2022/11/5 J1第34節 vsヴィッセル神戸 ~ROUTE 442~
こんにちは。こんばんは。
おはようございます。
内容、結果共に会心の勝利となった10/29の浦和戦。
優勝こそ決まらなかったものの、残り1試合の時点で首位にいることと自力で優勝を決めれる状況にできたことが何より。
早く決まればそれはそれでいいのかもしれないが、大事なのは34試合目を終えた時点でトップに立っていることだ。
そんな34試合目の相手はヴィッセル神戸。
この一週間の僕のように、2022年シーズン紆余曲折あったチームでありマリノスの壮大な夢を打ち砕いた因縁の相手でもある。
多方面からのプレスを受け、時間がない上に負荷が上がった状態での執筆となったため前回以上に簡素なものとなるが、読んでいただいた方の試合観戦のチョイ足しになれたら幸いだ。
(安易に、やるよ!の件をやらないことをオススメします。)
(詳しくは、YouTubeで"春日 やるよ"で検索)
※参考試合→川崎フロンターレvsヴィッセル神戸
◆神戸の印象まとめ
まずは現状の神戸のチーム事情とフロンターレ戦を見た上での個人的な印象をメモ型でまとめていく。
11勝7分15敗 得点34、失点38の現在リーグ12位
吉田監督就任以降、9勝2分4敗で勝ち点29の荒稼ぎ
前節の敗戦までは5連勝を記録
出場停止はいないものの負傷離脱者が多数
特にGKは出場機会を分けあってきた前川、飯倉が共に離脱。今節の出場も微妙か。
天敵、飯野七聖は肉離れにより離脱中。ほっとひといき。
基本布陣は4-4-2(以下川崎戦参照)
DFは左から高徳、小林(友)、流帆、山川
MFは左から汰木、大崎、山口、武藤
2トップは大迫、小林(祐)
小林(祐)はポジション固定せずフリーロール
ビルドアップでは大崎アンカー化で小林(祐)と山口がIHのような振る舞い
ゾーン3はGK+2CB+大崎でビルド。左に運ぶことが多い
神戸のパス交換1位は小林(友)→高徳
また神戸のパス交換トップ5全てに高徳が絡んでいる
2位が高徳→汰木などから、左で作って右で仕留めるのが攻撃の形かと。
武藤が右で使われている理由もここにあるかと。
トップスコアラーは7得点の大迫
実力を考えるともう少し取っててほしいのが本音か。
本人ももう少しゴール前での仕事に比重を置きたそうに感じた
ロングボールなどファーストトップとしてのポストワークはスーぺル
川崎戦を見た印象でも左からの攻撃が多かったようにデータにもそれがあらわれていた。
SBはフットボールの試合では相手が狙いやすいポジションであり、守備側はSBに入ったところからプレスのスイッチを入れることが多い。
しかし、このフットボールの鉄則のようなのものを神戸相手にやると罠に引っかかってしまう。
百戦錬磨の高徳からすればそんなの分かりきっており、パス交換ランキングトップ5全てに絡んでいることから出し手としても受け手としても術が多いことが伺える。
フロンターレがそこまで深追いせず4-3-3中誘導のプレスをかけた理由はここを警戒してだと考えている。
前半35分のシーンでは小林→高徳ルートを防がれたところから流帆がボールロストし、決定機を作られた。
マリノスとしてもこのシーンのように、ルートを防ぐとこから前線から連動してプレスをかけることができれば自ずと得点できるのではないだろうか。
◆神戸KEY PLAYER
🔑大迫勇也
押しも押されぬ神戸の大エース。
ポストワーク、陣地回復、フィニッシャーと役割は多岐に渡るもののほぼ高水準でこなす姿を見ると代表落選を惜しむ声もよく分かる。
もちろん、彼がスペシャルなのはもはや言わずもがななのだが僕は彼の周りの設計が気になった。
特に彼を目掛けてロングボールを入れるとき。
基本的に小林(祐)が中盤まで降りてボールを引き出そうとするので、中央に鎮座してロングボールを競ったところで勝ったとしても近くにサポートがない状態になってしまう。
そこで大迫はサイドに流れてボールを引き出そうとする。
ジジ水沼も解説で言っていたように、フロンターレのSBが登里だったのでマッチアップの相性をみて登里のところで競ろうとする動きをしていた。
ただ、そこにあまりボールが入らず大迫が強く要求するシーンもあった。
サイドに流れた上にボールが出てこなくてゴールからも遠ざかってしまうとなると、多少フラストレーションが溜まるのも分からなくはないと感じた。
小林から大迫へのパスをそんなに多くなかったことから、ここは後半途中でイニエスタに替えることでより大迫がゴールに近い位置で良質なパスを受けれるようになるだろう。
ただこの展開は神戸としてはリードされていたりある程度守備を諦めて出ていかないといけない場面での話になると思うので本望ではないだろう。
おそらく先発は小林になると思うが、保持の時間が短いことを考えたら小田や佐々木のスピードある選手を相方として起用することも考えられるのではないだろうか。
◆マリノスKEY PLAYER
🔑西村拓真
マリノスのキープレーヤーには西村を挙げたいと思う。
神戸守備陣が比較的ボールウォッチャーになりやすい傾向があるのと流帆がFWを捕まえに前に出てくることから、シャドーストライカーとして覚醒を見せた西村に今シーズン磨きをかけてきた1.5列目からの飛び出しに期待したい。
右CBの流帆が前に出ていくので、右SBは必然的に中へ絞らないといけない状況になる。
そうなると大外のWGがフリーになるので、仮にボールが出てこなかったとしても西村が背後を狙い続けることには大きな意味があると捉えている。
何せうちの左には横浜のNeymarがいるのだから(言いたいだけ)😏
浦和戦1点目のナベがロペスとのボールなしペアリングで前進したように中盤のペアリングも同時に求められるので、引き続きナベにも期待したいところ。
◆ミックスナッツ
この見出しだけで意図が分かる人はまぁいないだろう。笑
今回見た試合もそうだが、参考にしたのが奇しくも優勝を争うフロンターレであることに今年のタイトルレースの面白さを感じた。
こうやってnoteを書こうとしたことで気づけた面白さでもある。
なぜか勝手にスパイのような感覚を覚えたので、スパイといえば某有名アニメということでこの見出しにさせてもらった。
本来であれば、全く気にしないところだがこうやって見ることでヒントが多く散りばめられていた。
この感覚が最後試合が終わって"感謝"になっていると切に願っている。
「推しは推せるときに推せ」
このチームで戦う公式戦も明日が最後。
ここまで色々書いてきたが、本心としては内容関係なくとにかくシャーレを掲げたい!
最高の選手と最高のスタッフと最高の仲間たちと喜びたい!
思いは現地の人たちに託しました🤞
横浜にシャーレを。