いよいよだね。新型コロナの影響で開幕が何度か延期されたからね。
色々と問題もあるだろうけれど、楽しみです!
―今年のオフシーズンの移籍市場はどんな印象だったのかな?
新型コロナの影響もあって、各クラブ大きな支出は難しかったね。
その中でも一番積極的だったのはポートFCかな。
一番インパクトがあったのは、「ラチャブリーの象徴」ともいえる選手(フィリップ・ローラー)の移籍。
本人は行きたくなかったけれど、クラブにお金がなくて、売るしかなかった。
ラチャブリーだってACLに出場していたクラブで、その象徴と言える選手が売られるってのは、
今までのタイリーグとは、やっぱり状況が変わってきているってことだよ。
―SNSで移籍情報を眺める中でも、確かにこの移籍は驚いたね。
ちなみに海外からの有名な選手の獲得なんかも今回はなかった?
そうだね。ビッグトランスファーはないね。
やっぱりどのクラブも慎重に動いたと思うし、タイでの実績がない選手を獲るよりは、過去の国内実績を重視して動いた感じだね。
―なるほど。今シーズンも日本にまつわる選手は期待しているよ。T1は5人だね。
※BG/松村亮、サムットプラカーン/坂井大将、小野悠斗、
チェンマイUTD/エスクデロ・セルヒオ、スパンブリー/佐藤大介
そうだね、今年は5人だね。ぜひ頑張ってもらいたいね。
日本人でぜひ紹介したい選手もいるんだけどいい?
今年、僕が住む街、Chiangrai(チェンライ)のChiangrai Cityというクラブ(T3)に「廣田隆治」選手が加入したんだよ。
廣田隆治選手(2020年/ヴィアティン三重所属時)
―個人的にはガイナーレ鳥取に所属している時、よく観ていたよ。
堀ちゃん、すごいね。笑
彼は日本では最後JFLでプレイしていて、サッカー以外に仕事もしなきゃいけなかったんだけど、タイでまたプロとしてチャンスを掴んだ。
もちろんここから更なるステップアップを期待するんだけど、
日本でプロからはじかれても、タイでまたチャンスを掴んだ選手の姿を、
一人でも多くの方、特にこれまで隆治を応援していた人や、
日本で同じような境遇の選手に観てもらいたいと思うよ。
―そうだね。廣田選手に活躍してもらって、日本人選手の需要がタイで高まって欲しいね。
日本で上手くキャリアを作れなかった選手でも、タイで才能を開花させられたらスカウト冥利に尽きるよね。隆二の活躍をぜひ一緒に見守ってあげてください。
【編集後記】
新型コロナの影響で暗い雰囲気になりがちな時も、開幕前の熱気と言うのはやはり抑えられません。笑
そういう意味では、Jリーグとタイリーグに詳しくなると年に2回、開幕前を楽しめてお得ですね。笑