【PickUp】#001. 漂う風格と確固たる自信。
明治安田生命J1リーグは今週各地域で開幕戦が行われた。
緊急事態宣言下が続いているため、スタジアムの観客動員は人数を抑えての開催。
ただ、メディアやTwitterなど、ウェブ上の盛り上がるを見るに今年もやってきたなと実感が湧く。
今シーズンは、僕自身も最大限Jリーグを楽しむよう、気ままにnoteを更新していくことにする。(ぜひお見知り置きを)
【PickUp】では、主に個人的推しプレイヤーと、今節取り上げたいチームを中心に記事を更新していくつもりだ。
先に断っておくが、推しプレイヤーはほぼ前橋育英出身選手となるが、ここはご承知いただきたい。
(96年生まれ世代は何と言っても一つ下の後輩たちなのである、、凄すぎる、、。)
ちなみに、もう一つの【PickUpMatch】ではその節注目のカードをご紹介する予定だ。
(基本毎週更新としたいが大変なのでゆったりやるつもりです)
・今節のpickup player①坂元達裕
-セレッソ大阪(スタメン出場)
→違いを生み出すプレイヤーへ
・昨年から継続して、一瞬で相手を外すプレーは健在。特に18分のスローインをフェイクで外しラストパスを送ったプレーや20分のサイドを突破したシーンは今シーズンも確実にセレッソの武器である。
・昨年と比べ大きく伸びたのは、フィフティのボールを確実に自分のボールにしていたことだ。オフシーズンの体幹トレーニングなどが功を奏しているのか、球際での迫力、力強さが増し22分、79分では相手選手を吹っ飛ばしてボールを奪い取った。
・セレッソ大阪がクルピ体制となり、2列目の自由度が昨季に比べ増した中で坂元の役割はどうかなと思っていたが、心配は無用に終わる。
外でボールを扱った後、よりゴールに近いうちで2.3回ボールに触れ、チャンスを演出していた。現に先制のシーンは坂元が中で関わったことでできたスペースを右SBが使い決定的な仕事となった。
【改善余地】
褒めすぎてもどうかと思うので改善点も記載する。
①プレスキックの質
-おそらくチームメイトに言われているはずだが、コーナーキックはキーパーを外してほしいし、フリーキックはストーンを超えてほしい。
カウンターを食らうリスクも高まるので、ここはより意識するといいんじゃないかな。
(真面目だし練習はしてると思うんだけどね、このままだと原川選手にキッカー取られそう、、)
②クロスへの入り方
-ここはまだまだ改善できるし、改善すれば得点を量産できるようになるはず。
簡単に言うと、飛び込むのが早すぎるのだ。だから、ボールがタツの頭上を超えるシーンが多い。
特にセレッソは、大久保と豊川がフォワードに君臨していて、ニアで力を発揮する日本トップレベルの2人がいる。
潰れてくれるのだから、美味しいところで待ってればいいと思う。得点を奪ったシーンは良くも悪くも中に入るのが遅れた。でも裏を返せばそれが逆にこぼれてきたボールに反応できた要因でもある。
監督やコーチ、時にはフォワード陣にアドバイスを受けながら、入り方工夫できるようになると良いかなというのが感想です。
(てか、タツ結婚したの、、?おめでとう、、。)
②金子拓郎
-コンサドーレ札幌(スタメン)
・2ゴールの結果が物語ってるが、得点の形を持ったなという印象。Twitterで誰かが言ってたけど、まさにロッベンを彷彿とさせるような選手だなと。
左足アウトで敵の届かないところにボールを置き、振りの早いシュートでゴールを陥れる9番は、新たな9番像をつくり上げてくれること間違いないでしょう。
・今節のpickup team
具体的に何が変わったのか。
よくわかるシーンが、前半16分鹿島アントラーズの左サイドバック永戸がクロスをあげたシーン。
クロスの瞬間、センターバックの距離感は完璧でボールと相手を同一視できるポジションを取り続けていた、さらに言うとボランチのポジションが完璧すぎる。
クロスの瞬間、こぼれを回収できる位置に了解ボランチが陣取り、セカンドボールの対応を前向きで行う準備ができていた。
相当こだわってキャンプ過ごしてきたことがわかるし、これは簡単には失点しないなという印象だった。
また、クロスボールに対する反応だけでなく、セカンドボールに対するラインアップも見事。
お手本というか、育成年代の選手達の教材となるレベルだと思う。
ボールホルダーにボランチの片割れがアプローチし、他の守備陣は声をかけ横を見ながらラインアップする。このちょっとの差が大きなズレになることを全員が理解しているのだ。
ゴールキーパー権田の存在の大きさと、トリニータから獲得した鈴木義宜の経験と戦術理解が効いているのだろう。
(立田もロティーナ監督の下で成長してほしい。才能と秀でたものは備わっているので、守備のセオリーと頭を使うことを意識して取り組めば定位置確保は時間の問題だと思う)
今回はここまで。
開幕節だったのでできるだけ細かく書いてしまった。
やっぱりサッカーは楽しい。
忙しい週末がやってくるが、ゆったり深くサッカーのある週末を楽しんでいきたい。
ぜひ今後も読んでいただけると嬉しいです!
それでは〜。