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年齢別の幼児食の注意点や食べる量【日本安全食料料理協会】

手間がかかる離乳食期が卒業に近づいてくる、1歳半ごろ。この頃から、だんだんと幼児食にステップアップしてくることでしょう。幼児食になってからのママの悩みは、毎日の献立ではないでしょうか?この記事では、幼児食の献立の立て方や注意点などご紹介させていただきます。

幼児食の献立のコツ

子どもの成長過程でいろんな栄養素を取り入れて献立を作ることがまず基本です。炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル、タンパク質を毎回の食事に取り入れることを意識しましょう。

主食を決める
最初に、主食の炭水化物を決めましょう。炭水化物とは、ご飯食にするのか?パン食にするのか?となります。

主菜を決める
主菜のおかずになる、魚、肉、豆腐、卵などのタンパク質、脂質の食材を決めましょう。

野菜を決める
汁物、副菜となる野菜を選びます。野菜は、ビタミン、ミネラルとなります。ここでは、野菜の色が重ならないように気を付けることで栄養素が偏らないようにできます。

色身を考える
気持ちに余裕があるときは、彩りも考えてみましょう。一回の食事の色を「赤・白・黄・緑・黒」とそろえることで見た目が華やかになり栄養バランスも整います。

幼児食の年齢別の量や注意する点
年齢ごとの食材の量や注意点を見てみましょう。とはいっても、子どもによって個性もあるのであくまでも量は目安として考えてください。

1歳半~2歳ごろ


離乳食が終わったばかりのこの頃は、急に味付けや食材の大きさ、調理方法を変えるのは避けましょう。最初は、離乳食とあまり変わらないメニューを作り、子どもの食べ進み方をみてよく噛めているようであれば、ステップアップをします。

食材を大きくしたり、柔らかさを調節していきます。

<主食>
穀類 270~300g
いも類 30~40g

<主菜>
卵 50g
肉類 20~30g
魚類 30~40g
大豆・豆製品 35~45g

<副菜>
緑黄色野菜 80g
淡色野菜 80~100g
海藻・きのこ類 10g
果物類 100g

3歳以降

3歳くらいになると、柔らかい物ばかりを食べさせていると、噛む力が育たなくなってしまいます。すりつぶすことのできる奥歯が生えてきているようであれば、噛む練習のできるメニューにもチャレンジしていきましょう。

<主食>
穀類 300~350g
いも類 40~60g

<主菜>
卵 25~30g
肉類 25~30g
魚類 30~40g
大豆・豆製品 35~45g

<副菜>
緑黄色野菜 80~90g
淡色野菜 100~110g
海藻・きのこ類 10~15g
果物類 100~150g


日本安全食料料理協会には幼児食マイスターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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