Vol.41 「都会のオアシス」アンダーズ東京
アンダーズ東京にステイしてきました。
息子と夫がプールで泳いでいる間に、私はホテル内のアートツアーに参加したのですが… とっても素敵でした!!
アンダーズ東京のアートコンセプトは「都会のオアシス」。そのコンセプトに基づいて、木製の大型オブジェがロビーやレストランにいくつも配置されていました。
全体的なテイストは「和モダン」なのだそうですが、案内してくださったコンセルジュさんにそのように教えてもらうまでは、和のテイストには気づきませんでした。アジアのリゾートを思わせる雰囲気は感じていましたが、「和」とは思わなかったなあ。そのくらい洗練されていて、日本人としてなんだかとても嬉しい気持ちになりました。
アンダーズのフロントは51階。エレベーターで下から上がってきて、最初にお出迎えしてくれるのが、このオブジェ。
ロビーにあるオブジェ。椅子になっていて座れます。
レストランには、大きな木製のオブジェがいくつか、天井から吊るさせていました。
ロビーのフロントの上部には、気の遠くなるほど細かい寄木細工の作品が飾られています。
結婚式などが行えるイベント会場の側には、キッチン用品などをかたどり木のようにした真鍮製のオブジェが。
エレベーターの中にも作品が。落雁の型に和紙を流し込んで固めたのだそうです。美しい!
アンダーズとは、ヒンディー語で「パーソナルスタイル」を表す言葉なのだそうです。ゲストはホテルのしきたりに合わせる必要はなく、ホテルスタッフにも接客マニュアルもないそうです(と、どこかで読みました。)
今回特に何かリクエストをしたり、トラブルがあったわけではなかったので、そのようなコンセプトの真価を実感する機会はありませんでしたが、ホテルスタッフの応対が、いい意味でホテルの従業員風ではなく、どこかソフトで、とても好感が持てました。「ゲストとホテルスタッフの距離が近い」ということかな。
スタッフの方の服装もラフで、ジャケットにGパンを合わせているコンセルジュの方も何人かおられました。その着こなしがこなれていて、なんともまたかっこいい!
洗練されているけれども堅苦しくなく、自分のスタイルでくつろぐことを後押ししてくれる、そんな素敵なホテルでした。
ちなみにお部屋は東京タワービュー。お天気が悪かったのが残念でしたが、それでも昼も夜も、素敵な景色を臨めました。
どんより曇っているけれど、東京タワーがばっちり。
夜は結構な雨が。窓ガラスに雨粒がたくさんついてしまって残念な写真しか撮れませんでしたが、これもまたよし、ということにします^^
国内でこのようなラグジュアリーなホテルに泊まるのは、昨年のパークハイアットに続き2回目。コロナで海外へ行けない代わりにと、ステイしています。海外に行けないのはとても残念なのですが、でもこういうことがなければ、国内で素敵なホテルステイをする機会はなかったかもしれないので、そう思うと、これはこれでとても良かったのかなとも思えてきます。
また行きたいな。年1回とはいわず、頻繁にこういうステイをしたい!ワーケーションしたい!
そのためにはもっと収入を上げねば… 現実的に考えると課題は大きいのですが、とりあえずこの「したい!」を、しっかりとウィッシュリストに書いておこうと思います。