使い分けが大切!色味を付けるならこのスパイス【日本安全食料料理協会】
天然の植物から出る自然の色は、料理を華やかにします。色付けができるスパイスは10種類程度しかありません。
サフラン
サフランは水溶性の色素のため油には溶けにくい性質があります。エキゾチックな香りで、あらかじめ水かお湯に漬けておくとより鮮やかな色が楽しめます。サフランライスが代表的ですが、魚介料理にもおすすめで、ブイヤベースやパエリアなどに使われます。
ターメリック
別名、ウコンと言われるターメリックは、カレーの鮮やかな色を出すために使われます。
パプリカ
見た目は辛そうなスパイスですが、辛みはなく野菜、魚、肉と何にでもよく合います。煮込み料理や野菜スープ、ドレッシングの他、フライドポテトにそのままかけてもおすすめです。
辛味を付けるならこのスパイス
辛みを付けるのは味を決める大切な役割があります。種類によって辛みの強さが様々で、消化を助け発汗作用もあります。
ブラックペッパー
ブラックペッパーは、こしょうのことです。コショウにも色々な種類があり、ホール(粒)、クラッシュ、粗びき、グラインド、パウダーと細かさに段階があります。粒が大きいほど香りの持ちが良く、 じっくりと香りを楽しみたい場合はホールがおすすめです。
ホワイトペッパー
ホワイトペッパーは、ブラックペッパーよりマイルドな辛味が特徴です。白身魚やクリームシチューなどの淡い色のレシピに合わせると、こしょうの黒さが目立ちません。
カイエンペッパー
カイエンペッパーは、熟した唐辛子を乾燥させた真っ赤なスパイスです。メキシコのサルサソースやタイ料理のトムヤムクン、中国四川料理の麻婆豆腐など辛さを楽しむ料理にはに欠かせないスパイスです。
レッドチリ
レッドチリは、赤唐辛子を乾燥させた辛味スパイスです。レッドチリは単体のスパイスですが、レッドチリパウダーと言われるものは、クミンやオレガノなど数種類のスパイスを合わせたものをいいます。
マスタード
ホールの状態をマスタードシードといいピクルスや肉料理でつぶして使います。ほかにもイエローマスタードやブラウンマスタード、和がらしなどもありの種類により使う料理が違います。
日本安全食料料理協会にはスパイス香辛料ソムリエの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?