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アイドルに会う事を辞めた話

どうも、コバです。

自分は「乃木坂46」「櫻坂46」「日向坂46」が好きで常日頃から彼女達の冠番組だったりYouTubeの各チャンネルを観たりしています。


坂道グループにハマるまで。

元々はアイドル自体興味があんまりなかったというか、AKB48が出てきた辺りはむしろ嫌いだったりしました。

ところが、MUSIC STATIONで欅坂46のサイレントマジョリティーのパフォーマンスを観た時に「こういうアイドルもいるんだ…」って感心してしまって。

でも、まだこの時はハマるとこまでは行かず。後に彼女達の冠番組「欅って、書けない?」を視聴し始めて楽曲の雰囲気とのギャップに驚いた辺りから徐々にハマって行くことに。と、まもなく「けやき坂46(ひらがなけやき)」の存在を知りその頃から本格的に欅坂46とけやき坂46にハマりだしました。

後に乃木坂46の3期生を知り、そこから乃木坂46も気にする様に。ちなみに橋本奈々未さんと新内眞衣さんの事は欅坂とか乃木坂とか興味なかった頃からただただ女性としてキレイだな〜とは思ってました。まさかその人達が居るグループを好きになるなんてね。

握手会(ミーグリ)にハマるまで。

ただ、この頃はまだCDも買ったことないし握手会にも行った事はなく。

で、初めて買ったCDは欅坂46の8thシングル「黒い羊」でした。特典映像の「KEYAKI HOUSE」が観たくて。ちなみにこの時に初めて初回版A〜D、通常版で収録曲が違ったり特典映像も違ったり、ってのを知りました。また初回版の方に噂の握手会の券が入ってるのを見て「おー、これが。」ってなったのを思い出しました。

それでもあくまで「KEYAKI HOUSE」が観たかっただけの自分は握手会には参加するつもりもなくて。というか、まだその"アイドルと握手する"という事が全然理解出来ていなくて。

そんな自分が急に握手会に行きたくなったのは、欅坂46のメンバーだった長濱ねるさんの卒業発表を見た時でした。ねるさんは自分が"けやき坂46を好きになったきっかけの恩人"って勝手に思ってて。彼女がいなければ、あの時点でけやき坂46は存在しなかったし、けやき坂46にも好きなメンバーが一杯いたので。

ねるさんに勝手ながらお礼がしたい、と思った自分は握手会の日程を調べたり握手会そのものを調べたり。そして、都合が合った初めての握手会は大阪のインテックス大阪でした。

先に結論だけ話すと、ねるさんと握手する事は叶わずでした。普通にミニライブを見てしまい、その後握手会だった訳ですがその時点でねるさんレーンは大行列で。当日に帰らないといけない日程だったので「これは無理だな…ミニライブでねるさんのソロ歌唱見れただけでも満足か…」って思いながら帰る準備をしてて。ただ、まだ帰りの新幹線までは全然時間があったしせっかく大阪まで来たしなぁ…と、試しに土生瑞穂さんと織田奈那さんのレーンに並んでみて。これが人生初の握手会参加でした。実際間近で見るアイドルはやっぱり可愛くて。

そこから握手会に通う様に。初回版CDを買って、ついてる券で行く全国握手会や専用サイトで買うCDについてる券で行く個別握手会。東京、愛知、大阪、京都…って兎に角行ける時行けるとこには行く感じで。好きなメンバーはもちろん、気になるメンバーにも会って。認知して欲しい思いでTwitter(現:X)のアイコンと「コバ」の文字で名札作って。何人かのメンバーは名札見せれば気付いてくれたかな。今思えば名前書いてあるからそれっぽくリアクションしてくれてただけだろうけど。実際名札忘れたら名前呼んでもらえなかったからね(笑)

と、まぁ握手会に行く様になってから1年弱…世の中はコロナ禍に。握手会はなくなってビデオ通話方式のミート&グリートに。わざわざこっちから出向かなくても家でメンバーと話せるっていう利点があって個人的には楽しかった。汚い部屋を隠すようにグリーンバックのシート買って。初めてその状態でミーグリしたら新内眞衣さんから「本気だね(笑)」ってしっかり笑われた時の表情は今でも覚えてる。マジで可愛かったなぁ。

感じ始める違和感とその答え。

その後もCDリリースの度にミーグリに参加すべくせっせとお金を貢いでた訳ですが、ある時から違和感を感じ始めました。

基本ミーグリをする際は(呼んで欲しい)名前を入力するので、大体のメンバーは出会い頭で「コバー」って呼んでくれるんだけど、自分が一番乃木坂46で好きなメンバーだけ何度会っても「こんにちは」か「どうも」。毎回話もあんまり盛り上がらなくて。で、他の方のレポ見てると結構名前呼んでたり、文章に「w」が一杯並んでたり。

「あー、他の方は盛り上がってるんだな〜。って事は自分が盛り上げてあげれてないのか…。」ってなって。

それからも何度かミーグリで会っても明らかにしっくりこず。相変わらず名前も呼んでもらえず。丁度その頃に、本人がブログやメッセで「私は人間味が出ちゃうアイドル」的な事を言ってて。

そこで自分が導き出した違和感の答えは「自分はこの子が話をしたい人ではない。」でした。彼女も人間。仕事とはいえ、合わない人に合わせるのはツラいだろうな、と。

その答えが導かれた瞬間、一気にミーグリ(握手会)に参加する意欲がなくなってしまいました。

結局アイドルも人間。年頃の女性だし、ルックスの良い人、面白い人、同年代の人…と話ししたいよな。自分みたいなデブハゲメガネとは無理して合わせて愛想笑いで時間過ぎるの待つしかないんだろうな。

なんて風に感じたら、もうブログとかで見る「楽しくお話しましょ」とか「話す事なかったら私が話します」とかの文字ですら疑いの目でしか見れなくなって。この日はほにゃららだからこんな衣装着ます〜なんてのも、別にデブハゲメガネのおじさんに向けて書いてないんだろうしな、と。

まぁそんな訳で急に行き始めた握手会(ミーグリ)とはこれまた急なお別れをしまして。今からだいたい2年前の話。

未練はあれど後は任せた。

お別れした後も、櫻坂46の3期生や日向坂46の4期生、今でも昔から好きなメンバーとは会いたいな話したいなって思う事はあります。でも、やっぱりこんなおじさんじゃなくて彼女達が会いたい人達に会ってもらいたいので自分はもう参加する事はないでしょう。言い切っても良いかとは思いましたが人生何が起こるかは分からないですしね。

まぁ自分に気付かせてくれた子の事は今でもやっぱり1番好きですし。"坂道グループ"の事はこれからも薄く応援し続けたいなと思ってます。濃く応援するのは太客の方々や彼女達と同年代の若い人達にお任せして。


では。


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