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タスクシュートと四則演算(第五回)

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 ここはとあるお屋敷の部屋の中。
「ところで越後屋よ、最近はどうじゃな?」
「はい、代官様のおかげで、売り上げは上々でございます」
「ほぅ、上々とな、それは良いことじゃな」
「はい、ありがたいことでございます」
「・・・にしても、お主も悪よのう」
「いえいえ、お代官様ほどではございません」
 このような会話が過去には毎週毎週交わされている時期があった。

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 さて、四則演算ということで進めているシリーズも第五回目を迎えました。ということで、「わる」となるとすぐ思いつくのは「分割する」とかいう感じですね。皆さんが今実行しているタスクはちょうど良い内容でしょうか?私は、だいたいがちょうど良い感じになっていると思っているので、タスクを分割したりはあまりないです。でも、中にはタスクの内容自体を分けることもできると、分割してタスク登録することもあるでしょう。そのような意味で「わる」ことは必要になってきます。

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 私はTCCL(タスクシュートクラウドライト)を使用しているので、普段はあまり気にしないですが、タスクシュートのツールには時間を分ける「セクション」という考え方もあります。これは、タスクを実行する時間をセクションというブロックに分けてこの時間帯にタスクを実行する、と言った感じで使ったりします。なので、セクションという考え方でも時間帯を「わる」ということで、区切りをつけることもできます。

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 さて、タスクの内容が盛りだくさんになってしまった場合、それをどのように捉えるかですが、1つにまとめていた方が良い場合とタスク自体を2つ以上に分けた方が良い場合とに分かれます。コンピュータの用語である「タスク」とは、元々は「行動の最小単位」という言い方をします。なので、プログラムや、システムを動かすときの「タスク」は最小限度の機能1つについて、作ったり設定したりします。
 しかし、タスクシュートでは「タスク」というものを細かすぎる分け方をしてしまうと、収拾のつかない状況が出てくることもあることから、「タスク」というものの考え方の単位を個人個人で自由に考えて設定することができます。そのため、ある人は1つのタスクで、かなり多い内容を設定していたり、また別の人はタスクを細かく分けて1つ1つ丁寧に設定しているといったことも考えられます。これは、それだけ自由度が高いことだと言えると思います。

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 ちょっと踏み込んだ話をしてしまいましたが、タスクシュートの実践では「これが絶対」というものはありません。そのため色々にアレンジしたり、自分のしっくりとくるような設定をすることが可能なのです。
 日々の生活を送る上で、ちょっとでも「これだ」と思えるものが出てきたとき、タスクシュートの化学反応が出てきているのではないかと思います。 これまでの説明で出てきた「たす」「ひく」「かける」と、今日出てきた「わる」について、タスクシュートを実践しながら、レビューの時にでも自分の状態はどうだろうかと考えてみてはいかがでしょうか。

続く

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