幼児食マイスターが教える幼児食のススメ【日本安全食料料理協会】
バランスの良い食事作りは大変です。たまには手抜きの日もあっていいです。これからずっと続く食事作り、少しくらいは手抜きしないと疲れてしまいます。
今回は、日本安全食料料理協会の幼児食マイスターが幼児食に疲れない方法を紹介していきたいと思います。
幼児食とは大人の食事への準備期間
一般的に幼児食とは1歳〜1歳半ごろから、小学校入学前ぐらいまでの期間に摂る食事の事です。
離乳食の頃は母乳やミルクで栄養を補っていましたが、これからは1日3回の食事とおやつで栄養を摂取することになります。
子供が1日3回のご飯に慣れ、奥歯でしっかり食べ物を噛むことができるようになったら幼児食をスタートさせましょう。
この時期は心も身体もめまぐるしいスピードで成長しています。成長に必要な栄養素をバランスよく摂れるように心がけましょう。
子供がご飯を食べてくれない!
離乳食はパクパク食べてくれたのに、幼児食に移行してから食べてくれなくなった!というお母さんたちの悲鳴はよく耳にします。そんな時は調理法を工夫してみましょう。
例えば、片栗粉で『とろみ』をつけることで食べやすくなり、野菜や魚も嫌がらずに食べてくれるようになります。
そして、お肉を苦戦するママが多いのですが、メニューに困った時は挽き肉を使ってみましょう。
また、オススメの方法としては大人と同じメニューにしてみる事です。調理の途中で取り分けて味付けをするので手間はかかりますが、パパママと同じメニューだと喜んで食べてくれることも多いです。
ご飯を作るお手伝いをしてもらうのもいいかもしれませんね。
おやつも大事な栄養源
小さい子供はまだ一度にたくさんの量を食べることができないため必要なエネルギーと栄養素をおやつで補いましょう。肝心のご飯が食べられなくなっては大変なので量は調節してあげてくださいね。
パワーの源になる炭水化物と不足しがちなビタミン、カルシウムなどを含んだ食品を合わせるといいですね
頑張りすぎないこと
何よりも楽しく食べるということを大切にしましょう。家族で楽しく食卓を囲んだという記憶は子供にとって大切な思い出となります。