知ってた?世界三大紅茶を解説!【日本安全食料料理協会】
「世界三大美女」や「世界三大料理」「世界三大珍味」など「世界三大〜」ってたくさんありますよね。私たちが日頃飲んでいる紅茶にも「世界三大紅茶」があるのをご存知でしたか?数多くある紅茶の中から世界三大紅茶をご紹介したいと思います。
ダージリン
日本でもポピュラーなダージリンはインドのダージリン地方が原産です。爽やかでウッディーな香りと口当たりの優しい渋みが日本茶で育った日本人にもとても人気がある茶葉です。
ダージリンは通年を通して3度の収穫時期があります。「ファーストフラッシュ(春摘み)」は色は薄めですが味は濃く、圧倒的な爽やかさが特徴です。水出しや炭酸出しで飲むのもおすすめです。
「セカンドフラッシュ(夏摘み)」はバランスがとれていてストレートで飲むのがおすすめ。マスカルテルフレーバーと呼ばれる一部の上質な茶葉でしか味わえないマスカットのような甘みと爽やかな香りの茶葉もこのシーズンです。
最後に「オータムナル(秋摘み)」は色が濃く、味も深くてコクがあります。ストレートで楽しむのも良いですがミルクにも負けない風味を持っているのでミルクティーで飲むのがおすすめです。
ウバ
ウバはスリランカが原産のお茶です。名前だけなら聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか?ウバの特徴は「ウバフレーバー」と称されるメントール系の独特の香りが特徴の茶葉です。好き嫌いが別れる香りなので苦手な方はミルクティーで飲むとメントールの香りがフルーティな香りに変化し、とても飲みやすくなります。
また、ウバは紅茶の色がとても美しい茶葉として知られています。ストレートでいれるとカップの内側のフチに「ゴールデンリング」と呼ばれる金色の光が映るのです。味だけでなく目でも楽しめる茶葉なんですね。
キーマン
最後はキーマンです。あまり聞いたことがないかもしれませんね。キーマンは中国の安徽省が原産の茶葉で、収穫できるシーズンは6月〜9月ととても短い上に少量しか生産されていない希少な茶葉なんです。
花のような甘い香りのなかにわずかにスモーキーフレーバーが香ります。渋みは少なく甘さがあります。高級品になるとさらに希少価値が高まり高値で取引され、なかなか出会うことのできない茶葉なんです。
いかがだったでしょう?茶葉について知ってから紅茶を飲むといつもより一層味わいや香りを楽しむことができそうです。紅茶には数えきれないほど多くの種類があるので、お気に入りを探すのもまた楽しいですよね。
日本安全食料料理協会には紅茶アドバイザー資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。