試合メンバーはいつ分かる?その時の気持ちは?
ご質問ありがとうございます。
質問内容がいくつかありましたので、順を追ってお答えさせていただきますね。
●試合メンバーを知るタイミング
結論からお話すると、監督次第です。
一週間を通してある程度メンバーを固定してトレーニングを積む監督であれば、週の半ば、遅くとも試合二日前には、なんとなく先発メンバーが見えてきます。
この場合は、正式には発表するのは前日でも、ある程度選手たちは把握しているパターンが多いです。
反対に、試合前日までメンバーをミックスしてトレーニングを行う監督も過去にはいました。おそらく選手のモチベーションを一週間を通して高く保ってほしいという意図があったのではないかと思いますが、本当に前日の発表まで分かりませんでした。
アウェイでの試合の場合は前日には現地入りすること(前泊)が基本なので、流石に18人の試合メンバーは前日には発表されますが、当日に先発とサブを入れ替えたりする監督も中にはいます。
個別にメンバー選考についての話をされる場合もあります。「次の試合で使う」とか、逆に「次は休ませる」みたいな話を個別にすることもあり得ます。その意図は様々あるとは思いますが、より準備を整えさせたり、反対にメンタル的な配慮だったりするのではないかと思います。
●メンバー発表時の心境
メンバー発表は、やはり何度経験しても緊張感はあります。
その場では色々な立場の選手がいるので、表には出しませんが、内心喜ぶ気持ちは当然あります。家族や友人が試合を見に来てくれる場合もありますから、連絡をしたりもしますね。
反対にメンバーから外れてしまった場合ですが、これは過去にもいくつか記事にしていますが、実際に監督に意見しに行ったり、その理由を聞きにいくパターンは割と存在します。
●試合当日の気持ち
メンバーに入らなかった時、試合をどういった気持ちで見るのか、ということです。
こちらも過去の記事で触れていますが、大事なのはチームです。確かに、自分が試合に絡めないのは悔しいですし、仲間の失敗を願ってしまうようなシチュエーションもあるかもしれません。
特に勝負の世界を生きるアスリートであれば、そこは食うか食われるかの世界です。そういったしたたかさや反骨心のようなものは常に持っているはずです。ただ、その思いをマイナス方向にに発揮してはもったいない、というのが僕の意見です。
この記事でも触れましたが、チームの成功は自分にとってもプラスに働くことが多いですし、チームへの忠誠心や犠牲心を持った選手は、必ず必要とされます。
もちろん、サッカーの能力自体が重要ですが、それと同じくらい重要視されているようにも感じます。
チームにプレー以外で何をもたらせるのか、そういう視点も大切にしているつもりです。
●まとめ
各質問に順にお答えさせていただきました。
試合メンバーの選考結果に関しては、何度経験してもエネルギーを使うものだと感じています。入れるか入れないかの境界線に立つことの多い選手はなおさらです。
それでも、自分がどちらになろうともチームのために動ける選手はとても大切です。
時には、我の強さや主張することが必要になることもありますが、それは自分がやるべきことをやった上で成立しうることだと思っています。
サッカーはチームスポーツだということを忘れずに取り組みたいと思っています。
この記事では、チームを築き上げる上で非常に重要だと思うことについてお話しています。興味があれば是非読んでみてください。
ご質問ありがとうございました!!
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