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「Creative Chefs Box 2030」「一枚のピザから地域の食と未来を考える」イベントレポート

こんにちは。SRA-J YOUTHメンバーの玉木春那です。今回はCREATIVE CHEFS BOX 2030「一枚のピザから地域の食と未来を考える」イベントレポートをお伝えします!

イベントの動画はこちら↓

このイベントは、世界食料デーの10月16日(土)にかけて、SRA-Jが実施する「Creative Chefs Box 2030」の第二弾です。

第一弾のOde・オーナーシェフの生井シェフに引き続き、第二弾のゲストには、SRA-J加盟店でもある、「SELVAGGIO」(セルバッチオ)の代表・北久裕大シェフをお迎えし、ピッツァ作りの背景にある工夫や物語について語っていただきました。そして後半は、シェフと一般の参加者が交流しながら「2030年の食のあり方」についてざっくばらんに考えました。


セルバッジォのリンクはこちら▶︎
https://morino-kuni.com/riverside-lodge/food/

参加者の方には、自社農園や愛媛県で育てた、パプリカ・なす・トマト・四角豆をたっぷり乗せたピザを事前にお届けし、聞いて食べて楽しめる会となりました!

ここからは、お話や座談会の中でも特に、個人的に印象に残った部分を抜粋してお伝えします。

①地元の食材にこだわる
セルバッジォでは地元の食材を存分に使っています。例えばお米は、北久シェフが食べて感動したという地元のお米農家さんのお米。きれいな水で育てるからおいしくなります。野菜は自社農園で育てたり、近隣の松野町で育ったものを積極的に使うことで地産地消を実践されています。

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地元の農家さんに自社農園で土づくりを教わっているそうです。無農薬にすることで土壌の環境を保つよう工夫をしているとのことです。地元の自然と農家さんを大切にすると、自然とおいしい料理が仕上がるのだと実感しました。

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②資源を循環させる

森の国では間伐材を地元の薪屋さんが薪にし、その薪を使ってピザを焼きます。ピザを焼くためには沢山の薪を使うのですが、ピザ窯から出た灰はお皿作りに活用されています!自然の資源を循環させていて、ひとつのレストランから「循環」を発信しているモデルだと感じます。

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③「知る」ことで消費の仕方が変わる
クロストークセッションでは、「消費者が今後どう消費するべきか」について話しました。知ることで食べる時の意識も変わり、一人の買い手の意識が変わることは世の中の消費の仕方が変わることにつながります。高い食材はそれだけ背景にこだわりがあるため、値段に左右されるのではなく食材の背景を意識して買い物をする人が増えたらいいとシェフは考えていました。共感してものを買うことが増えていけばいいなと思います。

「Creative Chefs Box 2030」レシピの公募の案内
「2030年の食のあり方」はどうあるべきかを、クリエイティブな視点で考え、解決策としての「未来のレシピ」を作利、10月16日の「世界食料デー」に優秀作品を発表します。
10/2(土)まで公募しているので応募お待ちしています!

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詳細はこちら▶︎ https://foodmadegood.jp/creative-chefs-box-2030/ 

ぜひご応募・拡散をしていただけると嬉しいです!

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