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第1回 チキチキ 横浜F・マリノス誰がサッカー上手いのか選手権 ~今、話したい技術がある~

こんにちは。こんばんは。
おはようございます。

本日は久しぶりにちゃんとフットボールの話をしようと思います。
正直、この話題に関しては以前にも少し別の記事で記したことがあるのですが言葉だけで説明するのが難しく躊躇っていました。
同時に僕もまだまだ勉強途中です。

なので、先に断りをひとつ入れさせていただきます。

今回の記事は僕の考えてる基準に基づいて僕の独断と偏見で選出しております。
「こういった考え、見方もあるのか。」というように温かい目で読んでいただければと思います。

なのでネット上での異論、反論は受け付けません。笑
いつか実際に会って、お互いに有益になるように語りましょう👍

また、今回は「正直あんまりサッカー詳しくないんだよねー」っていう方にもできるだけイメージしやすい言葉で話をしていくつもりです。
もし、そういった方がいらっしゃって途中まででも読んでいただいた方がいましたらぜひ感想などを教えていただきたいです🙇

それでは、行きましょう。

◆技術とは?

早速ですが、皆様に質問です。
皆様が考える、フットボールの"技術"って何ですか?

おそらくこの質問を10人にしたら全員が違う解答になるかと思います。
そのぐらいフットボールにおける"技術"の考え方って人それぞれなはずです。
ここでは僕の考える"技術"の基準をキーワードごとに紹介します。
マリノスの試合からも分かりやすいシーンだったり、動画を抽出してますのでそちらも参考にしてみてください。

・目的地の認識、接続

これは以前、僕の記事でも少し書かせていただきました。
ぜひ一度読んでみてください。

2020J1リーグ 第1節 vsガンバ大阪 ~人はなぜミスるのか~|Y@R #note https://note.com/footballlife07/n/nfa9a5febd7b2

ここで大事なのは…
①ボールが目的地になっていないか。(ボールに行かない。)
②意識の中心がボールになっていないか。

この2点になります。

これを見分けるポイントがあります。
1つ目は体の向きです。
単に体の向きといっても曖昧で分かりづらい部分があると思うので、体の向きの基準について少しお話します。

ここでいう体の向き=へその向きになります。

人間は必ず、へそが向いている方向に行動します。
家から駅まで歩いてくださいと言われてマイケルジャクソンのようなムーンウォークで歩く人はおそらくいないと思います。
多少の例外はあるとして、日常的にへその向きと反対側に進んで生活してる人は限りなく0に近いと思います。

フットボールも同じで、ワンタッチのフリックなど瞬間的に例外なものはありますが基本的にはどの選手もへそが向いている方向にプレーします。

これを基準に考えたときに、実際にプレーしている選手がどのタイミングでへその向きが変わっているか、を見るとその選手の意識がどのくらいボールに行っているかが分かると思います。

このへその向きが次の目的地(選手、スペース、ゴール)と繋がることを"接続"といいます。

2つ目はボールの軌道に対する選手の立ち位置です。
これは1つ目のへその向きと似ているもので、パスを受ける選手がどのくらい目的地を意識して接続できているか次第でボールを受けるときの立ち位置が変わります。
これを詳しく説明した動画を載せておきますので言葉だけだとイメージが沸きづらいと思うので見てください。

フットボールやフットサルをやられている方はこれを意識するだけで見える景色が変わります。
ボールに左右されることがなく、コントロールすることに余計な力を使わなくてよくなるのでぜひ試してみてください。

そして試合を見るときはボールの軌道と立ち位置の関係を意識するといいかもしれません。

・ポールなしペアリング

ペアリングというのは、イヤホンのようにBluetooth同士で繋がることを言います。
ボールなしペアリングというのはボールが関わってないところで接続ができているかということです。
フットボールの言葉でいえば、レイオフです。

ボールを持ってる人を①、ボールを受ける人を②、目的地を③と3つの関係があったとしたときに先ほどは主に②がボールを受けてからの話をしました。
②から③に向かうまでの話です。

ここでいうのは①の選手がボールをまだ離していない状態。
つまり、②の選手がボールをもらう前の場面での技術についての話です。
覚えておいてほしい基準として、目的地は必ずしも人でなければいけないわけではないということです。
そこは選手たちがプレーするポジションによって、プレーする場面によって変わるのである意味当然の話ではあります。

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上の図はボールありの関係となしの関係のイメージです。
この図からボールなしペアリングというのは"次にパスを受ける人"ではなく"次の次にパスを受ける人になる技術"であり、"ボールがないときに次の目的地と接続する技術"ということになります。

参考になるシーンがあります。
浦和戦90分、オビからのビルドアップのシーン。
しんくんから小池にパスが入って小池がAJにパスを出した瞬間のタカの動きに注目してください。
この小池がボールを持ったとき、タカがAJと接続をしたこの瞬間がボールなしペアリングになります。
直後にタカがナベコーとワンツーをし、阿道に縦パスを入れた瞬間の岩ちゃんの動きもボールなしペアリングができている動きという風になります。

僕はチームとしてスムーズな前進をする上でこのボールなしペアリングを前提にプレーすることが欠かせないと考えています。
全員がパスを受ける"2人目"になってしまうと全員がボールに寄ってしまいそれをゾーン1でやることで後ろが重くなってしまいゴールから遠い+ショートカウンターのリスクに繋がります。
そしてそれが続いてしまうといつしか意識がどんどんボールへと向かってしまうという悪循環になります。

少し話がズレますが、僕はこれがスムーズに連続してできることがタカがゲームに出続けれてる理由だと思います。
ナヘゴーの場合、ボールなしペアリングを前提に動いてるけどボールが出てこないっていうパターンがタカよりちょっと多い印象です。

基本的にマリノスの中盤の選手はチームのスタイルもありますがボールなしペアリングができるようになってきました。
マルコスやナヘゴーのように潜在的にできる選手もいますが、タカや喜田キャプテンのようにチャレンジして自分のものにした選手もいるのでプレーしてる人はぜひ意識して試してみてください。

◆けっかはっっっっぴょーーーー!!

ついにお待ちかね!
結果発表のお時間です👏

今回は僕なりの基準で選出させていただきました。
改めて、「こういった見方もあるんだなぁ」というように皆様のフットボールを見る視点を増やせるようになったものになれれば幸いです。

僕のこの話は正解ではないのでぜひ皆様のご意見、感想も聴かせてください。
そして実際に会って語りましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!


~上手いと思う選手 Best 5~
1位 扇原貴宏
2位 ティーラトン
3位  松原健
4位 マルコス
5位 渡辺皓太

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