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あの日の新聞.

先日,勤務校で,阪神・淡路大震災の犠牲者を悼み,これからの減災・防災について考える「メモリアル集会」が行われました.子どもは勿論のこと,教員も保護者もリアルで体験した(体験を共有した)世代がどんどん減っていく中で,「あの地震」をどの様に捉え,自分事・私たち事として学び,引き継いでいくのかを考えさせられました.
当時,但馬に居たわしは「神戸新聞」をとっていて,これは記録として残しておかにゃならんと思い,1月17日からとりあえず3月末までは保存しとこうかと思い,そのまま26年間持ち続けています.
日々自分のことばかり考えているわしも,この時期が近づくと,自分に出来ることって何やろと思いながら過ごします.

今年は,担当ではなかったのですが,当時の新聞を校内に掲示してみようかと思い,自分の教室の近くにミニコーナーをつくりました.何か伝えられることはないやろか,子どもたちの心にフックとなる様なことが出来ないやろか,と思います.
1月17日当日の新聞と,それ以降の新聞の違いは一目瞭然ですが,当時の混乱ぶりが今でも蘇ります.また,そんな中,新聞を発行し続けて下さった神戸新聞社の報道者としての誇りと意地に,頭が下がります.

明日,1.17,です.

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