おすすめシューアイス
コンビニエンスストアやスーパーマーケットのシューアイスは、ここ10年で大きく変化したスイーツなのかもしれない。
基本は、シュークリームと同じで、シュー生地とクリーム。
クリームをアイスにし、アイスに合うようにシュー生地も改良される。
美味しさのひとつ。乳脂肪分
1番の違いは、乳脂肪分。日本では、アイスクリーム類と氷菓に分類され、アイスクリーム類も3つに分けられている。何気なく使っているアイスクリームという単語。アイスクリーム類の中で「アイスクリーム」の定義は、重量百分率で乳固形分15.0%以上、そのうち乳脂肪分が8.0%以上のものを言う。
そして、同じアイスクリーム類にある「アイスミルク」。
こちらは、重量百分率で乳固形分10.0%以上、そのうち乳脂肪分3.0%以上のもの。
「ラクトアイス」は、重量百分率で乳固形分3.0%以上のものを言う。
この表記は、商品パッケージの裏面に「種類別」という表記があるので、ここが何になっているか?で誰もが分かることが出来る。
「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」。
ここまで違うのである。
濃厚なバニラアイスを食べたい!という方は、最低でも「アイスクリーム」に分類されてないと乳脂肪が多いアイスには辿り着かない。
そんなシューアイス。夏だけではなく、今では冬でもコンビニエンスストア、スーパーマーケットの人気スイーツの一角を担う。
そんな「シューアイス」を一挙に食べ比べ♪
贅沢シューアイスバニラ|セブンイレブン
まずは、スイーツレベルが格段に上がり、コンビニシュークリームランキングでも1位のセブンイレブン。
シュー生地は膨らみがあるプレーンタイプ。
ダイレクトに濃厚ミルクとバニラフレーバーを感じることが出来る薄目のシュー生地である。
発酵バターを使用し、シューアイスの生地にも香りと味をプラス。シューアイスでは、シュークリームにあるようなサクサクといった食感はほぼ味わうことが出来ない為、現時点で、一番のシュー生地なのかもしれない。
贅沢シューアイスバニラのアイスクリーム種類は、「アイスクリーム」。
重量百分率で乳固形分15.0%以上、そのうち乳脂肪分が8.0%以上のシューアイス。
食べ比べないと分からないが、シューアイスの断面図を比較すると、贅沢シューアイスバニラは、若干、薄い黄色ぽく、クリームの粘度も強め。
口に運ぶと、濃厚ミルクというか?ミルクがかなり強めで美味しい。
鼻から抜けていく香りは、バニラ。
濃厚ミルクでミルク感が強めのアイスクリームにバニラ。
上質なバニラエッセンスでバニラ風味も強い。脂肪分は、ご存知のように高く、濃厚バニラアイスも逃げ出すレベル。そして1個50円弱。
コスパも抜群で、このレベルのシューアイスがこの価格で出来てしまうのは、もはや脱帽するしかないだろう。
濃厚なシューアイスが食べたければ、セブンイレブンの「贅沢シューアイスバニラ」間違い無し。
ふわっと香ばしいシューアイス|ファミリーマート
パッケージには「ふわっと香ばしいシューアイス。香りも口どけもいい自慢のシュー皮が、バニラアイスのおいしさを引き立てます。」というキャッチが書かれている。
1個28.5円。セブンイレブンの「贅沢シューアイスバニラ」の約2/3以下の価格。大きさは、直径6.5cm、高さ4.5cm。重さ28.1g。ちょっと小ぶりな感じなので、1個あたりのカロリーも低い。
中に詰まっているアイスの種類は、「アイスミルク」。重量百分率で乳固形分10.0%以上、そのうち乳脂肪分3.0%以上のもの。
セブンイレブンの「贅沢シューアイスバニラ」と比べると乳脂肪が低めなのであっさりとした味わい。
そして、断面も、セブンイレブンの「贅沢シューアイスバニラ」は薄い黄色ぽい感じだったが、ファミリーマートの「ふわっと香ばしいシューアイス」は、白が際立ち、キメも若干弱め。
王道のシューアイス。
「アイスミルク」という乳脂肪が、若干低めな為、「アイスクリーム」と比べると、リッチさや濃厚さは、少し足りない。
しかしながら、さっぱりとしたシューアイスの為、何個でも食べれてしまう魔力がある。そして、1番のシュー皮とのバランスは、かなり良い。
さっぱりしたシューアイスが食べたい方は、間違いなくファミリーマートの「ふわっと香ばしいシューアイス」がオススメ。
価格も、セブンイレブンの「贅沢シューアイスバニラ」の約2/3以下の為、リピートしやすい。1個28.5円でここまでの仕上がり。
シュークリームでも書いているが、コンビニエンスストアのスイーツ。
一大勢力になってきている為、パティスリーにとっては、かなり脅威であることは、間違いない。
お取り寄せでも人気!洋菓子のヒロタ
お取り寄せでも、かなりの品数がある「シューアイス」。
まずは、老舗中の老舗。洋菓子のヒロタ。創業が1924年10月。
すでに100年弱の歴史を持つ。アイスクリームを始めたのが1936年6月。
戦前というのが驚くのだ。シューアイスはというと1964年3月
。この頃からシューアイスを始めているというまさに老舗中の老舗である。そんな洋菓子ののヒロタのシューアイスは、「バニラ」「チョコレート」「いちご」「宇治抹茶」「ラムレーズン」「クッキー&クリーム」、、。色々とある。その中でも定番と言われるのは「バニラ」「チョコレート」「イチゴ」ではないだろうか?
バニラ
卵黄を配合した自然な色合いとコクの天然バニラ風味とミルクを配合した黄金比のバランス。長年、全ての年代の方に愛され、リピートをされている定番シューアイスなのだ。1個当たりの大きさは、約60mm、高さ約40mm、重量:約32g。
チョコレート
もう一つの定番と思われるのが、チョコレート。カカオマスを配合した本格的なチョコレートのシューアイス。カカオマスを入れたことにより、コクのあるミルク感があり、自然なチョコレートの味わい、風味が出ている美味しさなのだ。
いちご
フルーツを使用したシューアイスは、水分が多いことから製造が難しいと言われることが多い。洋菓子のヒロタのシューアイス「イチゴ」は、国産の苺ピューレを使用し、苺が持つ酸味と甘酸っぱい香りが抜群なのだ。
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洋菓子のヒロタ 飯田橋メトロ店
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋4丁目10−3 改札外 東西線
電話090-3901-6695
洋菓子のヒロタ 新橋駅前店
〒105-0004 東京都港区新橋2丁目6−8
☎03-3503-1201
洋菓子のヒロタ エチカ表参道店
〒107-0061 東京都港区北青山3丁目6−12
☎ 03-3746-0316
洋菓子のヒロタ シャポー本八幡店
所在地: 〒272-0023 千葉県市川市八幡2丁目17−1 シャポー本八幡 2F
電話: 047-336-3523
洋菓子のヒロタ 千葉工場売店
所在地: 〒289-1621 千葉県山武郡芝山町牧野371
電話: 0479-77-1201