何のために仕事をしてるの?なんて聞かないでと思ったら
みなさんこんにちは。おかえりなさい。
おつかれさまです。木曜日ですね。
今日の晩ごはんはとうもろこしを土鍋で炊いています。
炊き立てごはんの香りがすると疲れも吹き飛びます。
はじめまして。FOOD STORY PROJECT 代表Lisaです。
無邪気な質問で父を攻め込む
「パパ、何のために仕事をしてるの?」
幼い頃、仕事でほとんど家にいなくてたまにしか顔を合わせることがなかった父に会うと良く聞いていたこと。
小学生ながらに父は何でこんなに働いていて、大変そうなんだろう。と思っていました。
「家族のためだよ。Lisaが好きなことをできるように。Lisaは何になりたいの?」
将来何になりたい?この質問は難しい質問だと思う。
お花屋さん、学校の先生、天気予報士、、どれもこれもしっくりこないまま将来の夢を決めることに。
そう言っていた父はすごく疲れていて毎日深夜に帰ってきていたので子供ながらに「本当に大変そうだな、パパは何になりたいんだろう?」と思っていました。
そんな“家族のため”に働いてきてくれた父もあと5年で定年を迎える。
そんな父は言う、大学までは行ってほしい
私立の女子校で自由に育ちすぎて、大学に行く目的がないから料理がやりたいから専門学校に行かせてほしいと言うとかつてないほどに怒られた。
「今までそのために働いてきたんだから、大学まではちゃんと行ってほしい」
「そんなこと誰も頼んでいないのに!」
こんな喧嘩を何度繰り返したか覚えていない。
親からしてみたら「ふざけたこと言ってないでちゃんとしてくれ」って感じだったと思う。
でもさすがにそれを振り切るほどの勇気もなく、大学に進んでみると
目的がなくても意外と楽しい、日々を送り料理はできなかったけど食のマーケティングと企業分析のことばかり調べてて。
なにをやるか<どうありたいか?
将来何になりたい?の質問は「どんな職業につきたいの?」と自然と職種を選ぶような質問になってる。
会社員でも、起業でも、投資家でも目的としての仕事ではなく仕事は、なりたい自分になる手段である形の方が健康的な日々を送れる。
仕事を楽しみ続けている人は2種類に分けられるそう。
to do型重視の人…何をするかで物事を考える(例:世の中に革新的な商品を残すなど)
being型重視の人…どんな人でありたいか、どんな状態でありたいかを重視する(例:尊敬できる人に囲まれている)
これを混同して考えると彷徨ってしまう。
to do型重視の人の好きなこと、やりたいことがある人は1%ほどしかいないという。
その中で、やりたいことを仕事にできる人はさらにその1%くらい。
残り99%はやりたいこと熱狂的なことが良くわからないまま大人になる。
仕事として熱狂し続けるほどのことを見つけることはそう簡単なことではないと思う。
私自身もbeing重視型の人で、食を通して自分と届いた人がお互いに元気になれるWELLNESSな状態を作れるような商品や場づくりをしている。
でも、やりたいことが見つからない…落胆する必要はなく
「どんな人になりたい?」という質問に置き換えればいい。
仕事で熱狂するほどやりたいことがなくてもどんな状態(Being) でいたいかを考えれば書き出せるかもしれない。
健康な状態で元気な人
落ち着いていて優しい人
人を笑わせる面白い人
自然の中で暮らす心豊かな人
求められた場所で活躍できる人
大切な人を応援できる人
…
今がもしその理想の状態と違うようであれば何がそうさせているのか、どこを変えるとそれに近づけるかを考える。
完璧である必要なんかないし、ある程度の中でやり続けていくとまた新しいやりたいことが見つかったりする
自分のために。
自分と大切な人のために。
会社で共に働く人も大切な人になれば環境はより良くなる。
Customer experienceをあげて
Customer satisfaction(顧客満足度)ならぬ
Office experienceを上げて
Office satisfaction(社内満足度)が良くなるとさらに良い。
どんどん便利になる一方で孤独感や閉塞感や熱狂の感覚は青春においてきたっきり…。
どこで、誰と働くかは誰もが持つ人生で大切な問いになるかもしれません。
環境の健康状態にも目を向けてみよう
自分の心と身体の健康状態
自分が置かれる環境の健康状態
この両方を整えていくことで日々の仕事や生活はもっと豊かになる
もっと簡単なのはこの2つが叶えられるところに自分がいれば、日々のの状態はもっともっと良くなる。
そんなことを考えるきっかけをくれたのは、
転職とは無縁の方でも、転職をまさに考えている方にも新しい気づきをくれる「思考法」のおはなし。
新しい何か、に挑戦するときに誰もが通りそうな不安な気持ちへの対応方法や、具体的に何から始めればいいかまでわかりやすく、実践しやすい内容なので自分と向き合いたいなという時におすすめの1冊です。
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本の紹介
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法
著者は「天才を殺す凡人」でも人気な北野唯我さん
ストーリーを読み進めていくと、転職の思考法について学べる本。
転職という枠を超えて、人生の大部分を占める仕事との向き合い方についてを教えてくれる内容でした。
内容は一部のみ引用させていただきました。
ぜひ、迷った時には読んでみて下さい。
すっごくわかりやすく解説してくださっている方もいました。
熱狂するほどやりたいことを見つけるだけが、正解じゃないんだ!って勇気をもらえる本です。
美味しいを見つける・伝える・届ける
FOOD STORY PROJECT