紅茶のおいしいいれ方!ゴールデンルールとは?【日本安全食料料理協会】
日本人にも人気の紅茶は、ティーバッグやペットボトル飲料として手軽に飲むことができるようになりました。しかし、紅茶の奥深さを知るとリーフティーでおいしく家庭でも楽しみたくなりますよね。紅茶の入れ方の基本、ゴールデンルールを知っていますか?この記事では、リーフティーをおいしく楽しむためのゴールデンルールをご紹介します。
紅茶のゴールデンルール
紅茶の基本の入れ方、ゴールデンルールをご紹介します、まずは、用意するものを詳しくお話します。
水
新鮮な水を使いましょう。また、紅茶を入れるには軟水がおすすめです。日本は軟水が多く、汲みたての空気をたくさん含んでいれる水は紅茶向きといえるでしょう。お湯は沸騰直後のものがよく、温度が低すぎる、熱すぎるお湯は紅茶の大切な香りの成分を十分に引き出すことができません。
ポット
ポットの材質で、鉄分が含まれているものはできるだけさけるようにしましょう。おすすめなのは、陶磁器、銀製のもの、またはガラス製のティーサーバーがいいでしょう。また、緑茶用の急須などでも大丈夫です。ポットに鉄分が含まれていると、紅茶の成分タンニンが鉄分と化合してしまい香りを失い、紅茶の色も黒っぽく変色してしまいます。
カップ
内側が白のものだと、紅茶の色を楽しむことができます。また、浅い形のものがより紅茶の香りをひろげてくれます。
リーフティーのおいしいいれ方
道具の準備ができたら、美味しい紅茶を入れましょう。
1やかんに水を入れて、火にかけ沸騰させます。沸騰させる直前の目安は、5円玉くらいの泡がボコボコ出ている状態です。
2ポットとカップにお湯をいれ、温めておきます。
3温めたポットに、ティースプーン1杯(2~3g)を1人分として、人数分の茶葉を入れます。茶葉にも大きさがあるので、細かい茶葉は中盛、大きい茶葉は大盛が目安です。
4沸騰したお湯を人数分注ぎ、すぐにフタをして蒸らします。
この時、お湯を勢いよく注ぐのがポイントです。
5蒸らす時間は、細かい茶葉は2分半~3分、大きい茶葉は3~4分。ミルクティーにするときは、少し長めに蒸らします。蒸らす時間で、ポットにティーコジーやティーマットを使うと保温効果が上がりおすすめです。
6ポットの中を、スプーンで軽くひとまぜします。
7茶こしを使い、茶ガラをこしながら、濃さが均一になるようにまわし注ぎしましょう。最後の一滴は、“ベスト・ドロップ”と呼ばれるのでしっかりと最後まで注ぎましょう。
日本安全食料料理協会には紅茶アドバイザーの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。