課題:丸亀商店街の活性化案 〜都市計画プロフェッショナルCチーム〜 取り組み記録#1
北九州から戻り、日常にもどりつつあるのですが、やることたくさん。見なきゃいけない動画や読むべき本も積読がどんどん高くなっていく。
実際の仕事の締め切り案件も重なり、ペースをあげていくためにも外の目を利用していきます。とうことで、経過を報告しつつ。
丸亀商店街の課題把握
高松市の丸亀商店街に関する講師である熊さんの動画を改めて見直しました。成功事例とされている商店街の取り組みについて、地元や事業者側の視点から内情を聞いてみると、うまくいっている部分とそうでない部分があり、結果的には現在利益を生み出していない状況など厳しい部分が理解できました。
ここからは、このあと触れる都市経営分析として、定量的な都市の状況把握を試みます。
現状分析の必要性
今後、高松市の丸亀商店街D地区の開発計画を考えるにあたっては、現状分析が必要です。具体的には、どの店舗が営業しているのか、周辺街区との関係性、特に両隣の地区の流れをまず押さえる必要があります。また、コロナ以降の商店街全体の勢いをしっかりと把握することが重要です。
ネット上で行政から出されている統計情報や総合計画などから、とりあえずGoogleマップでストリートビューを見たりしたが、遠隔でわかることはテキストベースかなと感じているところです。
都市経営分析
都市経営に関する分析では、都市経営課題と資源を見つけ、その課題を解決するか、資源を活かすことが重要です。これらは目標ではなく、目的を明確にすることが求められます。現状の課題としては、売上の低下、人通りの減少、魅力的な店舗がA地区に移ってしまったことで商店街のバランスが悪くなっている点が挙げられます。
今回のプロスクールのC班のコーチである洞口さんが理事長を務めるNPO法人自治経営に動画あるので、そこで学び中です。
こちらに端的にまとめられています。
目的:何のために何をやるか
戦略:目標を達成するための手段の集合体
目標:戦略の各手段ごとの具体的目標
戦術:各目標を達成するための実践的手段
繰り返しになるが、現状を把握として、都市経営課題の発掘と地域の経営資源の発掘。ここから課題解決のために何をするか、あるいは経営資源を活用して何をするか、目的が明確になります。
まだ何も調査には入っていないのですが、
都市の特性の把握、交通量調査、昼夜間人口、人口の推移、産業分析、地域資源分析など、やること盛り沢山です。
知らない土地のことをどこまでリモートで調べられるか、やってみないとわからないですが、ネット上に公開されている行政の情報やRESUSなどを活用していきます。
とりあえず、来週のチーム内のミーティングまでは、やるべきこと(調査事項)のtodoといつまでにというスケジュールをきって、線表におとすぐらいのことはやりたいと思います。
素の状態で経営資源予測
経営資源としては、高松市美術館が近くにあり、文教地区としてのポジショニングができる可能性があります。また、海に近い立地のため、海側からの客層のニーズを把握できれば、新たな可能性が広がるかもしれません。
仮説としては、D街区はファミリー&カジュアル街というコンセプトが残っているなら、
地元住民(30〜60代のファミリー層、高齢者層)
ターゲット理由: 地元住民が商店街の基盤として重要。特にファミリー層や高齢者層が商店街を日常的に利用することで、安定した消費が期待できる。
アプローチ: 地元特産品を活用した食のイベントや、地産地消型の店舗を通じて、地元の消費を促進。バリアフリー化や耐震化を進め、高齢者にも優しい商店街を構築。
若年層(20〜30代のクリエイター、起業家)
ターゲット理由: 商店街の活性化に必要なクリエイティブなビジネスを推進する若年層を取り込むことが重要。
アプローチ: 空き店舗をリノベーションし、シェアスペースやポップアップショップを提供。SNSやデジタルプロモーションを活用して、若者にとって魅力的なコンテンツを提供。
と、ChatGPTが教えてくれるような優等生的回答をあたまにおきつつ、もとに戻って課題と資源を把握します。