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推しのいる生活

高校野球を見るのが好きです

とは言っても仕事が休みで特に迫ってる予定も無くて、なんとなくその時やってるから見る。本当に好きな人から比べたら全然ですが見るの好きです。

例年なら地元の高校をなんとなく応援して毎年夏になると少しだけみる位のにわかファンです。

高校野球って結構な点差があっても試合が突然ひっくり返るんですよね。目が離せない。
点差あるしもう試合決まったよね〜と目を離してると、なんでもないフライを突然ポロリとエラーして逆転試合終了なんて事が起きる。本当目が離せない。

「甲子園」は目標にして幼少期から日々練習を重ねてる人達の集大成。選手だけでなく、親族や友人も巻き込んで人生の一大イベントですね。

この東東京準決勝は土壇場でひっくり返ってしまった試合としてわかりやすすぎたので貼りましたが、自分が当事者だったら生涯引き摺るレベルの出来事で言葉が出ません。

人生で初めて

お金を払って高校野球を見に行きました。
23年7月16日

栃木大会3回戦
文星芸大付属vs小山西の試合

見に行ったキッカケは、知人のお子さんが文星芸大付属で野球をやっていると聞き「見に行きますね〜」なんて話していました。

1番最初の試合は「初戦だし勝つでしょ」なんて自己判断で見に行かず。
「今年はチャンスある」そう聞いていたので大丈夫だろ〜なんて思い見に行きませんでした。

が、予定が開けられる日は見に行かないと後悔する気がしてならなかったので観戦に。

高校野球を生で見るのは自分の高校時代に我が校の野球部の観戦に行った以来。色々懐かしんだりしながら現役の高校球児達の活躍を見ているとパワーを貰った気分。

TVだと解説の人がしっかり選手の事とかピッチャーの球種とか解説してくれますが、現地だとそういうのはゼロ。自分の目で見るしかない。その反面TVだと聞こえて来ない選手達の声やベンチの声、スタンドの応援の声、観客の声。これが聞こえて来る臨場感がたまらなくよかった。

結果は7-1で文星の勝利。

絶対また見に来よう。

そう思って球場を後にしました。

その後の試合も見に行けるなら行きたかったけど、試合終わる時間まで見ていたら仕事に遅刻するのでテレビで観戦。

烏山戦は3-2で勝利。攻めあぐねてたけど2ランスクイズが決定打に。2ランスクイズって初めて見ました。

準決勝の國學院栃木戦は13-2で7回コールド。
昨年覇者をめったうち。この日は打線の調子が凄く良かった。

そして決勝。

文星芸大付属×作新学院

7/25日 午前10時プレイボール

春の決勝も同じ組み合わせで延長十一回タイブレークの末、作新学院が5-3で勝利していたようで雪辱を晴らせるか!?も見所。

10時プレイボールだし確実に最後まで見れるし余裕〜♪なんて思って総合運動公園野球場へ出向いたんですが甘かったです。甘々でした。

甘かった所↓↓

・まず駐車場がギリギリの時間だと徒歩で15分位かかる遠い駐車場しか空いてない

・チケットは事前に買っておかないといけない
(入場ゲートe+でチケット買って入場)

前に行った試合が当日チケット買って普通に入ったもんなので同じく入れると思って来場。他にもワケわからん!と困ってボヤいてる年配のおじちゃんのチケットも一緒に買って入場。下調べは重要◎

結果を先に貼ります。
名探偵コナン方式。答えを最初に出すやつ。

決勝の試合結果

プレイボールの10分前には間に合うつもりで球場へ出向いたのに、駐車場で苦戦して、遠い所しか空いておらず入場ゲート近くに結局ついたのは10時10分位。
ゲート付近を歩いていて地鳴りのような歓声を外から聞き、「どっちか点数入ったな」と思いながら、先行・後攻がどちらなのかもわかってない自分はドキドキしながら小走りで入場ゲートへ向かいました。

もたついてやっと入ったのは2回の表から。
文星高校の先制点。先程の地鳴りのような歓声も納得で平日の午前中に来場者4700人。知人のお父さん曰く巨人×阪神戦みたいなものだと後日談で聞きなるほどと納得。

試合内容はというと 


作新先発のピッチャーを早々と降板させ4回から8回まで0点が続くも一点とってダメ押し。
なんとなくこれは文星の勝ちだよね?なんて思ったけど、そう油断してると点数取られるんだよなぁ…と思っていたら作新学院の反撃開始。

王者の意地を見た。負けられないっていう気迫。ヒットが立て続けに出る度に球場内の歓声が凄い。完全に作新学院のムードに。

流れが変わった。

作新のチャンスの時に流れる曲が頭から離れないほどで、選手にはプレッシャーに感じるんじゃないかという位の声援と歓声。

9回表4-5
カウントは2アウト、2ストライク
ギリギリアウトコースに入ったボールで、バッターは見送り三振!文星の勝利で決着!
と外野から見ていた自分は思いましたが…


カウントはボール。

このキャッチャーの黒崎くんはピッチャーとの呼吸で強気の配球がしっかり決まると感情を表に出してガッツポーズを出すムードメーカー。

ちょっとやりすぎなんじゃない?って声もあるようですが僕は好きです。こういう形で仲間を鼓舞するのは素敵。

だけどこの場面ではその感情を表に出す所が仇
となってしまったという。なんとも言えないシーン。そしてその後ヒットを打たれ同点。
このまま逆転されてしまうんじゃないか?とビクビクしながらも5-5の同点でスリーアウト。

そして迎えた9回の裏。
文星芸大の攻撃。

打順は4番から始まりサヨナラ勝ちも見える。
ワンアウト走者無しの場面で、バッターはキャッチャー黒崎くん。

フライングで優勝ガッツポーズした事を自分の腕で正夢にしてしまうという…漫画で描けそうな展開を目の前で見て自分は大興奮でした。

凄かった。どちらも強かったし。甲子園に行きたい気持ちも伝わってきた。勝利をもぎ取ったのはその日1番ツキを持ってた黒崎くんがもぎ取った結果だったのかも。

人生で初めて高校野球の県大会の決勝を見に行ってこれだけドラマチックな試合見ると感動しかなかったです。自分は文星の応援していましたが甲子園行きを逃して崩れ落ちてる作新の選手達も見て何ともいえない気持ちになりました。決勝戦と呼ぶにふさわしい王者決定戦でした。

そして甲子園

1試合目 宮崎学園 9-7で文星の勝利
2試合目 八戸学院光星 6-3で八戸学院の勝利

文星は勝てばベスト8進出でしたが敗退。
全国の壁は厚い…。地方大会では見られなかったミスもあったりこれが甲子園なのかと思う所ありました。球児達は色々な物背負って戦って来たんだと思います。これが甲子園マジックなんでしょうか。

ここまで読んでくれた貴方には更なる文星のエピソードを紹介します↓↓


そして8月23日
第105回全国高校野球大会の決勝は

慶應×仙台育英

結果は慶應の勝利。107年ぶりの優勝だとか。
甲子園の話題まで触れると文字数大変な事になるので触れません。笑

ここまで一つのチームに注目して高校野球を見た事なかったのですが真剣に応援するとめちゃくちゃ楽しかったです。

ここまで楽しませてくれた文星芸大付属の野球部の皆さんには感謝しかないです!ファンになりました。連覇目指してまた来年も甲子園行こうな!!

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