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33年ぶりのイギリス渡航⑤水上バスとマグカップ

ロンドン滞在2日目の後半。
列車が予定通りに動いていたらバースを観光していたはずなのだが、仕方なくロンドン観光に切り替えた、その日の続き。

Borough Marketから、さてどこに行こう…
そういえば、33年前に行ってみたいな〜と考えながら、行けずにいたものはなかったか?

そうだ…
リージェンツ運河だ。
(目の前にテムズ川があるんだけど、そこの水上バスには目もくれぬワタシ・笑)

なぜ運河なのか?
それはですね…
運河にたくさんある、細長いお船「ナローボート」が大好きだからなのだ。

Warwick Avenueから徒歩数分
やってきましたリトルヴェニス⚓️

両側に係留されてるのがナローボート。
ボートの中に住んでる人も多い。
でもロンドンのこの辺りにあるのはお金持ちの道楽というか別荘扱いだったりパーティ用のお部屋扱いだったりする
川沿いを歩くだけでも素敵💓

ロンドン観光、というと、ガイドブックに出てる場所を尋ねるのが鉄板ではあるが、今回はロンドンに滞在するのが目的ではなく日程の半分は地方に行く予定なので、35〜33年前に行ったことのある場所は敢えて外している。
大英博物館やテートギャラリー、バッキンガム宮殿、トラファルガー広場など有名どころは全部パスである。
あ。ロンドンZOOも昔行ったか…
その時、動物園の中から見たのが、この運河を走る水上バスだったのだ。

あら素敵なカップル。でもどこまで行くんでしょ?
カムデン・ロックまで45分の船の旅。
この船のガイド嬢が客引きしてたので、看板を見て少し考える。あと7分くらいで出るから、どう?と誘われる
よし決めた。
ペラペラの座布団が付いた木製のベンチ。ガイド嬢のアナウンスを聞きながら
高級住宅街を流れる運河。この両サイドの邸宅の住人が夕涼みのため利用してるのだな…と思しきよく手入れされたボートたち
トンネルをいくつか通る
船溜まりはゆっくり通過
同業他社も楽しそう🎶
落書きが増えてきた。カムデンロック!って感じ
終点カムデンロック
右手にいるカワイコちゃんがガイド嬢

潮汐に干渉されない運河にナローボートを浮かべて生活することにもものすごく憧れる。生まれ変わって運良くイギリス人になれたなら、やってみたいとさえ思うが、よほどの経済力がないと無理なのだろうなぁ…

ちなみに、この水上バスの運賃なども、全部Revolutカードでピッとやって支払っている。

カムデンロックの、この船着場の側の建物2階に、比較的綺麗なトイレがあるのでそこを利用したが、それもRevolutで。(£1。タッチパネルしか無かった気がする)

船着場正面の建物の2階に上がると
トイレがあるよ


……トイレのレポートしたいわけじゃないけどね。
トイレについては、Flush というトイレ探しアプリがあるので、それを活用しても良いと思う。
(日本の最寄りトイレも出てくるよ。ただ、ちょっと情報が古い場合もあるので盲信しない方が吉)

カムデン・ロックには、ストリートフードは勿論、洋服や音楽系(パンクロック)グッズやハンドメイド雑貨、アンティーク雑貨店舗などごちゃ混ぜに色んなお店があって、ここも歩き回るだけでかなり楽しい。

この写真の通りは結構皆さん撮影してらっしゃいますな

しかし私はごちゃごちゃしたのはあまり好きじゃないので、サラッと見て次に行きたかったところへ移動。
行き当たりばったりだけど、狭い範囲に色々あるので全然行けちゃうロンドン🎶

マグカップを買いに
そうそう、今日はホントはアフタヌーンティーをしようと思ってたんだ。
思い出して、どうしても買いたかったエマ・ブリッジウォーターのマグを求めてリバティへ。
(午前中、テムズ川方面に行ったんだからそのついでに行けば良いものを…ホント行き当たりばったり過ぎるな…)
これも、同行者がもしいたら大顰蹙を買うシーンだ。1人で良かった(笑)

懐かしいな。33年前は母を連れて来たっけな

この吹き抜けのセンターホール、変わらないな〜…床や階段も、手入れや補修を繰り返して保存されているのだろうな〜…
個人的にここの階段が好き。

木製の階段
縫い物を生業とする身なので、生地やキットは垂涎モノ
でも今日はエマのマグカップを買うんだ
好きなだけ悩んでも、誰も急かさないので嬉しい
すでに9月からクリスマス商戦が始まるイギリス

9月のイギリスのいいところは、まだ屋外が暖かく外でのんびり出来る日があるにも関わらず、すでにどこでもクリスマスグッズが大賑わいになることだ。8月よりも観光客少ないしね。

英国では9〜11月まで、ゆっくりとクリスマスグッズを買い揃えて行くのがお楽しみのひとつとされている。

まぁ、買ったのはクリスマスとは無関係の柄のマグカップなんだけどね笑

私の他にもエマの食器を買っている日本人がいて、レジのお姉さんがビミョーな笑顔だった。
「日本人、ホントエマ好きねぇ」

私がその時のレジの列の最後尾だったが、その前と前の前のお客がみんな日本人で、揃ってエマ・ブリッジウォーターのマグカップをどっさり買っているわけだからさもありなん。

私はスモールマグを一個だけ。
箱はいらない、って言ったら、リバティのなんか今限定のやつだからどうぞ、ってちゃんとプチプチに包んで箱に入れてくれた。

良いの、今から私はこれでホテル帰ってお茶するの。そんな厳重に包まれてしまったらお茶しにくいじゃん…
マグをロンドンで買って、毎日マイマグでお茶するのも今回のお楽しみだったんだから。(本当は、この陶器の窯があるストーク・オン・トレントへ行きたかったのだが、今回は時間が無かった🥹)

けど結局、キャリーに入れて移動するのに、箱があって助かったのだ。…ワレモノだしね😅
リバティのお姉さんありがとう。


さて、明日は北上する。
オックスフォードを経てウィットニーという小さな町へ出発だ。


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