【学校を変えようの話】管理職の選考方法に問題があると思う.

神戸の話もなんだけど,結局管理職次第のところは多分にあると思う.
で,何でわけのわからない管理職が出てくるかっていうと,これ,日本の受験構造が要因のひとつじゃないかと思ってて.
つまり,高校もだけど,大学にしても教員採用試験にしても,受かるまでは必死で努力して勉強するじゃないですか.でも,「合格」してしまった後って,そんなに勉強しないでしょ,多くの人は.
管理職試験も同じ構造で,受かるまでは必死で勉強するんだけど,「合格=管理職になる」がゴールになってしまってるので,その椅子におさまった人はたいして努力しないんでしょうね.
で,教頭に受かった人は受かった人で,「中間管理職である教頭でこんなに苦労したんだから何が何でも校長にならないと割があわねぇ」とか思っちゃう人が居るから,負の連鎖.校長になることが目的化しちゃってる場合があるんでしょうね.
いや,勿論そうじゃない人の方が多いと思うんですが,と信じたいのですが,でも東須磨の前校長の様に「執務が沢山あって校長室にこもってました,だからいじめに気付けませんでした」みたいなことを本気でいう人が一定の数いるわけだなぁ,と思わざるを得ないですよね.
校長になるのがゴールになってる人に校長が務まるわけがないんでね.
子どもを,教員をどう伸ばしていくか,子どもの,教員の自己実現をどう支えていくかって常に考えてる人だけが校長の椅子に座る資格があって,それは資格があるだけで,実際にできているかどうかを常にチェックする機能が必要でしょう.でも,そういうシステマチックにすると結局監視かってことになるので,校長自身がモチベーションあげて自分の理想の学校づくりに邁進できる様なことを考えるべきです.
何でこんなこと教育委員会は分かんないのって若い時からずっと思ってるけど,まぁ分かんない人がやってるからだろうな,と.
長くなってきたけど,要は日本型の受験システムやめて,受かった後に自己実現に向かって前向きに努力できる様に,先ずは管理職試験をチェンジしようよ,ということです.
そろそろ県教委も変わったらって思います.

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