【ACL】#003.ターンオーバーで勝利を。GS第2節vs.北京FC(中国)
中2日で、第二戦を迎えた。
若手主体で構成された中国の北京FCが今日の対戦相手。
着実に勝って、勝ち点を上積みしたいところ。
フロンターレ、アジアを圧倒せよ!
■スターティングメンバー
前節からメンバーを入れ替えて臨む。
これを見据えてリーグ戦から準備を重ねてきたのだ。
ワントップにはフロンターレのエース小林悠が入り、山村は今シーズン公式戦初のスタメン出場だ。
大卒ルーキーの橘田、遠野もスタメンに名を連ね、このメンバーでアジアの強豪を倒すという鬼木監督の意思が見えるメンバーだ。
多少プレーは荒くたっていいから、相手よりも1点でも多く奪って勝ち切ってほしい。
■立ち上がりから圧倒。左右に振って先制点。
前半立ち上がりから、ボールを動かして相手を揺さぶると前半の7分、遠野のセンタリングから最後は長谷川!
続く8分。テンポの速いパス回しから小林悠が背後へ抜け出すと、こぼれ球を橘田!あっという間に2点目を奪った!素晴らしい。
立て続けに2点を奪うと、北京FCの選手は川崎フロンターレの選手に圧力をかけられなくなる。
肌感覚的にも相手の強さを感じるとはこういうことなのだろう。ボールを保持しながら、3点目を奪えるか、ここが次の焦点になる。
■奪った3点目。前半終了間際にダメ押し点。
41分。ライン間でパスを受けて抜け出した遠野〜!右足でズバッと決めて、得点力の高さ、存在価値を示した。
ボールの保持、決定機の創出など各項目で相手を凌駕した前半は川崎が文字通り北京を圧倒する形でゲームが進行した。
この試合アンカーに入った谷口も安定したプレーを見せ、後半に向けて安心感のあるゲーム運びを見せ続けた。
後半はさらにフレッシュな選手を使いながら、このACLの舞台を戦うことができること間違いない。
■後半早々にPK獲得。抜け出した橘田。
後半1分。フロンターレに追加点。
裏に抜け出した橘田の獲得したPKを知念がしっかり右隅に沈めた。試合を決定づけた。
あとはもう一人も怪我人を出してほしくない。ゲームの進め方含めチームとしてどうコントロールするかを考えたい。
続くはコーナーキックから山村!
脇坂泰斗の素晴らしいコーナーキックから、山村のヘディングが決まり、5点目。
チーム内の競争が緩むことなく、この点差でも緊張感を持ったゲーム運びを続けている。
■さすが脇坂泰斗。ほんとにミドルが上手い。
メンバー交代したフロンターレは、ミドルゾーンから脇坂泰斗のミドルシュート。
無回転気味で無駄のないキックモーションから放たれたキックはキーパーの手をかすめゴール右上に突き刺さった。
このチームを担うプレイヤーに脇坂泰斗はきっとなれると思う。
最後の瞬間まで気を抜かずプレスをかけ続けたフロンターレ。
イサカゼインや神谷の安定したプレーや、遠野の最後まで出し切る姿勢。大島僚太も復帰二試合目に出場し、良いプレーを見せた。
結果も7-0と完勝したが、それ以上にチームとしての良い雰囲気を次に繋げられるゲームになったことは間違いない。
またすぐに試合が来る。
しっかり休んでいい準備をしてほしい。
それでは〜。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?