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チーズの種類・味や食感・見た目や香りも大きく異なる【日本安全食料料理協会】
チーズはお好きですか?
パンに塗って食べたり、おやつ替わりにしたり、お酒のおつまみにしたり、料理に使ったり。チーズの楽しみ方は様々で、その種類も多くあります。
チーズの製造方法や原料によって、味や食感、見た目や香りも大きく異なり、その種類は、ナチュラルチーズ7種類とプロセスチーズという8種類に分けられます。
今回はどの8種類のチーズについて詳しく紹介していきます。是非チーズ選びの参考にしてみて下さいね。
フレッシュタイプ
代表的なチーズ:クリームチーズ、カッテージチーズ、リコッタ
フレッシュタイプは生乳に乳酸菌や酵素を加えて固め、水気を切って作られます。他のチーズと比べて水分が多く、爽やかな風味と軽い酸味が特徴で、クセがなく食べやすいチーズです。
白カビタイプ
代表的なチーズ:カマンベールチーズ、ブリーチーズ
白カビタイプのチーズは、チーズ表面に白カビを繁殖させ、熟成させて作ります。表面は少し硬いですが、中はクリーム状になっていて、熟成が進むとどんどん柔らかさが増していきます。酸味も少なく、食べやすいチーズです。
青カビタイプ
代表的なチーズ:ゴルゴンゾーラ、ロックフォール、スティルトン
青カビタイプのチーズは、内側から青カビを使い熟成させて作ります。見た目にも青カビとわかる斑点があり、匂いも強烈で、塩気が強いのが特徴です。かなりくせがあるので、苦手な人も多いですが、その個性の強さはチーズ好きからは高い人気があります。
ウォッシュタイプ
代表的なチーズ:エポワスチーズ、マンステールチーズ、ラングル
ウォッシュタイプのチーズは、チーズの表面を塩水やブランデー、リキュールなどで洗いながら熟成させて作ります。表面は硬くなりますが、中は柔らかく、マイルドで食べやすくなっています。
シェーブルタイプ
代表的なチーズ:セル・シュール・シェール、ヴァランセ
シェーブルチーズは、山羊の乳から作るチーズです。独特な香りと風味を持っているので、好き嫌いが分かれます。とても個性の強いチーズです。
ハード・セミハードタイプ
代表的なチーズ:ゴーダチーズ、チェダーチーズ、パルミジャーノ・レッジャーノ
ハード・セミハードタイプのチーズは、チーズの表面に圧力をかけて水分量を減らして作ります。保存性が高く、クセが少ないので人気の高いチーズです。
プロセスチーズ
代表的なチーズ:6Pチーズ、ベビーチーズ
プロセスチーズは、フレッシュチーズを加熱して溶かし、乳化させて作ります。加熱するため味が安定し、保存性に優れています。食べやすく、手に入れやすいチーズです。
日本安全食料料理協会にはチーズソムリエ資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。