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東川のフォルケホイスコーレCompathに親子で参加してきました
北海道の旭川空港からほど近い東川にて、フォルケホイスコーレに参加してきました。初の親子コースということで、感想をシェアさせていただきます!
フォルケホイスコーレとは
フォルケホイスコーレは、デンマーク語の大人のための学び舎です。詳しい説明については、参加したSchool for Life Compathの定義をご覧ください。大人の学校ということで、一度行ってみたいと思っていました。
デンマーク発祥で北欧に150校ある学び舎には、
人生の岐路のタイミングで様々な大人が
共に暮らし、共に学んでいます。
日常から離れた自然豊かな場所で、
教養・アート・哲学・歴史・自然を学ぶ、余白の時間。
自分と社会の豊かさを捉え直すために、
自分と、社会のために、立ち止まる学び舎です。
参加したきっかけ
参加したきっかけとしては、子育てにキャリアに、これからの生き方に迷いを感じていたこと。ここでひとつ立ち止まりたいと思っていました。
また、森でのプログラムがあると聞いていたので、北海道の森で童心に還り、子どもと森との時間を楽しみたいと考えていました。
プログラム
プログラムとしては、他のフォルケホイスコーレのコースにもある森のMEISHIを作ったり、
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テーマは「ハーブティーパーティ」です。カモミール、ミント、カレンズなど
子供が英語でのデイキャンプに行っている間、東川の住民のお話を聞くというプログラムもありました。
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プログラムの最初と最後にはチェックイン・チェックアウトがあるとともに、毎日朝にはみんなで歌を歌って今の気持ちを伝え合う場もありました。夜にはスタッフの方々と22時ごろまでお話させていただく機会もあり、フォルケの運営など、考えていることをお聞きできました。
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持ち帰ったもの
最後のチェックアウトのときに、私が持ち帰ったものは下記の3つです。
建設的に考える時間と場所を作る
日常と非日常のトランジションを楽しむ
共につくる
建設的に考える時間と場所を作る
どうしても、家に帰ると、育児と仕事のチームである夫とは、愚痴ばっかりになってしまう。そこで、家に帰っても、建設的に考える時間と場所を作ることを決めました。
建設的に考える場所と時間を作る取り組みとして、「カフェで将来のことを夫婦で考える時間を作る」ということを実践してみました。
幸いに子どもなしでの時間を作ることができましたが、時間も短かったので東川の余白のような時間は作ることはできませんでした。一歩としては実践できてよかったと考えています!
日常と非日常のトランジションを楽しむ
東川での生活が非日常すぎて、すごくリフレッシュするものの、果たして東川に移住してそれが日常化した際に、その効果がなくなってしまうのではと考えていました。対話しているなかで教えてもらったこととして、それが日常化してしまったとしても、逆に仕事で使うテクノロジーのようなものが非日常となり、そのトランジションを楽しむことが重要なのではと思うようになりました。
共につくる
これは、Compathの校舎の壁に貼ってあった言葉です。
いくら素敵な場があっても、それを一緒に活かす仲間がいないと、楽しんだり、新たな気付きを得たりする場はできないと考えています。
場づくりはまだできていないけれど、帰宅後、まずはママ友に、「もっと一緒に遊ぶ機会を作ろう」とお声がけできたので、1つ達成できたかなと考えています。
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この持ち帰りたいことをチームで発表した際のフィードバックとして、ひとりじゃない、自分の気持ちを大事にすること、自分に正直にあること、そして挑戦ということばをいただきました。この言葉を大切に、自分の人生に対して、自分が切り開いていく自信を持っていきたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!