紅茶の産地とその特徴をご紹介【日本安全食料料理協会】
11月1日は紅茶の日です。紅茶の日にちなみ、人々に愛されている紅茶の産地別特徴をご紹介します。
紅茶の産地とおすすめの飲み方
産地によって、楽しみ方も違うので自分好みの産地の紅茶を見つけてください。
ケニア
マウントケニア山麓のケリチョ、ニエリ、ナンディ、ソティック地区が主な産地です。第1次大戦後に開拓された茶園で、今はほとんどがCTC製法の紅茶です。セイロン茶に似たコクがあり、若い葉のフレッシュな香りが特徴なケニアの茶葉は、ブレンド用として世界で使われています。ミルクやレモンで飲むのがおすすめです。
ニルギリ
南インドのブルーマウンテン山脈の高原産の紅茶です。セイロン紅茶に似た香りとやわらかな味で、レモン、ミルク何にでも合います。
ダージリン
北インド・ヒマラヤ山系の高地で栽培される紅茶で、独特の香りは「紅茶のシャンペン」といわれるほどです。ダージリン紅茶は、茶葉が大きいOPタイプで、湯の中で十分開くまでに時間がかかります。
ダージリンを楽しむときには、ポットに入れてから3~5分蒸らしましょう。ストレートやミルクで飲むと紅茶の香りをひきたてます。また、ブランデーを少し落としてみるのもおすすめです。
アッサム
北インドのアッサム地方でとれる紅茶は、濃厚な味と香り、コクがあるので、ミルクがいちばんおすすめです。
スリランカ
スリランカが産地の茶葉は、広い山脈で栽培されています。その栽培される高度によって品質やランクが分かれます。全体的には、色、味、香りのバランスがとれた端正な紅茶といわれています。何にでもよく合うのでストレート、ミルク、レモン、ウイスキーなど、幅広く楽しめます。
インドネシア
ジャワ、スマトラ、スラウエシ等で広く栽培されていますが、ジャワ島西部が中心です。紅茶の色は明るく、マイルドな味で、ブレンド用に広く使用さます。ストレートで飲むのがおすすめです。
キーモン
中国安徽省南部でとれる紅茶、明るい色と自然のスモーキーな香りが特徴です。香りを楽しむために、ストレートで飲みましょう。
日本安全食料料理協会には紅茶マイスターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。