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A. 社会での上手な生き方

こんにちは。
実家での農作業で全身ガタガタの風来坊がお届けしております。

さて、最終テーマが「自由質問」ということで、僕からの質問はこちら。

「仕事上、どんなスタンスで人と接していますか?」

僕の場合は「とにかく謙虚に、相手に合わせていく」ことを公私ともに貫いています。
とにかく人と争うことを好まず、また、「他人から嫌われたくない」という想いが強すぎるあまり、いつしか自分を殺してでも相手を立てることを生きていく術として身に着けてしまいました。

たしかに、これなら波風が立つ事態は回避できます。
その場をやり過ごし、外見的には良好な関係を保つことが可能です。
ただ、何事にも限度というものがあるようで…。
過ぎたるは猶及ばざるが如し。
これは仕事をしていて実感しました。

前職は委託業務先の病院で事務をしていたんですが、ここの職場の人間関係がもうとにかくギスギスしてまして…。
「あの人のこと嫌いだから一緒に仕事したくない」とか、思っていることを平気で口にしたり態度に出したりするような人たちに囲まれて働いていたんですね。
もうカルチャーショックでしたよ。「社会にはこんなにも感情を剥き出しにしている大人がいるのか」と。同時に、「小学生じゃないんだからうまくやればいいのに」とも内心思っていました。
そんな環境も自分の処世術?に拍車をかけた要因な気もしますが、とにかく何とかしてうまくやっていくことだけを考えていました。
頼まれ仕事は真っ先に片付ける、社員同士のいざこざの仲介をする、自分の仕事が残っていても納期から逆算して余裕がありそうなら「大丈夫です」とヘルプに回る…。
自分が多少しんどくても、それで他人が楽になるならと奮闘してました。
こう言うと「いい人」と勘違いされるんですが、要は不穏な空気の中にいたくなかっただけなんですよね。イライラの芽が出る前に摘んでしまおうという自分なりの作戦です。
仕事量が増えることよりも誰かに非難される事態になるほうが個人的には100倍面倒なので。自分が楽でいられるためにやってただけなんです。

そんなこんなで何とかのらりくらりやってきたんですが、この「八方美人」が却ってよくなかったんですね。
あちらにいい顔をすることが、対立している側から見れば面白くないという心理なのでしょうか…。
気づけば、四面楚歌状態。イソップ寓話のコウモリになった気分。
わりとかわいがってもらった部署からも退職の挨拶に出向く頃には「あっ、そう」みたいな雰囲気が漂ってました。
世の中うまくいかないものですね。

長々と愚痴をお聞かせしてしまい、申し訳ないです。
ただ、それでもすべてが間違っていたとは思っていません。
誰しも、どうせ仕事をするなら気持ちよくやりたいはず。
やり方を工夫すればいい結果が出るのではと信じています。
うん、信じたい。ホントに。
プライベートでも似たようなスタンスでやってますが、幸いなことに、こちらはいい友人たちに恵まれて楽しく過ごさせてもらってます。感謝ですね!
仕事でも上手い立ち回り方を学ばねば。

社内にも社外にもいろいろな人がいますよね。
仕事上のつきあいと割り切って線を引くのか、はたまた深くつきあいたいと思うのか。
みなさん、それぞれの付き合い方があると思います。
その中で上手く生きていくコツなどあればぜひ訊いてみたいです。

これで共同マガジン「仕事編」での僕の記事はラストです。
今回の企画を通じて、改めて「働くということ」について深く考えさせられました。
自身の考えを見つめ直すいい機会でした。
また、長らく文章を書くことから離れていたので、リハビリ的な効果も密かに期待していました。共感あるいは批判など、読者の方々に何かしらの形で届いていればいいなと思います。
ここまでおつきあいいただき、ありがとうございました!

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