見出し画像

【読書セラピー】(前編)リーダーになる人のたった1つの習慣|感動のメカニズム 心を動かすWork&Lifeのつくり方

この記事は職場の人間関係を良くしたい
と思う人に読んでもらいたいです。


どうも
安全・安心と絆でつながる
キャリアコンサルタント
のタルイです。


仕事は一日の大半を占めるものです。

職場で人間関係の悩みを抱えていると
それが本人にとって
大きなストレスになります。

あなたはご存知でしたか?

現代は「従業員満足度」より
「従業員幸福度」の時代でした。


従業員満足度って指標がありますよね。

従業員満足度(ES)は
給与・労働時間などの待遇面

職場の設備・給与など
労働環境の充実度を数値化しています。

一方で
従業員幸福度とは

従業員が個人として仕事に対しての
満足度・働きがい・喜びなど

働く個人の幸福度に着目しているのです。


「幸福経営」で有名な
慶應義塾大学大学院教授:前野 隆司さんは


幸せな社員は創造性3倍
労働生産性1.3倍である


とデーターより導き出しました。


つまり、
働き方改革の近道は
「幸福度を上げる」ことだったのです。

前置きが長くなりましたが
従業員の幸福を上げる
キーワードを発表します。


それは「感動」です。 



感動従業員幸福度
どう関係するのか?

今ひとつ理解しづらいと思いますが

それはこの本で理解できます。

ちょっと古い本ですが
ビジネス小説として
楽しみながら学べます。

マンガでも楽しめます。

どちらもおすすめします。


本書のタイトルである


リーダーになる人の
たった1つの習慣とはなにか?



結論から書きますと...

と、書こうと思いましたが
やっぱりやめます。

漫画と小説は先に結論を知ってしまうと
つまらなくなってしまうので


今回は記事の一番最後に書きますね😊


ではいってみましょう。


◆リーダーのたった一つの習慣とは...あらすじ

まず本書のあらすじです。

経営者育成スクールで学び
起業することを考えている三人の主人公

それぞれ赤字のカラオケ店を
1年間だけ任されて
業績改善していくストーリーです。


主な登場人物は4人います。

まず、主人公の3人です。

・武田勝也(31)


一流大学を卒業後、
外資系のコンサルタント会社に勤務。

マーケティングに精通し、
経営の勉強に勤しんでいる。

自信家。仕事ぶりは緻密で用意周到。
失敗の経験は、ほぼゼロ。

画像5
私のイメージではこんな感じの男性です。



・五十嵐あかね(29)

大学を卒業後、
メーカーに就職し、
企画部に所属。

性格は明るく、
常に前向きで発想力が豊か。

画像6
私のイメージではこんな感じの女性です。



・間宮幸人(34)

高校を卒業後、総務畑一筋。
コツコツと努力を続けるタイプで、
人と人とのつながりを
何よりも大切にする。

画像4
私のイメージではこんな感じです。



そして最重要人物。

・柴田正光さん

主人公の3人が通う
起業家スクールの代表です。
そしてこのプロジェクトの仕掛け人です。

30年以上にわたって
起業家を支援し続けてきた。

多くの経営者からメンターとして
慕われています。

私のイメージだと著者の福島正伸さん


3人はこのプロジェクトのために
それぞれ会社を辞めてきました。

プロジェクト終了後に
それぞれが立ち上げる会社で生かす
経営のヒントを得るために
まさに背水の陣で挑んだのです。


この3人に与えられた条件とは

①1年間で店を黒字にする

②店長として、店に関する全てのマネジメントを行う

③1ヶ月の給与は最低保証15万円+出来高

④広告宣伝費は1ヶ月10万円が提供。使い道は自由

⑤店舗の改装費は、合計で100万円まで。それ以上は自力で利益を出してから。

⑥社員、アルバイトなどスタッフに関しては、採用、配属など人事権が与えられる。

⑦月一回、柴田を交えた4人でミーティングに参加する。うまくいったこと、うまくいかなかったことを全てお互いに共有して助け合う。



武田、五十嵐、間宮の3人は店長として
それぞれの店を任されることになりました。


武田さん
駅から近く商店街の中にあり
3店舗の中で一番業績がいい
A店を選択します。

画像7
さすがエリート抜け目ない🤔



五十嵐あかねさんは
駅からも遠く競合店も多い
B店を選択します。

環境的に一番厳しい店の業績を
回復できれば
いい経験になると考えました。

画像13
うん、真面目🤔



間宮さん
どこの店でもいいとのことで
一番業績の悪いC店を選択します。

抱負は「自分らしく頑張ります」と。

おっと!間宮さん。そんなんで大丈夫なのか🤔



3人は事前に柴田を交えて
4人で戦略を発表します。


武田さんが考えた戦略は


A店は3年前に近隣の大学が移転したため
街に若者が少ないことから

メインターゲットを
60歳前後の中高年に絞りました。

彼らフォークソング世代の価値観は
「みんなで同じ歌を歌う」こと

一体感を得る楽しみを提供する場にすべく
昔のマイナーな曲の品揃え特化した
集中戦略を提案します。

ドヤ!


五十嵐あかねさんが考えた戦略は


B店の周りには同じようなカラオケ店が 
たくさんあることから

同質化からの脱却を考えました。

キーワード「サプライズ」

お客様から「まさか!ここまで」
と言っていただけるような
感動サービスを提案。

日毎に新しいサプライズを実行する
差別化戦略を提案します。

感動サービス…いいですね。



間宮さんの考えた戦略は

C店は駅前で立地も良く
競合店がいないにもかかわらず
どうして業績が悪いのか
理由がわからない。

だから戦略を立てず、
とにかくスタッフに早く会って
まず話を聞きたいと考えました。

えー、つまり「戦略なき戦略」です。

…間宮さん本当に大丈夫か⁈


なんとなくお笑いトリオの
大ボケ担当みたいな役回りです🤔


さて、期待を胸に店に入った3人も
ことあるごとに壁にぶつかっていくのです。

そして、意外にも
一番早く結果を出したのは
なんと間宮さんでした。

◆スタートはひとりから始まる

著者は夢に挑戦するときに
あらかじめ決めておくことがあるそうです。それは、

ここから先は

3,032字 / 8画像
この記事のみ ¥ 100

記事がお役に立てたら100円サポート願います。 noteで頂いたサポートとAmazonアフィリエイトは児童養護施設を退所する子どもたちの就労支援団体ブリジッフォースマイルさんに毎月寄付させていただきます。https://www.b4s.jp/action/contribution