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成長期の子供達にはどんな食育をすればいい?【日本安全食料料理協会】

人が生涯にわたって健やかに生きていくためにはしっかりとした食の知識が必要です。子ども時代の食習慣を成長してから改めることは相当難しいです。子供の頃から食事や栄養についてしっかりと学習する必要があります。今日は成長期の子供達にどんな食育をすれば良いのかお話しします。

子供達への食育


①食べ物へ感謝の気持ちを忘れないように

食べ物は自然の恩恵や動物の命のおかげで成り立っています。食事を頂く前には「いただきます」食事が終わった時には「ごちそうさま」を必ず言うようにします。そして、なぜ言うのかしっかりと教えましょう。きっと子供達は命の大切さについて学び、残さずに食べられるようになるでしょう。

②健康な体を造るには栄養が大切であることを教えましょう

食材の購入から調理を親と共に行うことで栄養のバランスを考えるきっかけになります。学校の給食で食べているような献立を立てることによって栄養のバランスを意識するようになるでしょう。

主食……ごはん、パン、麺等
主菜……大豆、肉、魚、卵等
副菜……豆類、野菜、いも類、きのこ類、海藻等

③社会性を教えていきましょう


食事をするということは、献立を考え、食材を購入し、調理し、盛り付けをし、調理器具を使い、食器を並べ、食器や調理器具を洗浄し片付けをします。毎日のお手伝いから社会性を学ぶことが出来るので一緒に調理したり、あと片付けをすることで残さず食べられるようになるでしょう。

④食の安全について教えましょう

BSE(牛海綿状脳症)の発生、輸入野菜の残留農薬問題等、子どもの時から、こういった問題を考えることで、食品の安全な選び方などを学ぶことができます。

⑤伝統的な食文化について教えていきましょう

お正月のおせち料理にはひとつひとつ意味があり、祖父母から父母へ、父母から子供達へと教えていきましょう。その土地独自の郷土料理や行事料理等を学ぶことで、食とは意味があることを学習します。


日本安全食料料理協会には食育健康アドバイザーの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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