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食材そのままやサラダだけじゃない!ローフードのおすすめ調理法【日本安全食料料理協会】


ローフードとは、簡単に言えば「生の食べ物」のことを指します。酵素をしっかりと体に取り入れるために、基本的には加熱調理を行ないません。
そのためメニューが、ついサラダやフルーツそのままに偏ってマンネリ化してしまいがち。ローフード生活を楽しく続けるためにも、さまざまな調理法でのアレンジを紹介します

ローフードの特徴と調理が難しいわけ

ローフードは、普段私たちが当たり前にやっている調理方法では効果が得れません。それは、ローフードが持つメリットや特徴に大きく関係しています。

ローフードはなぜ体にいいの?

野菜をはじめとする生の食材には「食物酵素」が含まれていますが、これは加熱することで失われてしまいます。この酵素をしっかりと体に取り入れるというのが、ローフードの考え方です。

ローフードは酵素を体に効率よく取り入れるだけでなく、油で揚げたり炒めたりすることがないので消化によく、腸内環境が整うというメリットもあります。

メニューがマンネリ化してしまったり、続かない理由は?

「そんなに体にいいならやってみよう!」と思い立って、トライした経験のある方ならわかると思いますが、「加熱調理ができない」というのが結構大変なんです。

そのため、ついついサラダばかりになってしまったりフルーツのみになってしまったりと、メニューに幅を持たせるのが難しいのです。同じようなサラダが続くと飽きてしまったり、逆に体を冷やす原因になってしまうこともあり、「続けられなかった…」という人も少なくないんですよ。

美味しくて楽しい、ローフードのアレンジ調理法

レパートリーを広げるのが難しいと思われるローフードですが、実はちょっとした工夫次第で、味に変化をつけることができたり、見た目が華やかで美味しそうになったりするんです。ここからは、ローフードをより美味しくしてくれるアレンジ調理法を紹介します。

スパイスなど、プラス1食材で味に変化をつける

素材の味を活かした優しい味わいが多いローフードメニューですが、ちょっと物足りなさを感じたら、プラス1食材で味に変化を加えましょう。
代表的なのは、ブラックペッパーやトウガラシといったスパイス。
辛さが加わることで味にパンチが出ますし、体を温めてくれるという嬉しい効果もあります。

そのほか、ハーブを使うと風味が豊かになりますし、海苔や豆腐・梅干しといった「実はローフード」という食材と組み合わせると、酵素もたくさん摂れて味わいもプラスできるので、いいことずくめですよ。

49℃以下なら加熱調理も可

食物に含まれる酵素は50℃を超えると消失してしまうと言われています。
つまり49℃以下であれば酵素はちゃんと残ってくれます。冬など「温かい料理も食べたい」という方は、例えばポタージュを火にかけるのではなくお湯でのばしたり、温かいスープを作っておいてそこに生の野菜を入れるなど、酵素が失われない範囲であれば、温かいメニューでも大丈夫です。

さまざまなローフードレシピにチャレンジしてみよう

ローフードは手間のかからない料理がほとんどで、忙しい方にこそ効率的に栄養を摂取することができるので、おすすめの食べ方なんです。
今回紹介したように、ちょっとした工夫でレパートリーを広げることも可能なので、健康や体質の変化が気になる方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

日本安全食料料理協会にはスポーツフードマイスターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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