広報を始めて一か月経って考えたこと。
こんにちは。こんばんは。おはようございます。橋本龍来です。
実はインターン先のVentureForJapanで広報に移ってから一か月が経ったんですよね~
広報自体は欲しいスキルの一つではあり、以前から機会があればやってみても良いかも~と思っていたもののまさかこんなに早くやる事になるとは思わずびっくりしました。
当然広報を前からやろう!と思っていたわけではないので全く勉強もしていないし、広報じたいも何となくしか分からない状態で始めました。
〇実際にしている事(したこと)
現時点ではVFJの公式noteの記事を執筆しています。
仕事自体は大きく分けて3段階。
①記事企画
②記事作成準備
③記事執筆&投稿
このように、自身でnote記事を企画し、通ったものを執筆するという作業です。
始めて一か月の時点では記事一本を投稿完了、二本目を現在執筆中といった感じです。
ちなみに初めて投稿した記事はこちら
noteが広報としてはメインですがサブ的な感じでインターンTwitterの運用も行っています。ただこちらは広報になる以前からやっていたものになります。
インターン生Twitterはこちら
〇やってみて感じたこと
一か月間note執筆だけではありますが、広報というポジションになってみて感じたことは多々あります。
まず一個は適正について。
広報はめちゃくちゃ共感力が大事だな~と思いました。共感力というか一般的な他者の気持ち・感情・感覚が理解できるかどうか。
記事を書く目的は様々ですが、基本的にはある人に何かを感じてほしい、変化をもたらしたいという場合が多いと思います。そのためには当然相手の事を良く分からなければ望んでいる変化は起こしにくいので、このような能力を持っている人が広報は適性が強いのだなと感じました。
二つ目の業務について。
noteの記事執筆自体は難易度は別としてとてもシンプルです。企画をして書く。
ただし、やはり書き方の部分はかなり難しいし、慣れが必要だなと感じました。
正しい日本語で書く事や、読み手が理解しやすい構成・単語選び等はかなり難しく感じました。特にここに関しては僕自身が元々得意ではなくどちらかと言うと苦手にしていた部分(かつ改善する必要性も今までなかった)なので今後最も成長できるポイントかなと思っています。
〇現在の広報観
そんなかんやで一か月間広報をやっていく中で、当然初心者として勉強もしなければならないのでこの一か月間は広報に関することに考えを費やす時間や記事を読む時間などは増えました。
現時点での自身の広報観をまとめて置き、数か月後の成長をより分かりやすくできるように書き記しておこうと思います。
1.広報の定義
広報の定義ですが、ここがまず広報に触れる上での出発地点かなと思います。広報とは一体何なのか?これを自身の中で明確に持っておくことで、広報として秀でるには?何をどの角度で学ぶ必要性があるのか?等々答えの無い問の解の方向性が定まってきます。
ちなみに広報の定義と言えば先日日本広報学会が広報の定義を定め、それがTwitterでも話題になってました。
こちらが日本広報学会の広報の定義です。
さてここから自身の定義付けに入っていきます。個人的に広報という言葉を聞いて真っ先に思いつくのは何らかの形での「情報発信」です。何を行うにも必ず情報発信が含まれており、この情報はそれぞれの目的に応じて社会あるいは個人に対して発信されます。
このままでは目的に応じたある社会個人における情報発信という短絡的な定義になってしまうのでもう少し目的の部分を深堀していきます。
広報における目的ですが、基本的に広報は自身達の行っている取り組みに対して貢献するために存在しています。その貢献の種類は様々ですが、共通しているのは、「広報の発した情報に対象者が触れた時に、その対象者が自身達の取り組みに対してプラスな変化を起こす事」です。
イベントであれば情報に触れた人がイベントに参加する、採用広報であればエントリーしてくれる、もっとシンプルであれば実際に買ってくれるなどです。
情報の発信によってこの変化を起こすことが広報の目的と定義します。
また人間の行動は基本的に認知➡判断➡行動のサイクルによって決定されます。これにかみ合わせて考えると、広報の情報発信として起こしたい現象は最後の行動の部分ですが、アプローチしているのは「認知」の部分になります。
よって僕の現時点での広報の定義は
「自身の情報発信を用いて、対象者が望ましい行動を取るように認知変える事」
です。
また、広報の話ではコミュニケーションの類の言葉が度々使われることが多いですが、今回はあえて使いませんでした。
理由としてはコミュニケーションは広報において目的ではなく、結果として生じる事の多い現象だと考えているからです。
定義にもありますが、目的は対象者が望ましい行動を取るように認知変える事なので一回の情報発信でこれが達成されるのであればコミュニケーションはそこに生じません。しかし、人間そう簡単に一回の情報発信で認知を大きく変えることはできないので、結果的に複数回情報を発信するだけでなく、双方向に発信する場合もあるのでプロセスとしてコミュニケーションが多く生じます。
2.広報として考えなければならない事。
定義にもありますが、広報として社会あるいは個人の認知を変えるためには様々な事を考えなければなりません。
個人単位でもかなり大変ですが社会規模だとさらにです。個人だとしても人間の反応は機械的なものではないため、予想通りにいくことは多くはありません。
また認知を変える際にどのような情報を発信するかは大事ですが、どのような主体が発信するか?も非常に大切です。
どの様な主体が、どのような情報をどのような形で発信したのか?という部分が相手の認知の変化に大きな影響を与えます。
そのため我々と相手はどのような社会構造に位置し、その中のどのような関係性の中で規定され、我々が何者なのか?をしっかりと理解し、考えておく必要性が主に戦略面では大切なんだろうと思います。
〇最後に
こんな感じで広報を始めての一か月をまとめてみました!
広報って難しいですね~やっぱり。
まだ一か月で初心者中の初心者なので、これからも継続的に勉強をしてしっかり結果を出していきたいと思います!
勉強あるのみ!!
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