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最初に知りたい!ワインの基礎知識【日本安全食料料理協会】
ワインと聞くと「何だか敷居が高そう」「種類が多くてよくわからない」なんて人も多いはず。そんなワイン初心者の方にまず知ってもらいたいワインの基礎知識について解説してみたいと思います。今まで何となくワインを飲んでいた、という人もぜひ読んでみてくださいね!
ワインとは
そもそもワインとはどんなお酒なのでしょう?お酒は原材料が「穀物」か「果物」であり、製法が「醸造」か「蒸留」の大きく4タイプに分かれています。
ワインは原材料がぶどうなので「果物」の「醸造酒」に分類されます。ちなみに蒸留酒は醸造酒を蒸留して作られており、ワインを蒸留してできるお酒はブランデーです。
同じ醸造酒の中でもビールや清酒などの穀物を原料とするお酒は、仕込み水や穀物を糖化させる過程が必要となりますが、ワインの場合はぶどうに糖分も水分も含まれているためその必要がありません。
条件を整えるとぶどうが発酵してそのままワインとなるのです。そのためワインの味はぶどうの品質がとても重要なんです。
ワインの種類
ワインには4つの種類があります。それぞれの特徴をご紹介します。
■スティルワイン
赤・白・ロゼなど一般的に「ワイン」と呼ばれているものです。「スティル=静かな」 の意味を持ち、発泡性のないワインのことです。
■スパークリングワイン
こちらは発泡性のあるワインのことで、その中でもシャンパンが有名ですね。スパーク リングワイン=シャンパンではなく、シャンパンはスパークリングワインの一種です。他にはカヴァ、ゼクト、スプマンテなどがあります。
■フォーティファイドワイン
ワインにブランデーなどの強いアルコールを持つお酒を加え、アルコール度数をあげたものです。通常のワインより15%〜20%度数が高く保存性に優れているので、暑い 国々で発展しました。シェリーやポートワインが有名です。
■フレーバードワイン
スティルワインにハーブや果物を漬け込み、甘さと風味をつけたワインです。サングリ アが有名でワインが苦手な人でも飲みやすい味わいのワインです。ヴェルモットやレツィーナは独特の風味でクセがあります。
ワインについてかなり大まかに解説してみましたがいかがでしたか?ここからさらに産地やぶどう品種などによって細かく分かれ、とても奥深いワインの世界。知識を持ってから味わうとより一層ワインを楽しむことができるでしょう。
日本安全食料料理協会にはワインコンシェルジュ資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。