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33年ぶりのイギリス渡航

この前日譚として5つくらい投稿があるので繋げた方がいいのかな?
33年ぶり、という言葉で探してくれると有り難い。リンク貼らなくて申し訳ない🙇‍♂️

ここからは出来るだけ繋げて「33年ぶりのイギリス渡航」で投稿していきたいと思う。出来るだけ、ね。


もう4ヶ月ばかり経ってしまったが、9月の半ば。
記憶に新しいと思うが、気温がまだまだ高く、
とても長袖の上着を着る気分にはなれない日々だった。

しかし目的地の気温は10℃以上低いとの予報…
BBCの天気予報サイトをチェックするようにしていたが、体感気温はどうなのか?

私はthreadsで現地在住の方々と繋がり、尚且つMixBの日本人オーナーからも頻繁に「今そちらでは何を着るべきか」のアドバイスを受けていたが、体感気温ほど個人差の大きいものはない…

間際まであれこれ悩んだが、結局ユニクロなどのヒートテックの10分丈レギンスとハイネックシャツをベースに、薄手のアウターをプラスしていく方法が最適だった。これは冬場にも応用出来るだろう。


服装の基準も持ち物の基準も「いざと言う時全部捨てて逃げて来られるもの」である。
防犯上の、一人旅の鉄則。
お気に入りのものは持っていかない。
靴は走れるもの。
捨てて来られないものは身体に付ける。

パスポート・カード類・携帯は、
釣り人用の夏用ベスト(肩襟とポケットファスナー以外がメッシュで出来ている軽いもの。大きな蓋付きポケットが4箇所あり、それぞれにひとつだけ収納するように決める)に全て収納する。
支払いに使うメインのRevolutカードをリール付きケースに入れ、リールは勿論ファスナーの金具に接続。これが支払い時にめちゃくちゃ便利であった。
携帯は斜めがけ出来るストラップに繋ぎ、ベストのポケットに入れて重さを分散する。
自分でも少々取り出しにくいくらいが引ったくられなくて良い。

ここまでを黒で統一して、アクセサリーは短いネックレスひとつに絞る。すでに機能的でお洒落じゃないか。
その上から、唯一お気に入りのミリタリー調ロングベストを羽織る。軽くて暖かくて洒落ている。
釣り人用ベストがまるまる隠れてよし。

小さなトートバッグにその他の必需品をまとめた。(ウェットティッシュやらWi-Fiやら予備のiPhoneやら現金10ポンド入りの財布やら、日本円やらICOCAやら飴ちゃんやら非常用の薬やら口紅やらである)
小脇に抱えてしまえば引ったくられる心配は無い。

大きめのナイロントートバッグには、ダウンやネックピローやらもう1着の長袖の上着を詰める。
このバックは途中で何か買った時のために極力スカスカにしておく。

機内持ち込みするキャリーは布製だ。
何と言っても軽い。
私は5〜7キロ程度しか持ち上げられないし、とにかくサッと持って走れない荷物は持たない。
(35年前、ヒースローで大きなスーツケースを持って行ったがために白タクの強引な勧誘から逃げられず、ぼったくられた苦い記憶があるのでね。スーツケースを運んであげよう、と言う人には善意と悪意の2通りある。手助けしてあげよう、と思われないのが一番なのだ)

キャリーに化粧品だの着替えだのを詰めたが、結局セーターよりベストが重宝したし、薄手のヒートテックの重ね着がとにかく万能だった。最後まで使わなかった服もあるので次はもっと軽装で行けるだろう。
服は圧縮袋を使うのが鉄則。
薬も化粧品も、とにかく日数分を小分けにして詰める。
……いざと言う時全部捨てて逃げても構わないかどうか、自分と相談しながらパッキング(笑)

さて、出発だ。

……しかし、私は朝が弱い。
羽田を8:50AMに発つ便だと、6:00くらいには空港にいなくてはならない…
と言うわけで、前泊することにした。

日本のビジホは何でこんなに綺麗で安いんだ。
京急線沿線の東横インを利用。
専用バストイレ付き、ナイトウエアの貸し出しあり(日本ではほぼ当たり前)
4:45の朝っぱらから羽田まで無料のシャトルバスも出してくれるし、5:30から軽食も出してくれるし、その上宿泊料が安い……

£1/187円で、£50以下の宿でこのクオリティのものは、ロンドンには無い。
泣けてくる。
ありがとう東横イン。

ちなみにロンドンで日本のちょっと良いホテルと同レベルのクオリティのとこ(ヒルトンだのシェラトンだの)に泊まろうと思ったら、日本のヒルトンシェラトンの数倍料金がかかる。
今回、ロンドンではB&BとMixBしか利用しない。
地方のホテルだけ奮発して、一泊4万くらいの「ポツンと一軒家農場」に泊まる予定だ(笑)


さて、東横インから明け方の羽田へ。
無料シャトルバスで送ってもらう。
ちなみに今は24時間前からオンラインチェックインが出来るので、24時間前に座席争奪戦に参加…したかったのだが、一人旅でトイレに立つ度エクスキューズミーを繰り返すのが面倒だったから、チェックイン前に有料で座席指定をしておいた。
座席指定は、するなら数ヶ月前が吉。だんだん料金上がるからね。


BA008 08:50HND-LHR15:45

余談だが
羽田T3って異国情緒半端ないな。
日本なのに日本じゃないみたいだ。
どこか知らないアジアの国に迷い込んだかと思う…
電光掲示板は言語が切り替わるから少し待っていれば読める言葉が出てくるが、書き文字の看板標識や表示が、英語でも日本語でもなく私には読めないアジアの言葉とどうにかピクトグラムだけ、なのは勘弁して欲しい。

小江戸情緒たっぷりの羽田日本橋も、他所の国から見ると日本はあんなイメージなのだな。
何と言うか……私は苦手。
個人的にはいつも国内線のANAで使うT2が好きである。まぁ完全に好みの問題(笑)

33年前は成田からBAだった。
当時もポンド高だったが、確か160円台だった記憶がある。
今回と同じくらいの料金でビジネスクラスが取れた。しかもアップグレードされてファーストへ案内された(当時は母の知り合いのシェラトンの支配人がチケットを取ってくれたのだ。空いていたらヒョイとファーストクラスへ連れて行ってもらえた。宿もレイルパスもその知り合いがセッティングしてくれた。今はもう、母もその知り合いも鬼籍に入って久しい…)

さて今回は何もツテのない一人旅。笑

次回はBAの空の旅から続けることにする。

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