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世界三大スープなのに4つある?全部知ってた?【日本安全食料料理協会】


世界にはあらゆる種類のスープが存在しますが、その中でも「世界三大スープ」と呼ばれるスープがあります。てっきり3つのスープかと思いきや「我こそは世界三大スープだ!」と名乗りをあげるスープが後を絶たず現在4つのスープが世界三大スープとされています。各国が誇るスープについてご紹介したいと思います。

ブイヤベース(フランス)

まず初めにご紹介するのは南フランスの伝統的なシーフードスープであるブイヤベースです。フランスと聞くとなんだかオシャレな気がしますが、元々は漁から戻って売り物にならなかった魚を使って作られた漁師料理なんです。

新鮮な魚とエビやムール貝などをトマト味のスープでハーブで香りづけしながら煮込んで作ります。比較的簡単に作れて様々なアレンジも楽しめます。


トムヤムクン(タイ)

2つ目はは近年のエスニックブームで人気上昇中のトムヤムクンです。トムヤムクンはタイの伝統的なスープでレモングラスの風味が特徴的な辛くて酸っぱいスープです。

鶏がらスープにレモングラスなどのハーブ類、タイ風のチリソース、ココナッツミルク等を加えたスープでエビを煮込んで作ります。最後にパクチーを載せるとより爽やかになります。ちなみにトムヤムクンは「トム=煮る」「ヤム=混ぜる」「クン=エビ」という意味なんですよ。


フカヒレスープ(中国)

高級食材であるフカヒレを使用したフカヒレスープは中国が発祥です。乾燥したフカヒレをネギや生姜とともに茹で、さらに蒸してから水にさらして皮を剥くという入念な下処理が必要です。

フカヒレ自体には味はあまりなく、とろっとした塩味ベースでうま味の強いスープと一緒に食感を楽しみます。コラーゲンたっぷりでお肌に良いとされていますね。


ボルシチ(ウクライナ)

4つ目のスープはウクライナの伝統的なスープ、ボルシチです。ロシアの伝統料理とも言われていますがその起源は古代ローマなのだそう。テーブルビート(ビーツ)という赤カブのような野菜とキャベツ、人参、玉ねぎ、牛肉を煮込んで作ります。

ボルシチの真っ赤ま色はこのテーブルビートから出た色なんですね。栄養満点で体も温まるボルシチは寒冷地域に暮らす人々には欠かせないスープなんですね。


いかがでしたか?「世界三大スープ」全て知っていましたか?世界の伝統的なスープは日本でも楽しめるお店がたくさんあります。興味を持った方はぜひ味わってみてくださいね。

日本安全食料料理協会にはスープマイスター資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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